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一生楽しめるバイク!?ホンダモンキー/ゴリラの魅力って一体なんだ!?

ホンダ モンキーは初代モデルZ50Mが1967年に発売して以来、2017年で50周年となります。小さくて愛くるしいルックスで、ホンダの顔ともいえる原付バイクでしたが2017年の8月に生産終了が発表されました。ここではそんなモンキーや派生モデルのゴリラ・モンキーR・モンキーバハについてご紹介します。

 

ホンダ モンキー 2003

© Honda Motor Co., Ltd.

ホンダ モンキー・ゴリラとは

 

ホンダ モンキー 2016

© Honda Motor Co., Ltd.

 

ホンダ モンキーは、1967年に発売された原付バイクです。

そして今回モンキー以外にご紹介する「ゴリラ」、「モンキーR」、「モンキーバハ」、「モンキーR」は、すべてモンキーの派生モデルとして発売されました。

モンキーの登場は、1961年に開催された「東京モーターショー」で公開された「Z100」が元となっており、ホンダが経営していた「多摩テック」のアトラクション遊具用として生産。

1963年にZ100を公道走行可能なモデルにした「CZ100」が米国に輸出され、レジャーバイクとしてヒット。

1967年から日本で「モンキー」という車名で販売されたのです。

 

モンキーという車名の由来

 

モンキーと名付けた由来に関して、ホンダの公式サイトでは「かわいらしく小さなレジャーバイクのイメージから命名」と説明されていますが、どこかザックリしていてわかりにくいと思いませんか?

他にも、モンキーに乗っているライダーの姿が猿に似ていることや、多摩テックの近隣にある東京都道160号下柚木八王子線「野猿街道」にちなんで名づけられたという説もあり、確定的なネーミングの由来は定かではありません。

 

ゴリラとはどんなバイク?

 

ホンダ ゴリラ 2003

© Honda Motor Co., Ltd.

 

ホンダ ゴリラは1978年8月3日にホンダの姉妹車として登場しました。

基本設計はモンキーとかわりませんが、手動クラッチと4速ミッションを採用し、ガソリンタンクを4Lから9Lまで大きくなっている事が特徴であり、さらに発売当初の年式では前後にキャリアを標準装備、小さなバイクでありながら荷物の積載も考慮されています。

 

モンキーRとはどんなバイク?

 

ホンダ モンキーR 1987

© Honda Motor Co., Ltd.

 

1980年代後半といえばレプリカバイクのブーム。

そんな時期にホンダがNSR50を登場させた1987年、モンキーのスポーツ版となるモンキーRが発売されました。

モンキーのエンジンは最高出力3.1PSでしたが、モンキーRのエンジンでは4.5PSまでパワーアップを果たし、ツインスパーフレームとアルミ合金スポークの軽量コムスターホイール、さらにはフロントに油圧ディスクブレーキを搭載。

タンクやシートもレプリカバイクを意識したデザインへと変更されています。

 

 

1988年にはモンキーRのデュアルパーパス仕様である、モンキーRTが発売されました。

ハンドルをアップタイプ、ステップ位置を前寄り、フロントフェンダーをアップタイプにし、ブロックパターンのタイヤ、リアキャリアを装備。

モンキーRのスポーツ性と快適性は損なわず、悪路での走破性向上などオールラウンダーで楽しめるバイクとなっています。

 

モンキーバハとはどんなバイク?

 

ホンダ モンキーBAJA 1992

© Honda Motor Co., Ltd.

 

1991年にモンキーのオフロードモデル・モンキーバハは発売されました。

オフロードモデルといっても、エンデューロ走行車のXR500R(1983~1984年)、XR600R(1985~2000年)をそのまま小さくしたようなデザインで、特にデュアルヘッドランプが印象的なモデル。

また、エンジンはオートカムチェーンテンショナーやバッテリーレス電装が採用され、オフロード車専用のセッティングも施されていました。

 

ホンダ モンキー・ゴリラの魅力

 

 

ホンダ モンキーはリッターバイクを愛車とする大型二輪運転免許保有者も、セカンドバイクとして所有していたりと人気は根強く、オーナーはレースや街乗り、ツーリングなど、大型バイクでは味わえない楽しさを満喫しています。

バイクのベテランも虜にするモンキーやゴリラの魅力は、国産バイクのなかではかなり小さい車両でありながら、バイクとしての基本的な作り損なわず、50ccバイクの中でも高性能である点や、デザインの愛くるしい可愛さとベーシックなバイクとしてのかっこよさを両立したスタイルではないでしょうか。

 

ホンダ モンキー カスタム

photo by Mr Hicks46

 

そしてモンキー・ゴリラは分解や修理が簡単で、バイク初心者でも理解しやすい構造であるため、バイクカスタムの入門として最適であり、多くのカスタムパーツが販売されていてベテランライダーもカスタムを楽しんでいる方が多い1台。

かっこよさとイジりやすい車体設計、そしてカスタムをする楽しさがモンキーやゴリラの魅力なのです。

 

モータースポーツでホンダ モンキー・ゴリラの活躍

 

https://www.instagram.com/p/BFIjLxNyR3Q/?tagged=de%E8%80%90

 

ここ数年、4ストミニバイクレースが各地のサーキットで行われており、ツインリンクもてぎで開催される4ストミニバイクレースの大イベント「DE耐!」には、毎年150台以上の車両と1,000人近いライダーがエントリーします。

そして現在もホンダ グロムやカワサキ Z125など新しい4ストミニバイクが登場し、強敵なライバル車が多い中でも、モンキーやゴリラで互角に争う方は少なくありません。

モンキーやゴリラのノーマル状態からは想像もつかないほど改造された車両で参戦している方も多く、高性能に仕上げることができるチューニングパーツがたくさん販売されているため、勝てるバイクに仕上げることが可能なのも魅力の一つであり、オーナーがそれぞれ思い思いに楽しんでいるようです。

 

ホンダ モンキー・ゴリラ・モンキーR・モンキーバハのスペック

 

 

ホンダ モンキー リミテッド 2012

© Honda Motor Co., Ltd.

 

モンキー
[2017年式]
ゴリラ
[2007年式]
モンキーR
[1987年式]
モンキーバハ
[1992年式]
型式 JBH-AB27 BA-AB27 A-AB22 A-Z50J
全長×全幅×全長(mm) 1,365×600×850 1,365×625×880 1,510×610×800 1,330×735×875
シート高 600 660 650 575
乾燥重量(kg) 68 62 67 55
エンジン形式 AB28E AB27E AB22E Z50JE
エンジン種類 空冷4ストローク
単気筒OHC
空冷4ストローク
単気筒OHC
空冷4ストローク
単気筒OHC
空冷4ストローク
単気筒OHC
総排気量(cc) 49 49 49 49
最高出力(kW[PS]/rom) 2.5[3.4]/8,500 2.3[3.1]/7,500 3.3[4.5]/8,500 2.3[3.1]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 3.4[0.35]/5,000 3.1[0.32]/6,000 4.1[0.42]/6,500 3.1[0.32]/6,000
燃料供給方式 電子制御燃料噴射装置 キャブレター キャブレター キャブレーター
タンク容量(L) 4.3 9.0 7.0 4.0
ブレーキ形式 前/後 前:機械式リーディングトレーリング
後:機械式リーディングトレーリング
前:機械式リーディングトレーリング
後:機械式リーディングトレーリング
前:油圧ディスク
後:機械式リーディングトレーリング
前:機械式ドラム
後:機械式ドラム
サスペンション形式 前/後 前:テレスコピック式
後:スイングアーム式
前:テレスコピック式
後:スイングアーム式
前:テレスコピック式
後:スイングアーム式
前:テレスコピック式
後:スイングアーム式
タイヤサイズ 前/後 前:3.50-8 35J
後:3.50-8 35J
前:3.50-8 35J
後:3.50-8 35J
前:3.50-10-2PR
後:3.50-10-4PR
前:3.50-8 35J
後:3.50-8 35J

 

まとめ

 

©Motorz

 

 

モンキーが生産終了になった理由は、日本の排ガス規制がエミッション3次規制となり、これをクリアする事がコスト的にも難しくなったためで、ホンダとしても苦渋の決断だったと思います。

ファンとしては寂しさも感じますが、モンキーが125ccで復活するとの噂も。

バンコクモーターショー2016で「モンキー コンセプト」が公開され、このモデルが後継車となり125ccのエンジンが搭載されるという見方があり、ホンダグロムやカワサキZ125といった125ccのマニュアル式ミニバイクが登場してきた事も考えれば、モンキーの125ccが発売される可能性は十分考えれます。

若い方からも人気が出そうだし、通勤・通学車としても最適なバイク。

新型モンキーの登場に、期待が止まりません。

 

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Writer Introduction
池田 勇生

自動車・バイクを専門にフリーライターをしています。10代からTVでバイクレースを観たり、自らミニバイクレースへ参戦もしたりなんかして、プロレーサーに憧れていた青春時代を過ごしていました。車離れやバイク離れといわれる昨今ですが、若い方へ多くの魅力を伝えていき今後の自動車・バイク業界を盛り上げていきたいです。

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