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足し算ではなく引き算のドレスアップを提唱するショップ「AVANZARE」とは

ミニバンのエアロを中心にオリジナルパーツを展開する東京都武蔵村山市のパーツメーカー・ショップの「AVANZARE」は、手を加えれば加えるだけ華美になっていくドレスアップ系カスタムの中でも”やりすぎない”をモットーに、クルマのトータルバランスを第一に考えたカスタムを提案しています。今回は、そんな同社のメーカーとしてのこだわりと、いちユーザーとしてのこだわりを代表の小森 隆さんにお伺いしました。

 

©︎Motorz

 

 

AVANZARE(アヴァンツァーレ)とは?

1997年に創業したアヴァンツァーレは元々、現在の武蔵村山市から少し離れた、東京都小平市にて、セルシオやシーマなどのVIPカー系のマフラーメーカーとして21年前に産声をあげました。

創業から3年ほど経ったタイミングで、オーディオや内装のドレスアップがメインのショップもオープンしました。

現在メインとなっているミニバンのエアロ制作は創業から4〜5年ごろから着手し、今では東日本を中心に全国からお客さんの集まるショップとなっています。

創業地の小平市から武蔵村山市に移って14年が経ち、現在はエンジンチューン以外は何でもお任せ!というショップにまで成長しました。

 

2013年の東京オートサロンではミニバン/ワゴン部門で最優秀賞を獲得しています! ©︎Motorz

 

さりげない存在感を演出する引き算の美学

アヴァンツァーレでは、全高の高いミニバンをワイド&ローに見せ、カスタムカーらしさを全面に表現したカスタムパーツを制作しています。

しかし、同社が目指すのはあくまでも「乗れる」クルマ作り。

本来、家族を乗せて走るのが”ミニバン”というクルマの役割であるため、そこを損なってまでして、やせ我慢して乗るクルマは「乗れる」と言うにはあまりに本末転倒だということは理解に容易いです。

純正の乗り心地を保ちつつ、カッコよさも両立したクルマを目指すにあたって、アヴァンツァーレがたどり着いたのが「引き算の美学」でした。

 

引き算の美学とは「あれも、これも!」と終わりの無い足し算をしていくよりも、これ以上ムダは削ぎ落とせないというくらいまで引き算をして、極限まで引き算をした最後にアクセントを加えるというものです。

極限までシンプルな中で本当に主張したい”ワイド&ロー”だけをアクセントとして加えることで、逆に存在感が際立ちます。

さりげなさの中で確かに”ワイド&ロー”で主張をするアヴァンツァーレのカスタムカーは、純正状態では乗り付けるのが少し躊躇われるような高級ホテルなどのエレガンスな場所にも「乗れる」ようなクルマを目指しているのだそうです。

 

また、エアロパーツのみならず、様々なオリジナルパーツを展開する同社には、ホイールを引っ張ったり、エアサスを導入しても、純正と変わらない乗り心地や静音性をキープするノウハウがあります。

これらのとても繊細なトータルバランス感覚はショップとしての顔も持つ同社が、お客さんのニーズなどをフィードバックから長年培い、研ぎ澄ませてきた感覚値なのです。

 

ミニバンではありませんが、こちらは2018年東京オートサロンに出展していたプリウスPHV。確かにワイド&ローを基軸にバランス良く仕上げられた1台です。 ©︎Motorz

 

ユーザー目線とメーカー目線

メーカーとしてオリジナルパーツを販売する一方で、ショップとしてお客さんの車両のカスタムから、コンプリートカーの販売なども手がけるアヴァンツァーレでは、ユーザー目線とメーカー目線を大切にしてきました。

 

ユーザー目線とは前述の通り、ショップも運営していることでお客さまからの生の声を拾うことができ、製品開発に落とし込むことが出来るという強みになります。

また、ショップを始めて以来、クルマ全体のバランスに気を使うようにもなり「引き算のカスタム」という考えに至るようになれたので、メーカーとしても成長できたと語ってくれました。

 

また、メーカー目線というのは、アフターパーツメーカーとしてのこだわりことです。

同社ではエアロをデザインする際に、CGは使わずにクレイモデルで人間の手でカタチを産み出すことに強くこだわっています。

自動車メーカーの役目は、保安基準を満たす為に、コンピューターで弾き出した強度計算などからカタチを作っていくことですが、アフターパーツメーカーにはアフターパーツメーカーなりの作り出せるカタチがあるのです。

それが、人間の手で考えながら作ることであり、純正では表現しきれないアフターならではのカッコよさや上質さを追求しています。

 

今、売れ筋のこちらの「ドアワーニングフラッシュLED」もユーザー目線から生まれた商品。おおよそのトヨタ車に対応しています。 ©︎Motorz

 

ユーザーさんでもカプラーオンで簡単に取り付け可能で、ドレスアップのアクセントにもなる為、人気が出ているそうです。点灯、点滅の設定が可能で、価格は5000円です。 ©︎Motorz

 

ショップ情報

©︎Motorz

住所:〒208-0035 東京都武蔵村山市中原1-4-2

TEL/FAX:042-531-1916/042-531-1917

E-mail:info@avanzare.co.jp

HP:http://www.avanzare.co.jp

 

まとめ

ドレスアップの世界において、引き算の美学で提案をしつづけるアヴァンツァーレさんのこだわりはいかがでしたでしょうか?

「派手に目立ったもん勝ち!」というカスタムとは真逆の奥深いドレスアップの世界を教えていただき、筆者も関心するばかりの取材となりました。

日常を共に過ごすクルマだからこそ、やり過ぎず、だけども他の同車種とは違うオンリーワンに味付けをしたい方にはオススメのショップです。

今、普段使いをしているアシ車にアクセントを加えたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

代表の小森さんに代わって、デモカーや商品を紹介してくださったのは、同社の吉田 崇寛さん。 ©︎Motorz

 

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Writer Introduction
前田勇介

物心ついた頃には既にクルマが大好きだったらしく、家族で出かける際には必ず助手席に座り、対向車線のクルマのメーカー名を諳んじていた子どもだったそうです。 大学は美術系大学へ進学して自動車デザインを勉強し、電気自動車を作ったりしていました。 その後、某出版社で自動車雑誌の編集を務め、現在に至ります。 1991年式のキャブクーパーに乗っています。

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