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アナタはどの車で参戦する?アルファロメオチャレンジ参戦ベース車両6選

ラテンの血が騒ぐ!イタリアと言えば、車が2台並べばレースが始まると言われるほどレース大好きが多い国と言われますが、その血がもっともたぎる自動車メーカーの1つとしてアルファロメオの名はかならず上がります。そんなアルファに乗っていてエンジンをギンギンに回したい人なら誰でも参加できるレース!ARC(アルファロメオチャレンジ)には、どんなクルマが参加しているのでしょうか。

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アルファ乗りならいってみよー!アルファロメオチャレンジとは?

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「アルファロメオチャレンジ」とは、アルファロメオ車限定のレースです。

運営しているARCA(アルファロメオチャレンジアソシエーション)の会員になれば参加可能で、入会資格はアルファロメオ車(以下、アルファ)を所有していること。

入会金はたったの2,000円、年会費も3,000円ですから、比較的安易に参加できます。

レースは東北・関東・関西・九州の4地区で数戦ずつ開催され、年末には全国の上位入賞者をメインとした全国統一戦まであります!

レースは大きく、ES30(1989年デビューのSZ)以前の「ヒストリック」と以降の「モデルナ」の2クラスに分かれており、ES30自体はどちらにも参加可能です。

要するにスッドなどもあるものの、基本は後輪駆動メインのアルファ(ヒストリック)と、164以降のフィアット傘下で前輪駆動メインになった時代のアルファ(モデルナ)というわけです。

そんなARCには、どのような車が参加しているのでしょうか?2017年1月29日に筑波サーキットで開催された関東&東北第1戦の参戦車両から追ってみたいと思います。

 

ミト クワドリフォリオヴェルデ

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この白いゼッケン36番のアルファは現在も販売中のホットハッチ「ミト」です。

基本グレードは155馬力の1.4リッターDOHCターボですが、リザルトのType欄に「Mito QV/1.4」とあるので、2010年に追加されたホットバージョンのクワドリフォリオヴェルデでしょう。

エンジンはコンピューター設定と排気系の変更で市販ミト最強の170馬力にパワーアップされたマルチエアエンジンで、6速MTを駆使してガンガン回して走るのが面白い一台ですね。

18インチホイールや電子制御サスペンションも標準装備した、最高のミトです。

モデルナのAR250クラス(Sタイヤ装着可で2~3リッターまたはターボ車)に参戦していました。

ミト:中古車相場(全グレード) 64.8~330.5万円

ミト クワドリフォリオヴェルデ 2010年式

全長×全幅×全高(mm):4,070×1,720×1,465

ホイールベース(mm):2,510

車両重量(kg):1,250

エンジン仕様・型式:940A2 直列4気筒DOHC 16バルブICターボ

総排気量(cc):1,368

最高出力:170ps/5,500rpm

最大トルク:23.5kgm/2,250rpm

トランスミッション:6MT

駆動方式:FF

 

156 2.5V6 24V

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直球の156番ゼッケンはもちろんアルファ156。

おそらくは日本で一番流行ったアルファで、そのスタイルやブランドから人気となり、一時期は街のあちこちで見かけました。

参戦車両は2.5リッターV6エンジン搭載型で、これまた156ではもっとも一般的なタイプです。

2リッターエンジンはアルファ伝統のツインスパークエンジン(ツインプラグエンジン)から、排ガス規制によって直噴エンジンJTS(何と三菱GDI由来の技術)に換装されましたが、至高のV6と言われた2.5リッターV6エンジンは最後まで健在でした。

6速MTを駆使してこれもブン回していたのでしょうか?AR150-2クラス(ラジアルタイヤ装着)に参戦。

ちなみに、156にはSW(スポーツワゴン)もラインナップされており、ワゴンながら軽快な走りが魅力で、アルファロメオチャレンジにも参戦しています。

156:中古車相場(全グレード) 14.8~269万円

156 2.5V6 24V 1998年式

全長×全幅×全高(mm):4,430×1,755×1,415

ホイールベース(mm):2,595

車両重量(kg):1,360

エンジン仕様・型式:V型6気筒DOHC 24バルブ

総排気量(cc):2,492

最高出力:190ps/6,300rpm

最大トルク:22.6kgm/5,000rpm

トランスミッション:6MT

駆動方式:FF

 

GT 2.0JTSセレスピード

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65番ゼッケンのGTは2003年から2010年まで生産していた2ドアノッチバッククーペのGTです。

2リッターモデルのようですから、2.0JTSセレスピードまたはそれらをベースにした限定車でしょう。

166馬力の2リッター直4エンジンを搭載し、グレード名の通り5速セレスピード(シングルクラッチ式2ペダルMT)を組みわせたモデルとなっています。

ラジアルタイヤのAR150-6クラスに参戦していました。

GT:中古車相場(全グレード) 25.8~198万円

GT 2.0JTSセレスピード 2004年式

全長×全幅×全高(mm):4,495×1,765×1,375

ホイールベース(mm):2,595

車両重量(kg):1,360

エンジン仕様・型式:937A1 直列4気筒DOHC 16バルブ

総排気量(cc):1,969

最高出力:166ps/6,400rpm

最大トルク:21.0kgm/3,250rpm

トランスミッション:5速セレスピード

駆動方式:FF

 

147GTA

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2000~2010年に生産していた3 / 5ドアハッチバック車で、その中でもホットモデルのGTAは何と250馬力の3.2リッターV6エンジンを搭載しており、それ以外の147はどれだけチューンしてもノーマルGTAには勝てないと言われる熱いモデルです。

至高のV6と言われたアルファロメオ謹製の「セイ(6)」V6エンジンを搭載した最後のモデルで、軽量ハッチバックボディに大排気量エンジンの組み合わせは日本ですとトヨタ ブレイドマスターを思い浮かべますが、アルファと言われるだけで一味違う印象を受けます。

このゼッケン99番は左ハンドル車で、右ハンドルだと6速セレスピードですが、左ハンドルだと6速MTのサーキット本気仕様になります。

ドライバー、車両ともにサーキットでの実績あるMR300クラス(Sタイヤ装着可で排気量2~3リッター、3.2リッターあるいはターボ車)に参戦しており、格上のSRクラス車両すらチギってレースB・Cで総合優勝していました。

147:中古車相場(全グレード) 9~248万円

147GTA 2004年式

全長×全幅×全高(mm):4,200×1,765×1,430

ホイールベース(mm):2,545

車両重量(kg):1,390

エンジン仕様・型式:V型6気筒DOHC 24バルブ

総排気量(cc):3,179

最高出力:250ps/6,200rpm

最大トルク:30.6kgm/4,800rpm

トランスミッション:6MT

駆動方式:FF

 

155 2.0ツインスパーク16V

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最近は「ヒストリック」での車両参加が見られないようで、レースに参戦しているのはFFの「モデルナ」車両ばかりですが、その中でも古参なのが1992~1997年に生産されていた4ドアセダン155です。

日本ではDTMでの活躍が知られていたほか、1994~1995年にはユニコルセレーシングチームからJTCC(全日本ツーリングカー選手権)にもスポット参戦していました。

この日、参戦していた唯一の155は、2リッターツインスパークエンジンの中でも1995年にマルチバルブ化したツインスパーク16Vで、140馬力から145馬力へとわずかながらパワーアップしています。

イタ車はスペックよりアクセルを踏んでどれだけエンジンが回るのかというところがありますから、細かいスペックはどうでも良いのですが。

155:中古車相場(全グレード) 17.8~398万円

155 スーパー2.0ツインスパーク16V 1996年式

全長×全幅×全高(mm):4,445×1,730×1,440

ホイールベース(mm):2,540

車両重量(kg):1,320

エンジン仕様・型式:直列4気筒DOHC 16バルブ

総排気量(cc):1,969

最高出力:145ps/6,200rpm

最大トルク:19.0kgm/4,000rpm

トランスミッション:5MT

駆動方式:FF

 

まとめ

いかがでしたか?

実際にはアルファロメオ以外にもアバルト124スパイダーなど一部フィアット車も参戦可能なだけではなく、他レース(ETCC)と合わせた他ヨーロッパ車との混走ですが、一番多いのはやはりアルファです。

最近はレーシングコンディションを保てるヒストリックカーが少ないのか比較的新しいマシンが多くなっていますが、それだけ、踏んで楽しめる車が多いという事にもなるのではないでしょうか。

チューニングなどの程度でクラス分けも細分化されており、レース以外にタイムアタックもあるので、まずは一度観戦に行ってみるのもいいかもしれません。

 

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Writer Introduction
兵藤 忠彦

ダイハツ党で、かつてはジムカーナドライバーとしてダイハツチャレンジカップを中心に、全日本ジムカーナにもスポット参戦で出場。 現在はサザンサーキット(宮城県仙台市)を拠点に、主にオーガナイザー(主催者)側の立場からモータースポーツに関わっています。http://dctm.info/

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