ST-4:シリーズ屈指の超激戦区は86同士の一騎打ちに!

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

全クラスの中でも最も多い20台以上がエントリーし、毎回チェッカーまで目が離せない白熱のバトルが繰り広げられているST-4クラス。前回の富士では9時間耐久でチェッカーを受けた時の1位と2位の差が、たったの0.7秒差。耐久レースなのに常にスプリントバトルをしているような接戦となっています。

そんな中、ランキング首位を快走しているのはNo.13ENDLESS・ADVAN・86。4戦3勝という好成績もあって、最大のライバルであるNo.86TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86に13ポイント差をつけている。

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

しかし、追いかける86号車も諦めてはおらず、岡山の予選ではアタックを担当した松井孝充、井口卓人の2人ともが1分42秒台を記録。2位以下に0.8秒もの大差をつけてポールポジションを奪取しました。。

一方の13号車はタイムが伸びず7番手スタート。確実に最終戦オートポリスまでもつれると思われている両者の争いですが、その一つ前の岡山でどんなレースができるのか?明日はグループ2単体でレースが行われるので、ぜひ注目したいところですね!

 

ST-5:デミオvsフィット、わずか0.5ポイント差と白熱の争いに!

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

そしてST-5クラス。実はポイント差だけをみると、ここが一番の激戦となっています。

4戦目を終えての首位No.17DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-Dは69.5ポイント。対するNo.69BRP★J’SRACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFITは69.0ポイント。

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

そう、たったの0.5ポイントしか差がないのです!

予選でも、1ポイントでも、ひとつでも上のグリッドを目指しどのクラスにも負けないくらいの緊張感が漂っていました。

今日の予選結果は69号車がクラス2番手、17号車がクラス7番手と明暗が分かれましたが、明日はグループ1がいない中でのレースとなるだけに、予想不可能な展開が待ち受けていそうです。

さらに後続もポイントが詰まっており、3位No.19BRP★J’SRACINGホンダカーズ三重北FITが52.0ポイント。4位のホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FITが49.5ポイントと続いている状況。

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

そして、ランキング5位でトップから21.5ポイント差につけているNo.88村上モータースMAZDAロードスターNDがダントツでポールポジションを獲得。ここで優勝できれば、まだまだチャンピオンへの望みもつなぐことができます。

確実に最終戦勝負となるST-5クラス。普段は上位クラスの陰に隠れていますが、実は今一番アツいバトルが繰り広げられているクラスでもあるのです!

 

まとめ

おそらく、今回の岡山戦でチャンピオンが決まるクラスも出てくるでしょうし、最終戦勝負となるところも多いと思います。

ただ、確実に言えることは、国内外の様々なカテゴリーでもチャンピオン争いの行方が気になる頃ですが、スーパー耐久も他に負けず、とても面白い展開になっています。

どのクラスも、見逃せませんよ!