GT300(GT2)編!

欧州車販売の外国屋スカイライン 石橋義三選手

出典:https://twitter.com/

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1994年からの2年間にわたってGT2クラスに参戦した外国屋スカイライン。

初年度は惜しくもランキング2位となりますが、2年目の1995年は見事シリーズチャンピオンを獲得。

ちなみに、外国屋スカイラインの車両自体は、元々グループAで活躍したカルソニックスカイラインを転用したマシンとのこと。

この年のGT2クラスにはDTMから転用されたBMW M3や993型に進化したポルシェも参戦していましたが、その状況の中でも2世代前のR31型スカイラインでシリーズチャンピオンを獲得した石橋義三選手のドライビングは驚異的です。

 

 

RE雨宮 SuperG RX7 竹内浩典/松本晴彦 組

出典:http://www.re-amemiya.co.jp/

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1995年から参戦をスタートしたRE雨宮のRX-7。

第2戦以降の5戦に出場し、予選ではポールポジション3回、2位が2回という抜群の速さを見せつけました。

決勝は優勝2回、2位が1回でシリーズランキング2位を獲得!

この頃に搭載していたエンジンは13B(2ローター)の自然吸気で約300馬力を発生。

車体カラーもまだお馴染みのイエローではありませんでした。

 

Castrol RX7 深沢寿裕/長嶋正明 組

出典:http://www.rx7.net.nz/fd_gt.html

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RX-7をもう1台!

1997年に登場したカストロールカラーのRX-7です。

特に目立った戦績を収めたわけではありませんが、とても印象に残っています。

シーズン途中までは2ローターの13Bエンジンを搭載していましたが、RE雨宮に倣って第4戦富士から3ローターの20Bエンジンに換装。

ちなみにRE雨宮の20Bはユーノスコスモのエンジンを改造したものであるが、カストロールRX7の20Bは元々マツダでGC用として開発された別物である。

 

東京科芸専:REロードスター 野上敏彦/細野智行 組

出典:http://clubroadster.net/vb_forum/16-general-automotive-chat/1962-doep-sh-tzzz-483.html

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1997年の第4戦・第6戦・オールスターに参戦したロータリーエンジン搭載のロードスターです。

東京科学芸術専門学校の実習も兼ねての参戦となっており、かなりの低予算で製作されています。

なんと開発費は500万円程度だとか。

比較的お手軽だと言われている現在のGT3車両でも3000万円以上しますので、90年代ならではの低コストマシンと言えるでしょう。

 

ウェッズスポーツ セリカ 織戸学/マッシミリアーノ・アンジェレリ 組

出典:http://www.6gc.net/forums/lofiversion/index.php?t11693.html

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1998年の第4戦から参戦を開始したレーシングプロジェクトバンドウのST205セリカ。

JTCC時代のトヨタ・エクシヴから主要コンポーネンツを受け継ぎ、2リッター直列4気筒自然吸気エンジンを搭載。

セリカというと4WDのイメージしかありませんが、JGTC参戦車はFFとなっています。

シーズン途中からの参戦にも関わらず、連続表彰台獲得でランキング2位!

翌年には初優勝を果たす等、GT300に無くてはならない存在でした。

 

イエローマジックF355GT 井上隆智穂/高橋毅 組

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/mobilwbp/32772309.html

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1998年と1999年にスポット参戦したフェラーリF355。

1999年には元F1ドライバーの”タキ井上”こと井上隆智穂選手が搭乗しました。

なお、同チームは2000年のデイトナ24時間レースにも参戦しています。

 

BOMEX ポイントS カローラ 佐々木博/鈴木守 組

出典:https://twitter.com/

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プライベーターらしい1台、AE101レビンをベースとしたGTマシンです。

2リッター直列4気筒自然吸気の3Sエンジンを搭載し、2000年の第4戦富士にエントリーしました。

残念ながら予選落ち扱いとなってしまい、決勝には出場ならず。

なんともマニアック…。

 

BOSSベルノ東海AR NSX 高橋一穂/渡辺明 組

出典:http://www.hondacars-tokai.com/racing/report/20020825/

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2002年から本格参戦を開始したベルノ東海ドリーム28のNSX。

このマシンは1999年のGT500クラスに参戦したNSX-GTをベースとしており、エンジンを戸田レーシングがチューンしたC32Bに換装しています。

型落ちとはいえ、GT500譲りの高いコーナリング性能を武器として予選ではポールポジション1回、2位を1回獲得。

 

まとめ

出典:https://www.youtube.com

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調べるほどにプライベートチームはマシンのバリエーションが豊富ですね!

速いか遅いかは別問題として、どのマシンもとにかく魅力的です。

打倒ワークスを掲げて戦ったマシンたちは、ドライバーやメカニックの汗と涙の結晶とも言えるかもしれません。

今回ご紹介出来なかったマシンも含めて、みなさんの記憶に残る懐かしのプライベーターはどんなマシンですか?

 

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