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【連載】新年のスタートとともに始まるモータースポーツ、ダカールラリーを知っていますか?

F1にWRCにWEC、インディカー、MotoGP、スーパーGTにスーパーフォーミュラ…。その他にも数々の人気レースやラリーが閉幕し、モータースポーツにとって淋しい淋しいオフシーズンの冬がやって参りました。しかし、悲しむことなかれ!モータースポーツが恋しくて仕方ないモタスポファンの皆さんに朗報です。今回は、真冬にこそ盛り上がれるとっておきのラリー「ダカールラリー」をご紹介します!!

©日野自動車

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ダカールラリーってどんな競技?「パリダカ」とは違うの?

©日野自動車

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史上最低の完走率、20.5%を記録したこともある「ダカールラリー」。

少し前までは「パリダカ」という愛称で呼ばれていたので、そちらでピンと来る方も多いでしょう。

…ん?少し前までは??と思ったあなた、そうなんです。

実は現在は「パリダカ」ではないんです。

ダカールラリーは今も昔も国を跨いで進んで行く競技なのですが、「パリダカ」の愛称で親しまれていた第1回大会から2001年までは、基本的にフランスの首都「パリ」がスタート地点、セネガルの首都「ダカール」がゴール地点となっていたので、その頭文字を取って「パリダカ」と呼ばれていました。

しかし、情勢の変化に伴い、出発地点がパリでなくなったり、テロの影響など治安が悪化し、2008年大会は開幕前日に開催が全面中止されるという前代未聞の事態となりました。

翌2009年大会からはテロの脅威から逃れられること、そして「パリダカ」の特徴であった砂漠などの難しいコースの条件を満たしているという理由から南米に舞台を移し、今日に至ります。

開催地が南米なので当然今は「ダカール」を通ることもないのですがその名称だけが残り、現在は「ダカールラリー」またはシンプルに「ダカール」などと呼ばれることが多いようです。

 

カテゴリーは全部で3つ!気になる開催日程は?

©日野自動車

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ダカールラリーは、大きくは3つのカテゴリーに分かれています。

出典:http://www.dakar.com/

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1つ目は「オート」と呼ばれる「乗用車部門」。

トヨタのVDJ200(ランドクルーザー)などのSUVがメインで、国内メーカーでは日産や三菱も参戦しています。

 

出典:http://www.dakar.com/

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2つ目は「モト」と呼ばれる「オートバイ部門」。

日本のメーカーは、ホンダのCRF450や、ヤマハWR450F、カワサキKXF450等がしのぎを削ります。

 

©日野自動車

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そして3つ目が「カミオン」と呼ばれる「トラック部門」です。

イベントなどで目にする機会も多い、日野自動車の日野レンジャーが頂点を目指します。

その中で更にクラス分けもされています。

これまでにも日本から様々なトップドライバーやライダーがチャレンジして来ましたが、クラス優勝はおろか、各部門で優勝するのは大変難しいことでした。

そもそも前項目にも記載した通り、まずは完走することが課題となるラリーだからです。

通常、WRCや全日本ラリーなどのラリーは事前にコースが知らされ、下見などをすることが出来ますが、このダカールラリーは前日の夜に翌日分のコース図を渡され、翌朝にはそのコース図だけを頼りに一度も見たことも行ったことのない場所を走らなければならないのです。

それも、きちんと舗装された走りやすい道ではなく、砂漠の中や標高4000mを超えるような過酷なコースばかり!!

©日野自動車

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そして無事にその日の行程を走破出来た者だけが、翌日分のコース図を手に入れられるという仕組みです。

日常では考えられないような道なき道を、1分1秒を争いながら駆け抜けていくという死と隣り合わせの緊張感も、ダカールラリーの大きな魅力のひとつと言えます。
また、ダカールラリーは開催期間が約2週間ととても長いです。

出典:http://www.dakar.com/

ダカールラリーのルート(出典:http://www.dakar.com/)

2017年は元旦にパラグアイのアスンシオンにてスタートセレモニーがあり、2日から早速ステージ1がスタート!

8日に休息日が設けられていますが、基本的に毎日1ステージずつ進んで行き、14日に最後のステージ12が終了、アルゼンチンのブエノスアイレスにてゴールセレモニーが行われます。

 

2017年大会のコースは?日本人ドライバー、ライダーは参戦してるの??

©日野自動車

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そんなダカールラリーですが、毎年南米の中でも通過する国が少しずつ違っています。

アルゼンチン、ボリビア、チリ辺りのルートが多かったのですが、今年はパラグアイ、ボリビア、アルゼンチンが開催地となります。

今までとはまた違った場所での開催となり、気候や地形も変わるため、今年はどんな争いが繰り広げられるのか期待がかかります!

さて、そんな過酷なステージにチャレンジする猛者の中に日本人がいるのは皆さんご存知でしょうか?

 

出典:https://www.youtube.com

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まずはチームランドクルーザー トヨタオートボデーからオート部門に参戦する三浦 昂 選手!!

実は会社員をしながらドライバーとしても活躍しているという三浦選手は、助手席に乗ってナビゲーターを務めるコ・ドライバーのローラン・リシトロイシター選手と共にこの厳しいバトルを戦い抜きます。

 

出典:https://www.facebook.com/shaun.kazama/

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ライダーとしてモト部門に参戦するのは、俳優としても活躍中の風間晋之介選手!

実のお父様でありチーム風間代表の風間深志氏と共に、世界に初挑戦します。

 

©日野自動車

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そして、日野チームスガワラよりカミオン部門に参戦するのが菅原義正選手、菅原照仁選手です!!

コ・ドライバーは、義正選手がドライバーを務める1号車は高橋貢選手が、照仁選手のドライブする2号車は杉浦博之選手が担当します。

菅原義正選手と菅原照仁選手は名字からお分かり頂ける通り実の親子で、お父様の義正選手はダカールラリーにまつわる数々のギネス世界記録を持つほどの有名人です!

また、照仁選手は現在クラス7連覇で記録を更新中!!

正に飛ぶ鳥を落とす勢いで攻め続ける姿勢は勇猛で、見る人を圧倒します。

同じ日本人としてこのような歴史あるラリーに日本人が多数参戦していることは大変誇らしく、応援にも熱が入りますね!

 

まとめ

©日野自動車

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約2週間にわたって行われるダカールラリー2017。

いかに過酷な競技であるか、お分かり頂けましたでしょうか?
そして、皆さんに朗報です!

何と、日野チームスガワラの菅原義正選手、菅原照仁選手に、Motorz独占インタビューをさせて頂くことが出来ました!!

75歳にして現役ドライバーとして輝き続ける菅原義正選手、そしてそんな父の背中を追い続ける菅原照仁選手の強さの秘密に迫ります。

かなり貴重なお話しも頂けましたので、次回は日野チームスガワラ特集をお届けしますね!
それでは次回もどうぞお楽しみに!!

 

Writer Introduction
asuka_yuikawa

結川愛寿加(ゆいかわあすか)。大学在学中よりフリーアナウンサーとしての活動を始め、TVやラジオなどのMCやレポーター、パーソナリティを務める。2006年より自身が企画・プロデュースするモータースポーツ番組のメインパーソナリティとして出演。以降、国内レースのみならずF1日本GPやMotoGP 日本GPにプレスとして参加するなど、モータースポーツジャーナリストとしても活動の幅を広げている。今シーズンはスーパーGTに、SUBARUチームMCとしても出演中。http://ameblo.jp/asuka1206/

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