スーパー耐久やスーパーフォーミュラ、86/BRZレースに全日本ラリーなど様々ありますが、なんといっても国内最大級の人気を誇るツーリングカーレース『SUPER GT』第2戦は伝統の富士スピードウェイ500kmです!そんな、スーパーGT第2戦 富士スピードウェイ500Kmレースを3倍楽しむために知っておきたい事、6選!

Photo by Tomohiro Yoshita

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5月3日(火)、4日(水)と、GWのど真ん中で開催されることや、都心など首都圏からアクセスが良いこともあり、来場者数がとても多いレース。とにかくアツいこの第2戦を誰よりも楽しく観戦するためのMotorz的ポイントをまとめてみました!それではいってみましょう! 

レースは予選から。観戦は予選前から!

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SUPERGTにはパドックパスというものがあります。

レース観戦がベテランなファンの皆様はご存知だと思いますが、各チームが活動拠点であるピット裏の「パドックエリア」に入れるチケットですね。

レースが行われている現場は目と鼻の先なので、臨場感や緊張感を目で見れたり、憧れのレーシングドライバーや監督、レースクイーンを間近で見るチャンス!上手くいけばサインも貰えちゃうかも!?な超お得なチケットです。もちろんピットウォークも参加可能ですよ!

オープンピットもオススメ!!

そしてなんとこちらのチケット(パドックパス)、「オープンピット」に参加可能なんです。

あまり聞きなれないワードかもしれないこのオープンピット。

“パドックパスを持った人のみ”が参加可能なイベントで、予選前の簡易車検の様子を間近で見れるイベントなのです。

普通のピットウォークでは、サイン会にレースクイーンの撮影と周囲は人でごった返してしまいますが、オープンピットは公開車検中なので車両の周りに余計なものは一切置いていません!タイヤこそついていなかったりしますが、これだけすっきりした状態で間近に車両を見ることって一日通して中々ないんじゃないでしょうか。

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▲オープンピットでは、こんなに間近まで近づいて写真が撮れます!

公開車検のタイミングなので、今回の開催では予選日の3日(火)07:00~07:45のみと、朝早くからの開催になってしまいますが「早起きは三文の徳」。憧れのGTマシンを目で舐めまわすことができる最高の時間をゲットするにはちょっとの早起きぐらいは頑張れるかも?

 

お子様連れのご家族は必見!キッズウォーク!

オープンピットでも少し触れましたが、通常のピットウォークはサイン会や撮影など、多くの人で賑わいます。

そんな満員電車みたいな状況だと、小さなお子様を連れてきたお父さんお母さんはちょっと不安…。でも安心してください。安全に参加できますよ!

SUPERGTでは、そんな保護者のお悩みを解決するために、中学生以下のお子様連れなら無料でピットウォークに参加できる「キッズピットウォーク」を開催しています!

こちらは通常の観戦チケットを持っていれば参加可能で、ピットウォークと同様にドライバーや監督がサイン会を行っていたり、各チームで限定グッズがもらえたりとなんともお得なイベント。

 

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▲憧れのレーシングドライバーにサインをもらえるチャンス!

 

未来の自動車業界の一端を担うかもしれないお子様に、憧れのレーシングドライバーとの触れ合いや、目の前でGTマシンを見せる大チャンス!将来への貴重な体験になるかもしれません!

こちらも開催は予選日の3日(火)のみで、時間は予選後の17:25~18:25になります。

予選やサポートレースなどを一日観戦した後の最後の締めに、是非楽しんでいただければと思います!

 

 

GWはアウトドアにしようと考えている人にもオススメ!!

いくら富士スピードウェイが都心からアクセスがいいと言っても、静岡県側の富士山のすぐ近く。

予選日決勝日と都心からの往復(新宿からFSWで片道およそ95キロ!)は疲れちゃいますよね。

ましてや春の一大イベントGW中で、道路の渋滞も不安だし…。

そんなあなたに朗報です!なんと、予選日から決勝日にかけて、サーキットは終日オープン!つまりテント等のキャンプ道具を準備してサーキットに来れば、富士山の麓でキャンプできちゃうわけです。

直火じゃなければ、BBQもOKですよ!

また、陣取る位置によって多少遠くはなるかもしれませんが、キャンプでは不安なトイレも、サーキット内には数多く設置されていますので安心です。

GWの思い出作りに家族と過ごすもよし。

サーキットを目の前にして、明日のレースを妄想しながら友人と熱く語るもよし。

一晩明けたらサーキットは朝からレースの匂いでムンムン。

起きた瞬間からレースを観戦できちゃいます!

 

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▲ここに座って映画が見れちゃいます!

さらに、予選後の夜19時からは、グランドスタンド前のモニターで映画「ピクセル」を上映予定!

レースを観に来た中、野外で、ナイトビジョンの大迫力で映画鑑賞できるなんてとっても贅沢じゃないですか?

二日間とも観戦する予定の皆様にはとってもオススメです!

夜はとっても冷え込むと思いますので、防寒もしっかりお忘れなく!

 

グランドスタンド裏はSUPERGTのもうひとつの顔!

サーキットってものすごく広いです。富士スピードウェイはストレートは国内最長の1.5キロ!

各観戦ポイント行きのシャトルバスも出ていますが、あっちこっち観戦ポイントを変えて歩き回っていたらすごい勢いでお腹が減っちゃいますよね。

そんなときのサーキットグルメも、レース観戦の楽しみのひとつ!

グランドスタンド裏イベント広場など、様々な場所に露店が展開され、近年話題のB級グルメやご当地グルメもたくさん出店しています。

 

Photo by KANSENZYUKU

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▲露天エリアは美味しそうなにおいが充満してます。

 

また、イベント広場は文字通り、たくさんのイベントが開催。ドライバー・レースクイーンのトークショー。レーシングチーム、自動車メーカーのブースでは、グッズの販売や過去に使用したGTマシンの展示など、ここでしか見れないモノが盛りだくさん!

Photo by Tomohiro Yoshita

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▲大盛り上がりのトークショーの様子。

2日間の日程の中でも、絶対にチェックしておきたいポイントのひとつですよー!

B級グルメの食べ歩きや、グッズの爆買いはいかがですか?

もちろん飲食しながらブースに入ったりは厳禁です。

食べ終わった容器などのゴミも所定のゴミ箱へ!きちんとルールを守って楽しんでると、間近でドライバーやレースクイーンを見れるチャンスがあるかも…?

同じ場所でレースを全部見るのはもったいない?

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第2戦の富士は、SUPERGT最長の鈴鹿1000kmに次いで2番目の長さの500kmレース。富士スピードウェイが1週およそ4.5キロ。

GT500のマシンは、晴れていれば1週を1分30秒程度で走りますので、大体3時間ぐらいのレースになります。(2015年は2時間56分!)

そんなに時間があるんだったら、同じ場所でジーッとみているのも勿体ないので、いろんな観戦ポイントを巡ってみてはいかがでしょうか?

 

1コーナーのスタンドやグランドスタンド2階席、パドックエリアは指定席なのですが、それ以外は自由!

せっかくなので、スタンドも端から端へ移動して観戦してみたり、ダンロップコーナーやコカ・コーラコーナー、プリウスコーナー付近など、各コーナーに移動しつつ観戦するだけの時間はたっぷりあります。スプリントレースじゃこうはいかない。

 

いろんなコーナーでマシンの動きの違いを観察すると、マシンやドライバーごとに得意なコーナーやスピード域など、意外なことに気づけるかも?

Photo by Tomohiro Yoshita

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▲100Rからマシンが凄い勢いで飛び込んでくるヘアピンコーナーも人気のスポットですね。

ちなみに、レース全体が見れるモニターはグランドスタンド前にしかありませんが、iOSご利用の方はSUPERGTのアプリでリアルタイムチェックが可能ですよ。

スマホアプリはコチラ

Androidご利用の方はゴメンナサイ!でも、富士スピードウェイでは、実況を場内放送の他にもFMラジオで放送しているので、周波数を79.7MHzか79.1Mhzに合わせることで、サーキットのどこにいても臨場感溢れる観戦が可能なんです。

ぜひこれを活用してみてはいかがでしょう?

熱中症対策は必須

5月とは言えど、昼間は気温の上昇が予想されます。

まだ早いと思いがちかもしれないですが、熱中症対策はバッチリで観戦をお願いしますね。

サーキットは日陰も少ないですし、帽子の着用やこまめな水分補給。

人によっては日焼け止めもあったほうがいいかもしれません。

Photo by KANSENZYUKU

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▲日差しへの対策必須!

しっかりとレースを楽しむために、油断せず万全の状態でレース観戦に臨みましょう!帽子を忘れたらチームキャップお買い上げかな?

レース終了後のお楽しみ

決勝レースも見終えて、全レース終了!

あとは帰るだけだー!なんて思うかもしれませんが、最後に大一番が残っています。

なんと、レース後のサーキットを歩けるんです!しかも無料で!

ついさっきまで、GTマシンが火花を散らしながら走り抜けたコースを、自分の足で、自分の目で感じることができちゃいます!

Photo by Tomohiro Yoshita

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▲コースを歩けることなんてなかなかありませんよねー。

あぁ、さっきこのコーナーでオーバーテイクがあったなぁ。ここがスピンしてたところか。

縁石ってこんなに高いの?タイヤカスってこんなに大きいの!?などなど、様々な発見ができるのもこのタイミング。

「見る」よりも「触れる」ことで次回のレース観戦をもっと面白いものにできるかもしれません。 

まとめ

駆け足でお送りしましたが、いかがでしたか?

漠然とレースを観に行くのも楽しいですが、せっかくのGW。

しっかり下調べと準備をして、一日かけてサーキットを楽しんでみてはいかがでしょう?

特に、家族と観戦しに来るお父さんなんかはしっかりと観戦計画を練ることで家族サービスにも繋がるかもしれませんよ!

Photo by Tomohiro Yoshita

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年に一度の大きな大きなレース、開催が待ち遠しいですね!

そして、例年レース後は渋滞が予想されますので、一日楽しんで疲れているとは思いますが安全運転でご帰宅くださいね。

レース観戦は、家に帰るまでが観戦ですからね!

 

記事引用元:ビギナー観戦塾