SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT

 

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スバルから発表されたのは、ヴィジヴパフォーマンスコンセプトというスポーツセダン。

スバル共通デザインのヘキサゴングリルを中心に、直線的な造形が目立つスポーティなエクステリアが目を引きます。

VIZIVとは、「Vision for innovation」の造語であり「革新に向けた新たなヴィジョン・魅力を生み出す」という意味が込められているとのこと。

その名前を考えると、将来的にはスバルのフラッグシップセダンWRX STIへの新たなデザインモチーフとなることは濃厚なのかもしれません。

 

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なお、細部まで目を凝らすと、大きく張り出したカーボン製ワイドフェンダーや、同じくカーボンのリアディフューザーに4本出しマフラー、そしてフロント周りにも非常に大きな開口部を設けるなど、走りに対する意欲が見て取れ、将来が楽しみな一台です。

 

SUBARU IMPREZA FUTURE CONCEPT

 

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イエローのボディが目を引くこちらの車両は、同じくスバルから発表されたインプレッサフューチャースポーツコンセプトです。

現行のインプレッサをベースに、大胆な意匠のフロントバンパーやリアバンパーを装着し、非常にスポーティな雰囲気を纏った一台。

 

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グッと下がった車高とバンパーの中心に見える2本出しのマフラーが、よりスポーツ感をアップしています。

「スポーツカーに乗るなら、こんな仕様が好き!」というクルマ好きの気持ちがぎっしりと詰まったような、嬉しい仕上がりとなっているコンセプトカーです。

 

Honda Sports EV Concept

 

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前評判ではS2000の復活や、その小排気量モデルS1000が登場するのでは?と、話題になっていたホンダから登場したのは小さなスポーツカー、ホンダスポーツEVコンセプト。

かつてのエスロク・エスハチ(ホンダS600、S800)を彷彿とさせるようなデザインのこの車両はEVであり、さらにはAI(人工知能)を組み込んだという意欲作となっています。

ドライビングする上でクルマの動き、そして人間の感覚がひとつになるような次世代のスポーツカーを目標として開発されているそう。

エクステリアは非常にシンプルながら、前述の通りどこか懐かしさを感じるデザインで、それでいてサイドには電力の残量を表す電池が表示されるなど、開発陣の遊び心が伺えます。

 

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フロントグリル部は液晶となっており、そのままの市販化が実現するならば、服を着替えるような感覚でデザインを変えることができるかもしれません。

 

MAZDA VISION COUPE

 

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2015年に発表されたコンセプトカー、RX-VISIONがついに市販するのでは?と期待高まるマツダから発表されたのは、これまで様々なクルマに採用してきた魂動デザインを、さらに洗練させたような美しいスポーツクーペ「MAZDA VISION COUPE」です。

切れ長のヘッドライトに、ロングノーズショートデッキというスポーツカーのお手本デザインをあわせ、車両全体に美しい曲線を生み出しているエクステリア。

 

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それでいて採用しているレイアウトは4ドアクーペという実用性重視な部分も、家族を持ったクルマ好きには嬉しいポイントかもしれません。

まだまだ市販化は遠いと思われる一台ですが、RX-7のようなマツダのフラッグシップスポーツを待っているオーナーからすると、なんとか販売にこぎつけてほしいモデルなのではないでしょうか。

 

The BMW Concept Z4

 

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BMWの人気ロードスターであるZ4シリーズのフルモデルチェンジを期待させるかのように登場したコンセプトZ4。

公式サイトには「The BMW Concept Z4、路上で謳歌する、完璧な自由。」と記されており、ドライビングの楽しみを追求すべく、徹底して開発された車両と謳われています。

 

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そのために、コックピット部は運転に必要なもの以外は徹底して削っているとのこと。

これは、ドライバーに純粋に運転を楽しんでもらうといった狙いがあるそうです。

また、エクステリアもカーボン製の大きなリップ部、ボンネットのスリット、サイドのキャラクターラインの美しい曲線など、クルマ好きを喜ばせる秀逸なデザインポイントが多数。

 

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リア回りにもトランクと一体型のスポイラーや、バンパーサイドに着けられた大きなダクトなど、注目ポイントが盛りだくさん。

今後の新型BMW Z4の登場に、今から胸が高鳴ってしまうようなコンセプトカーへと仕上げられています。

 

The BMW Concept 8 Series

 

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同じくBMWから発表された、BMW8シリーズコンセプト。

大柄なスポーツクーペであるこの車両は、確かなスポーツ感とラグジュアリーさを兼ね備えた1台です。

エクステリアの特徴としては、BMWデザインの象徴であるキドニーグリルのデザインを崩し、大型化することで車体にさらなるロー&ワイド感を演出。

 

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しかし、フェンダーの張り出し方や車高をまじまじと確認すれば、グリルによるデザイン変更だけでなく、BMWが本気でスポーツクーペを作ろうとしていることが見て取れるのです。

 

出典:https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/bmw_brand/bmw_concept_8series.html

 

また、ひとたび車内に足を踏み入れれば、そのインテリアは高級車そのもの。

市販が実現した際には、外から眺めても、乗り込んでも最高な一台になることは間違いないかもしれません。

 

まとめ

 

東京モーターショーコンセプトスポーツカー特集、いかがでしたか?

これらの車両の他にも、会場には目を引くコンセプトカーがたくさん展示されています。

これだけのコンセプトカーを一堂に見ることができるのは、モーターショーのみ!

あなたも是非現地に足を運んで、自分好みの一台を探してみてくださいね。

そして将来の市販化を期待して色々考察してみるのも、モーターショーの楽しみ方かもしれません。

 

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