「“最近は自動運転などに関心が集まってる自動車業界だが、走る楽しさ、クルマを操ることへの楽しさを提供していきたい”」という思いで、開発された3車種が日本にやってきます。今回は、注目の3台を細かく紹介していきます!

©︎Tomohiro Yoshita

初の試み?アウディサウンドを響かせながら、会場に各車両が登場!

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アウディ・ジャパンは、「Audi Sport 2017 Press Conference」という形で、メディア関係者向けに都内で2017年の活動体制や新型モデルのお披露目を行いました。

場所は都内某所の地下駐車場を利用したもので、市販モデルだけではなく2017年のスーパーGT、スーパー耐久に参戦するマシンも登場。

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しかも、アウディならではの迫力あるサウンドを響かせて発表会場に登場するという、過去にあまり例のない演出を披露してくれました。

これも、アウディ・スポーツの魅力を少しでも集まった方々に伝えたいという思いがあったのかもしれませんね。

 

R8スパイダー

©︎Audi AG

現在ではアウディを代表するモデルとして定着しているスーパーカー「R8」。そのオープンモデルとして「R8スパイダー」が初めて登場したのは2010年でした。

当時も非常に大人気だったのですが、R8のフルモデルチェンジに合わせてスパイダーの方も開発が進められ、いよいよ2017年7月上旬より全国のアウディ・スポーツ店で発売されることになります。

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もちろん、先代よりも大きく進化しており車体重量は25kgも軽量になったほか、フレームにはアルミとCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)を組み合わせた「アウディ・スペース・フレーム(ASF)」を採用。総重量はわずか208kgながら、ねじれ剛性は先代モデルよりも約50%も改善されました。

またルーフは油圧電動式で開閉時間は約20秒。遮音性にも優れていますし、軽量化や低重心かなど車体全体のバランスという部分にも貢献。なおルーフ開閉は時速50km以下であれば、走行中でも操作可能です。

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心臓部となるエンジンはV型10気筒の5.2リッターの高回転型エンジンを採用。7速Sトロニックトランスミッションで、駆動方式はquattroフルタイム4WDシステム。最高出力は540馬力を発揮します。また負荷が低い時にはエンジンの片バンクを休止させるシリンダー オンデマンド(COD)を導入し、アクセルペダルを話すとエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードと合わせて、省燃費走行も実現します。

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車両本体価格は2618万円。7月上旬からの発売予定です。

 

新型TT RSクーペ/TT RSロードスター

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アウディのプレミアムコンパクトスポーツカーとして定着している「TTシリーズ」。その中の一つとして「TT RSクーペ/TT RSロードスター」がありますが、6年ぶりにフルモデルチェンジされることになりました。

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同社では40年以上の歴史を誇る直列5気筒エンジンを、新開発。オールアルミ製で、従来型より26kgの軽量化に成功したにも関わらず、最高出力は60馬力向上した400馬力で、0-100km/hの加速も3.7秒(ロードスターは3.9秒)という、歴代のTTシリーズの中でも最速を誇ります。

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トランスミッションはR8スパイダー同様に7速Sトロニックでquattroフルタイム4WDシステムを採用。価格はクーペが962万円、ロードスターが978万円となっています。

 

RS3セダンが日本にも登場!

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2016年9月にパリ国際モーターショーでワールドプレミアされ、注目を集めたRS3セダンが、いよいよ日本にもやってくることになりました。

最高出力は400馬力(294kW)で、こちらも5気筒ユニットを搭載。最大トルクは1700~5850rpmで480Nmを発揮。0-100km/h加速は4.1秒(※欧州仕様車測定値)を記録。

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こちらも、上記2車種同様に軽量化が計られており、空車重量は1515kg。さらに遮音性にも注力されており、ウインドシールドには遮音ガラスを標準採用しているほか、ホイールハウス内側には不織布の吸音材を配しています。

これにより、高速道路など、高速走行中でも室内の騒音レベルが低く抑えられています。

この他にも魅力がいっぱい詰まっているRS3セダン。詳しくは、別の機会に紹介していこうと思います。

価格は785万円で7月上旬に発売予定です。

 

まとめ

最近ではハイブリッドカーやエコカーなどが主流となりつつありますが、この3車種はとにかく「走り」を追求しており、冒頭でも紹介した通り「クルマを自在に操る喜び」を存分に感じることができます。

機会があれば、どれも乗ってみたい!という3台ですね!

 

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