Motorz

クルマ・バイクをもっと楽しくするメディア

Motorz

CATEGORYRace, Car

家族全員が楽しめるレース!車よりもドライバーを中心に置いたレース、インタープロトシリーズとは

日本人初のル・マン総合優勝者、関谷正徳氏が中心となり2013年に誕生させた従来のレースシリーズとは全く異なるコンセプトを持つインタープロトシリーズ。5年目の今シーズンからは女性ドライバーだけのレースシリーズ「競争女子!!」も併催され、まだまだ成長を続けています。そんなインタープロトシリーズをご紹介します。

出典:http://interproto.jp/

 

インタープロトシリーズってどんなレース?

 

出典:http://interproto.jp/

 

インタープロトシリーズとは2013年に関谷正徳氏の発案により、「ドライバーの技量のみで争うレース」を実現するためにスタートした完全なるワンメイクレースです。

SuperGTやスーパーフォーミュラに参戦するトップドライバーから、F3に参戦している若手まで実に豪華でバラエティーに富んだドライバーが毎戦「言い訳なし」の激しいガチンコ勝負を繰り広げています。
さらにインタープロトシリーズのもう一つの大きな特徴は、一台のマシンをプロドライバーとジェンルマンドライバーが共有して使うという点です。

この特徴の狙いは、ずばりジェンルマンドライバーのドライビングスキル向上。

プロドライバーがジェンルマンドライバーのコーチ役、さらには見本となっているのです。

これはドライビングスキルの向上にはもってこいの環境ではないでしょうか。

このように、プロアマ共にドライビング技術のみで競うことを意識したシリーズとなっており、関谷正徳氏が生み出した言葉である「ドライビング・コンペティション」が随所に表れているこだわりのレースカテゴリーなのです。

 

「戦わせる」ために生まれたマシンKuruma

 

出典:http://interproto.jp/

 

インタープロトシリーズはこのレースシリーズの為に開発されたオリジナルマシン”Kuruma”で争われており、その随所にドライバー達を「戦わせる」工夫がなされています。

一番大きな工夫は、電子デバイスが一切搭載されていない点で、ABSさえも搭載されていません。

更に現代のレーシングマシンでは当然の装備となっている巨大なリアウィングもないため、富士スピードウェイのようなストレートの長いサーキットでは1コーナーでのブレーキング時の挙動はシビアに表れるそうです。

そして、搭載されているエンジンは、トムスチューンの340馬力を発生する4リッターのV6エンジン。

そのパワーを伝えるトランスミッションには、このマシン唯一の現代的な装備であるパドルシフトが採用されています。

勿論ドライバーの技量が表れるのは昔ながらのHパターンのマニュアルシフトですが、プロドライバーとジェントルマンドライバーがマシンを共有するこのレースではマシンを壊れにくくするという工夫が随所に施されているのです。

 

インタープロトシリーズの魅力

 

出典:http://interproto.jp/

 

インタープロトシリーズの魅力は、何といっても距離が近いことでしょう。

インタープロトが開催される週末はパドックフリーとなり、オープンピットも用意されます。

そのため憧れのレーシングドライバー、迫力のレーシングサウンドを奏でるKuruma、その全てを間近に感じることができるのです。

さらには中々体験する事ができない、プロドライバーが運転するKurumaでの同乗走行や、スーパーカーの同乗、そしてSIGMAレンズの貸出、さらには、お子様向けの様々な体験コーナーなどレース以外でも、老若男女誰でも楽しめるイベントが行われているのもインタープロトシリーズの魅力ではないでしょうか。

 

出典:http://interproto.jp/

 

インタープロト現地観戦の楽しみ方

 

出典:http://interproto.jp/

 

純粋にレース自体も面白いインタープロトシリーズですが、魅力はそれだけではなく、レース初体験の方を現地観戦に連れて行く上では持って来いのイベントなのです。

例えば、通常では入ることのできないピット上のクリスタルルームは女性向けのレディースブースとして解放されており、その中では「レースを観ながら女子力アップ」と題し、ネイルサロンやアクセサリーの販売など車に興味のない女性でも楽しむことができる環境を提供しています。

お子様向けの体験コーナーではメーカー各社が広報車を持ち込み同乗走行を行っている「スーパーカー同乗体験」をはじめ、ラジコンカーの展示や体験、自動車に落書きが出来るコーナー、そして30分で補助輪なしで自転車に乗れるようになる自転車教室など、一日で全てを体験するのは難しいほどのブースが揃っています。

そして何よりパドックフリーであるため、他のレースイベントと比べ選手達との距離も近く、選手同士のパドックでの会話や交流が見ることができることや、記念撮影やサインをもらうチャンスが多いということもインタープロトを現地観戦する醍醐味でしょう。

このように車好きはもちろんのこと、そうでない方やご家族も一日イベントを満喫できる内容が揃っています。

だからこそ、車好きでない友人・知人をつれてサーキットという「イベント会場に遊びに行く」感覚で観戦していただくことが、最もインタープロトシリーズの魅力が味わえる楽しみ方とも言え、本質の部分ともなっているのです。 

そして、一日の終わりにその友人・知人が車やモータースポーツに新たに興味を持ったならば、モータースポーツファンとしては、とても素敵な一日が過ごせたことの証明かと思います。

 

2017年レーススケジュール

第1戦・第2戦 05/13,14 富士スピードウェイ

第3戦・第4戦 09/16,17 富士スピードウェイ

第5戦・第6戦 10/28,29 富士スピードウェイ

第7戦・第8戦 12/02,03 富士スピードウェイ

 

まとめ

 

インタープロトシリーズの魅力は今回取り上げた以外にも数多くあります。

色々調べてみるのも面白いですが、まずは一度サーキットに足を運び、その魅力を感じてもらうのが一番!

前売りチケット等も必要なく、基本的に必要なお金はサーキット入場料と駐車料金のみなので、当日の思い付きでも足を運ぶことができます。

まずは気軽に友人や恋人、家族を誘ってインタープロトシリーズを観に行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

あわせて読みたい

人間中心のモータースポーツを目指す!?インタープロトシリーズを知っていますか?

往年の名レーサーがガチンコ勝負!面白ペナルティ連発のレジェンドカップとは?

人と人の本当のモータースポーツを目指す関谷正徳氏インタビュー|RacerzLife|

Motorzではメールマガジンを始めました!

編集部の裏話が聞けたり、月に一度は抽選でプレゼントがもらえるかも!?

気になった方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みいただくか、以下のフォームからご登録をお願いします!


 

Writer Introduction
Shogo-Nishikawa

地方コミュニティFMのモータースポーツを特集するコーナーでラジオレギュラー出演をしていたことのある現役大学生です。知識だけでなく体験に基づく記事も書いていき、小さな頃から大好きな自動車の魅力を伝え、一人でも多くの車好きを増やせたらと思っています。目指すは喋れるモータージャーナリスト!

車買取.com