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今年も32万人が来場!東京オートサロン2017は「見て楽しむ」から「体験して楽しむ」へ

1月13日〜15日まで千葉県の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2017」。3日間の総来場者数は32万4400人を記録し、昨年を上回る結果にはなりませんでしたが3年連続で30万人を突破するという快挙を成し遂げました!今年は新しい試みも多く、面白いイベントばかり。そのいくつかをご紹介していきます。

©︎Tomohiro Yoshita

初開催!カスタムカー同乗試乗会

©︎Tomohiro Yoshita

今年の東京オートサロンでは、初めての試みがいくつか行われました。その中で最も注目を集めたのがカスタムカー同乗試乗会でした。

幕張メッセのすぐ真裏にあるZOZOマリンスタジアムの外周路で開催。用意されたクルマはホンダの新型NSXにスバルWRX S4 Ts、TRDのKOUKI 86、フォルクスワーゲンGolf R(DSG)など、普段は乗れないカスタムカーやプレミアムカーばかり!

©︎Tomohiro Yoshita

運転はできないのですが、助手席や後部座席に乗って。カスタムカーだからこそ実現されるパフォーマンスを体感していました。

今年で35回目を迎えた東京オートサロン。今までは見て楽しむ部分が多かったですが、実際にカスタムカーを乗って体験できるという新しい領域に突入。来年以降もどのように進化していくのか?楽しみなコンテンツです。

 

VR仕様は当たり前!多くのブースがシミュレーターを設置

©︎Tomohiro Yoshita

昨年を上回る458社が出展し850台の車両が集結した東京オートサロン。館内を見て回って感じたのは、レーシングシミュレーターの体験コーナーを設置しているブースが非常に多かったということです。

現在ではレーシングドライバーの育成や日頃の練習として使用されるシミュレーター。F1では全チームが導入してマシン開発に役立てていますし、ル・マン24時間レースへの出場権を得るためのルーキーテストも、シミュレーターを使用しているそうです。

©︎Tomohiro Yoshita

今年はすでに新しい領域に突入しており、VR仕様もいくつか登場していました。さらにグランツーリスモブースでもVRを導入。土日は長蛇の列になっていました。

こちらも「見て楽しむ」から「体験して楽しむ」に変化しつつあるなと感じた部分でしたね。

 

やっぱり、シミュレーターはみんなが気になっているもの

©︎Tomohiro Yoshita

特にC-WESTブースでは、VR仕様のシミュレーター2台を用意しガチンコ対決をするというイベントを開催。これ、結構盛り上がっていました。

レーシングシミュレーターは、これまでのレーシングゲームと違い、スーパー耐久に参戦しているGT-R GT3と全く同じマシンセッティングにしてあり、挙動なども全て本物そっくり。さらにVR仕様なので実際にレーシングカーに乗っているのと変わらないような感じになっているのです。

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まずはプロのドライバーたちがVR仕様で勝負。ブース前に画面を設置し、実際にドライバーが見ているVR映像を出していたため、あっという間にブース前は黒山の人だかりとなりました。

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後半はブースのコンパニオン同士の対決。こちらは初心者向けのモードに設定変更。ドライバーほどハイレベル!なバトルではありませんでしたが、観ている側も最後まで楽しめる対決でした。

なかなか、レーシングシミュレーターを気軽に体験できるほどのものにはなっていませんでしたが、昔からゲームセンターでレーシングゲームが欠かせなかったものであるように、より多くの人が気軽にできるよう体験できる環境が整うといいですね。

 

各メーカーのドライバートークショーも大人気!

©︎Tomohiro Yoshita

スーパーGTなどをはじめとした各レースに参戦しているドライバーによるトークショーもたくさん行われるため、モータースポーツファンもたくさん来場します。

さらに週末はトヨタ、ホンダ、日産をはじめ各メーカーでトークショーが行われるので、スケジュールが被ってしまう部分もありますが、いろんなブースでいろんな人の話が聞けるのも東京オートサロンの特徴。

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14日(土)にはインディカー・ドライバーの佐藤琢磨選手が登場。今年はトップチームに移籍ということで念願のインディ500初制覇の可能性も高まっています。

©︎Tomohiro Yoshita

インパルブースでは、歴代チームインパルドライバーが集合してのトークショーが開催。14日は本山哲選手、星野一樹選手、松田次生選手、安田裕信選手が参加。15日は松田選手に代わって影山正彦選手が出演し懐かしい話で盛り上がりました。

©︎Tomohiro Yoshita

他にも色んなところで色々なトークショーが行われ、ここでしか聞けない話もたくさんできました。全部紹介しきれないのが残念ですが、中でも一番勉強になったのが、レジェンドドライバーであり現在は自らチームを率いてスーパーGTに参戦する高橋国光総監督のトークショー。

現役時代は2輪ライダーとしてマン島TTなどで活躍。4輪転身後はル・マン24時間レースでクラス優勝するなど、輝かしい成績を残してきました。

©︎Tomohiro Yoshita

ご自身の経験をもとにレーサーとして、人としてどうあるべきか、という本当に深い話を聞くことができました。

気になる方は、おそらく来年のオートサロンでもトークショーがあると思いますので、ぜひ行ってみてください!

 

実演コーナーも登場!タイヤ交換にマシン分解、カスタムパーツ取り付けまで…

©︎Tomohiro Yoshita

ホンダのアフターパーツを扱う無限ブースには実際に参戦しているスーパーフォーミュラのマシンを持ち込み、タイヤ交換体験やマシン分解ショーまで開催しました。

どちらも、サーキットにいたとしても間近にみることができないです。またクルマには興味あるけどレースは観たことがない方もいて、どちらのイベントも興味津々になって見ている人が多かったですね。

©︎Tomohiro Yoshita

TOYOTA GAZOO Racingのブースでは、昨年12月に発表されたトヨタのC-HRを使って、クルマ版「ビフォーアフター」を実演していました。

ノーマルの状態からサイドスカート、リップスポイラーを交換。

あくまでデモンストレーションなため公道で走る際には、もっとやらなければいけないことはありますが約10分ほどで交換完了。

©︎Tomohiro Yoshita

普段はカスタムをやっていない人も、パーツを換えるだけで、こんなに印象が変わるんですよ!という実演に興味津々でした。

 

まとめ

©︎Tomohiro Yoshita

1年に一度の超ビックイベントである東京オートサロン。最近では海外でもカスタムカーブームになっていて、アジア系をはじめ海外から来た方も多く見ました。

今年の一般公開日は本当に人が多くて、両日ともに12万人を超える盛況ぶり。そのため「混むから行かない」という人もいらっしゃると思います。

確かに、そうですが…、行ったら絶対に楽しい!と思えるのが、東京オートサロンのいいところ。

閉幕したばかりですが、もう来年の開幕が待ち遠しいですね!

©︎Tomohiro Yoshita

 

Writer Introduction
Tomohiro Yoshita

フリーのモータースポーツジャーナリスト。サーキット取材は2011年からスタートし、最近ではSUPER GTスーパーフォーミュラを全戦取材。この他にもF1をはじめとする海外レースや、2輪レースもカバー。レースに関する記事だけでなく、サーキットに来場するファンに役立つ情報発信も展開しています。http://www.kansenzyuku.com

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