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ラリーで勝つためだけに生まれた究極の市販車とは?誰もが憧れたホモロゲーションマシンたちをご紹介します。

「ラリーで勝つためにはどうしたらいいのか・・・」その問いに対する答えとして開発された特別な市販車(ホモロゲーションマシン)たち。モータースポーツファンなら誰もが所有してみたい名車をご紹介します!

出典:https://rallygroupbshrine.org/2016/01/20/discuss-fia-please-bring-back-homologation/

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ホモロゲーションマシンとは?

出典:https://rallygroupbshrine.org/the-group-b-cars/rules-regulations/

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モータースポーツの各カテゴリーにはそれぞれ参戦するための条件が規定されています。

その中でも車両に関するレギュレーションは大変シビアであり、最低生産台数・車体形状・改造範囲などなど、細かく分類することによって性能の均一化を図っているんですね。

特にポテンシャルの大部分をベース車に依存するラリー競技においてはその影響が顕著に表れます。

そのため自動車メーカーはレギュレーションの盲点を探りながら、それぞれの時代で競技に勝てるベース車(市販車)を開発してきたわけです。

時にはレギュレーションに対する帳尻合わせとして製作されたモンスターマシンもありました。

今回はラリー競技頂点であるWRC(世界ラリー選手権)のために開発されたホモロゲーションマシンをご紹介します!

 

まずは日本車から!

Mitsubishi Lancer Evolution

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/

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グループAカテゴリーの設立を機にギャランVR-4でWRCに復帰した三菱自動車ですが、更なる勝利を獲得するため1993年に実戦投入したのがランサーエボリューションです。

2リッター直列4気筒ターボエンジンは250馬力(市販仕様)を発揮し、駆動方式は4WD。

小型なランサーにギャラン譲りのターボエンジンとドライブトレインをインストールしたモデルであり、外見ではボンネットの大きなエアアウトレットや大型のリヤウィングが特徴的。

2500台の限定生産とされていましたが、発売から3日間で完売してしまい、さらに2500台を追加生産しています。

WRC参戦当初はリヤサスペンションの熟成不足によりライバルから大きく後れを取ってしまいましたが、後にエボリューションⅡへと進化し躍進を遂げる事となります。

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/01photo/wrclib.html

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Subaru Impreza WRX

出典:http://www.roadandtrack.com/

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1992年10月に発表された初代インプレッサの高性能モデルである「WRX」。

2リッター水平対向4気筒ターボエンジンは240馬力を発生し、駆動方式は4WDを採用。

ランサーエボリューションが限定生産だったのに対し、インプレッサは通常ラインナップとして生産されました。

このWRXをベースとして、スバルは1993年8月からインプレッサをWRCに実戦投入。

1993年からWRCにおけるベース車両のコンパクト化が始まっており、スバルはレガシィRSの段階から次世代のインプレッサに向けて各種コンポーネントの開発を進めていました。

それが功を奏し、インプレッサはデビュー当初から安定したパフォーマンスを発揮していったのです。

出典:https://en.wheelsage.org/subaru/impreza/18646/pictures/dw1547/

出典:https://en.wheelsage.org/

 

Toyota Celica GT-Four RC

出典:http://classicregister.com/content/affordable-future-classics-80s-and-90s-number-4-toyota-celica-gt-four

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1991年9月にWRCへのホモロゲーションモデルとして発表されたセリカGT-Four RC。

2リッター直列4気筒ターボエンジンは235馬力を発生し、駆動方式は4WD。

ワイド化されたフェンダー、ブレーキサイズ拡大、水冷式インタークーラー、金属製ブレードのターボチャージャー等、GT-Four RC専用のモディファイが施されています。

このモデルをベースとして、トヨタは1992年からST185型セリカをWRCに実戦投入。

セッティングの自由度が大幅に増したことで、1992年はセッティングの迷宮に迷い込んでしまい、期待された結果を残すことができませんでした。

これを踏まえたトヨタは翌年からセリカに細かな改良を加え、1993年・1994年にドライバーズチャンピオンおよびマニュファクチャラーズチャンピオンの2タイトルを獲得しました。

出典:https://jp.pinterest.com/gioklein/toyota/

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まさに究極!モンスター級の外車たち!

Lancia Delta S4 Stradale

出典:http://www.lmpcars.com/20090906/lancia-delta-s4-stradale-2/

出典:http://www.lmpcars.com/

1985年からグループB規定のWRCに参戦したデルタS4のホモロゲーションマシン。

1984年に発表されたストラダーレは、グループB規定の最低生産台数である200台が生産されました。

デルタと名付けられてはいますが全くの別物となっており、ほとんどが専用設計とされています。

ミッドに搭載された1759ccのオールアルミ直列4気筒エンジンにはアバルト製スーパーチャージャーとkkk製ターボチャージャーが装備されており、ストリート仕様ながら250馬力を発生。

駆動方式は当時のトレンドとなっていた4WDを採用。

WRC参戦仕様は最終的に600馬力にまで熟成されました。

デビュー戦でいきなりの1-2フィニッシュを達成する等輝かしい戦績を残しましたが、ランチアワークスで唯一チャンピオンを獲得できなかったマシンとなってしまいます。

この時すでにグループBマシンは人間がコントロールできる範疇を超えていたのではないでしょうか?

1986年にはランチアエースドライバーのヘンリ・トイヴォネンが事故死したことを受け、グループBカテゴリーの廃止が決定します。

出典:http://barbarossa.red/groupb/

出典:https://cochesclasicosdehoy.com/

 

まだまだ続く魅惑のホモロゲーションマシン!

フォードRS200にランチアストラトスも!?続きは2ページ目へ!

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ホーリー

モータースポーツとエリック・クラプトンをこよなく愛する趣味人です。 はるか昔にフォーミュラカーレースへの参戦経歴もありますが、競争することよりもレーシングカーそのものに魅力を感じ、それを多くの自動車ファンに伝えていきたいと考えています。 Motorzを通じて日本の自動車業界が少しでも反映することを願って。。。

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