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筋金入りのスバリスト必見!?車の本来の性能を取り戻させてくるショップRSTとは

神奈川県大和市のチューニングショップRST。生粋のスバリストだというメカニックの角田さんが率いるこのショップは、独特なチューニングメニューのラインナップが特徴です。いったいどんなお店なのでしょうか?その実態を聞いてきました。

 

©Motorz

 

 

なぜにスバル屋?「スバルが好きだから。」

 

©Motorz

 

元々は自動車メーカーにお勤めされていた角田さんは、ブレーキホースメーカーからチューニングショップ勤務を経てRSTをオープンさせました。

なぜスバル専門なのか?という問いには、単刀直入に「スバルが好きだから。」と気持ちいいまでの即答。

角田さんのお父さんもやはり、根っからのスバル好きだったそうで、スバル広報誌『カートピア』を第1号から収集しているほどの方だったのだそうです。

そんなお父さんに負けず劣らずなスバル好きの角田さんはなんと、これまでにインプレッサを11台も乗り継いでるのだとか!

生粋のスバリストである角田さんの色が濃く出てる同ショップのチューニングメニューは、不思議な名前のものばかり。

RSTのコンセプトは”メーカーが出来なかったことをやる”というもので、自動車は量産品である以上、製品のクオリティには目をつぶらなければならないポイントが多々、見受けられます。

そういったポイントを改善することで、純正パーツの本来の性能を発揮させる事が出来るようになるのだとか。

「性能が上がったのではなく、本来の性能に戻しただけ。」と角田さんが語る、RSTのチューニングメニューをご紹介します。

 

エキマニ加工

RSTの人気チューニングメニューの一つに、エキマニ加工というものがあります。

これは、純正エキマニのフランジ部分のバリ取りや、ボルトでの締結部分の位置を適正化することにより、純正エキマニのもつ本当の排気性能を引き出すというもの。

量産エンジンではケアする事が難しく、痒いところに手が届くチューニングと言えますね。

たかがバリ取りと侮る事なかれ、NAのレガシィで7psの出力向上の実績もあるとの事!

86/BRZでも人気のメニューで、無駄な干渉が無くなる事で排気音も静かになるそうです。

 

レーシングATF

元々、角田さんの弟さんがオイルメーカーのスノコで働いていた時期があり、その時に弟さんは自分のレガシィ用として独自にATFを研究・開発したのだそうです。

通常のATは駆動力をATFを介して伝達するため、駆動力のロスが大きくなってしまい、実際に駆動輪に伝わる力というのはマニュアルトランスミッションに比べて大きく劣ってしまいます。

しかし、この製品はその伝達ロスを限りなく少なくし、86/BRZのAT車ではレーシングATFに交換する事で、発進加速でホイールスピンするようになったという報告もある程。

またスノコ製品の特徴として、入国してきたオイルを千葉の自社工場で日本仕様にチューニングするそうで、日本独特の四季による寒暖差はもちろんですが、何よりも湿気がオイルに悪影響を与えるので、日本仕様にする事で厳しい四季のある国でも高いポテンシャルを発揮する事を可能にしています。

 

左の黒い方がレーシングATF / ©Motorz

 

相談だけのつもりが…

今回、RSTさんを伺った取材担当も、実は愛車がスバル・インプレッサWRX STIというスバル好きなのです。

ひと通りの取材が落ち着いたので、ふと「クラッチが重たいんですよ〜。」と最近の悩みを相談したところ、おもむろに「ボンネットを開けてごらん。」と声をかけられ、言われるがままにボンネットを開けると「クラッチフルードいつ変えたの?」との言葉。

私は「記憶にございません(汗)」と答える事しかできずオドオドしていると、「せっかくだし余りのフルードがあるから替えてあげるよ。」とサービスでフルード交換をして頂いてしまいました。

更にはインタークーラーに冷却効果のある不思議な塗料を塗布してもらうことに。

塗装する為にインタークーラーを外すと、裏のパイピングの緩みから漏れがある事を発見し、締め直してもらう事に。

そしてフルード交換と塗料と締め直しが終わり、緊張の試乗タイムですが、走り出してすぐにクラッチの軽さは体験できました。

色付くほど劣化していたフルードからの交換なので、ある意味当たり前ですが・・・。

また、パイピングの締め直しによりブーストの過渡特性も変わり、フラットトルクなエンジン特性に変化。

外気温がだいぶ下がっていたので、塗料の効果はわかりませんでしたが、メンテナンスの大切さと「本来の性能に戻す。」という事の重大さを痛感した1日でした。

 

不思議な塗料を塗る角田さん / ©Motorz

 

ショップ情報

有限会社 RST

住所:〒242-0025 神奈川県大和市代官1-15-10 B-1

営業時間:11:00〜19:00

定休日:不定休

TEL:046-279-4350

FAX:03-6867-1307

HP:http://www.rst-cs.com/

 

まとめ

 

“アフターパーツに取り替えて、性能を向上させるという”のが一般的なチューニングです。

しかし、それが全てではなくて、純正パーツもきちんと手を加えてあげて本来の性能を発揮させてあげるという、そんな車との付き合い方を教えてくれるショップでした。

筆者も、改めて車のコンディション管理の大切さを再確認しました。

さて、貴方のスバル車は本来の性能を発揮していますか?

機会があれば一度、RSTに足を運んでみることをオススメします。

 

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Writer Introduction
石﨑敦士

走り屋出身レーシングドライバー(笑) クルマで走る事への熱量が収まらず、2016年に26歳から本格的にレース活動を開始。 「人生一度きりだっ!」なんて言いながら、レース資金を確保するために実家を売却。(爆) 引くに引けない今日この頃。 2017年はスーパー耐久にシリーズ参戦し年間3位。 2018年はニュルブルクリンクデビュー! ドライビングを極める為に日々、猛勉強中! 共に戦って頂けるスポンサー様も募集中!

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