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フルチューンマシンによるバトルが魅力!GT300クラスの前身、JSSことジャパン・スーパースポーツ・セダンレースを知っていますか?

グループ5規定で争われていたスーパーシルエットレースを引き継ぎ、1984年から1993年まで開催されていたレース、ジャパン・スーパースポーツ・セダンレース、通称JSSを知っていますか?F2やF3000、JSPC、GCなどのサポートレースとして開催されたこのレース、改造範囲はほぼ無制限、フルチューンされたやりたい放題のマシンが、コース上で常にアツいバトルを繰り広げていました。あの”ドリキン”こと土屋圭市選手も参戦しており、現在のGT300クラスの前身となったレースをご紹介します。

出典:https://www.youtube.com/

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スカイラインGTS-R vs RX-7(FC3S)のバトルは、今でも手に汗握る名バトル!

JSSとは

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JSSこと、ジャパン・スーパースポーツ・セダンレース(Japan Supersport Sedan race)は、1984年から1992年まで、主に富士スピードウェイで開催されていたレース。

富士グランチャンピオンレースのサポートレースとしてスタートし、後にはF2やF3000などのフォーミュラレースや、JSPC(全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権)などのサポートレースとしても開催されました。

市販車ベースのマシンを使用して行われるも、改造範囲はほぼ無制限。

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エンジンは、過給機換算(ターボ搭載車は排気量×1.5)した上で、DOHCは3500cc、SOHCは4000cc、ロータリーはレシプロ換算で3000ccまで(開催年によってペリフェラルポート仕様可)という排気量制限と、若干の吸気制限はありましたが、ほとんどやりたい放題。

※85年当時はロータリーエンジンのレシプロ換算は排気量×1.7だったため、13Bはターボ搭載不可でした。

むしろ、フロントやリアのスポイラー、オーバーフェンダーは装着義務があるほどで、過激な見た目で中身もフルチューンのマシンがコース上で激しいバトルを繰り広げる魅力的なバトルでした。

実際、グループA規定で行われていた全日本ツーリングカー選手権(JTC)よりもロー&ワイドなマシンが多く、その見た目は現代のGTマシンのよう。

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RE雨宮や東名、千葉レーシングなどをはじめとしたプライベーターも非常に多く参戦しており、参加型かつ、”チューニングカー”によるレースという側面を持っていたとも言えるでしょう。

1993年にJTCが終了し、JTCC(4ドアセダンボディのツーリングカーによるレース)が開催されると、R32GT-RなどのグループA車両は参戦する先がなく、その再活用先としてJGTC(全日本GT選手権)がスタートし、JSSはJGTCと同時開催に。

1993年のJGTC(出典:http://en.wheelsage.org)

1993年のJGTC(出典:http://en.wheelsage.org)

その翌年である1994年、本格的なスタートを切ったJGTCに、JSSというレース自体が編入されるような形で発展的解消として消滅しました。

そのため、初期JGTCのGT2クラス(現在のGT300クラス)には、RX-7やスカイラインGTS-Rが多く、これらのマシンの多くはJSSにルーツを持つ車両だったとのことです。

 

主な参戦車両

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JSS初期は日産シルビアターボ(S12)や、マツダサバンナRX-7(SA22C)等がメインで参戦していました。

後期になってくると、日産スカイライン(DR30、HR31)や、マツダサバンナRX-7(FC3S)が大半を占めるように。

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上記以外には、トヨタ・ソアラや、カローラレビン・スプリンタートレノ(AE86)なども参戦していましたが、レギュラーとしての参戦は少なく、基本は日産対マツダの対決に。

特に、スカイラインと、RX-7のバトルは、往年のハコスカGT-RvsサバンナRX-3を彷彿とさせ、当時のモータースポーツファンの目をくぎ付けにしていました。

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2リッターターボツインカムエンジン(RB20DET)を搭載するスカイラインは、フルチューンにより450馬力前後のパワーが出ていたと言われていますが、対するRX-7は排気量制限によってターボ搭載が不可。

13Bロータリーエンジンをペリフェラルポート加工をするもNAのため、350馬力前後しかパワーは出ていませんでした。

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しかし、車両重量は950kgと軽く、コーナーではスカイラインをオーバーテイクするシーンも。

まるでクラス違いのような加速をするスカイラインと、それを追い詰めるRX-7という光景も、このレースの魅力のひとつだったと言えるでしょう。

 

参加していたドライバーは、もはやレジェンドクラス。

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大人気レースであったJSSは、参戦していたドライバーもそうそうたる顔ぶれ。

現在はレジェンドとなっているようなドライバーも、若手やベテランとして非常に多く参戦していました。

開催初期であれば、「インパルシルビアターボ」に乗っていたのは日産三羽カラスと言われた北野元さん。

「タフチューンリミットシルビア」を、ドライブしたのは同じく日産追浜ワークスの都平健二さん。

俳優の岩城滉一さんも「ムサシノ-RRCシルビアターボ」を駆って参戦しています。

また、JSSは富士フレッシュマンと並んで当時は若手の登竜門的なレースの側面も持っており、山路慎一さんや近藤真彦さんなども当時若手として参戦。

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そして、このレースで特に注目されていたのは”ドリキン”こと土屋圭市選手。

「グレーサーオートジャパンソアラ」「アウトブレーズファインRX-7(RSファインRX-7)」などを駆り、大健闘。

グレーサーオートジャパンソアラ(出典:https://www.youtube.com/)

グレーサーオートジャパンソアラ(出典:https://www.youtube.com/)

ソアラではなかなか成績は奮いませんでしたが、サバンナRX-7では、パワーに勝るスカイラインにストレートで何度も抜かれるもコーナーで再度オーバーテイク。

RX-7では厳しいと思われていたJSSでも安定して表彰台に上り、雨のレースでは圧倒的な差をつけて優勝するといった強さをみせ、大人気を誇るドライバーでした。

 

そんなJSS、いったいどんなレースだったのか?

土屋圭市選手が雨の富士で魅せた神がかったレースとは?

次のページでは、当時を振り返れる貴重な映像をご紹介します!

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Writer Introduction
ヤマト

音楽・クルマ・バイクを愛する自由人(2X歳)!好きなこと以外やりたくないからこそMotorzでライターになり、日々たくさんの資料と格闘しながら執筆しています。 スゴい!面白い!やってみたい!を合言葉に、楽しさが伝えられるような記事を書いていきますよ~!愛車はFC!愛機はGreco!野望はでっかく東京ドーム!を、バイクで走りたいです。https://www.facebook.com/yamato.suzuki.395

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