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世界で活躍するレーシングドライバー澤圭太のアマチュアモータースポーツ活性化計画「ワンスマ」を知っていますか?

ドライバーとしての最後の夢を『ル・マン24時間レース出場』と公言し、2016年遂にその夢を実現しようとしているレーシングドライバー澤圭太。そんな、澤圭太の目指す『アマチュアモータースポーツの活性化』皆さんは知っていますか?

photo by 横田祐一

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澤圭太:プロフィール

Photo By 横田祐一

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名前:澤 圭太 (Sawa Keita)

出身地:千葉県

生年月日:1976年8月16日

星座:しし座

血液型:B型

趣味:車・バイク,ドライブ・旅行,インターネット,音楽,

テレビ,スポーツ,お笑い,ファッション,ショッピング,美容・健康,グルメ

好きなもの:ラッキカラー”オレンジ”の入ったGOODS
携帯電話(無いと泣いちゃいます)
フレンチコネクション(FCUK)の洋服
ROCKPORTのシューズ
CATAMARANの時計
マヨネーズ・茄子・チキン・鉄道

出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/145876/profile/

プロフィールだけに注目すると、幅広く色々な事に興味がある普通の男性でなんだかホッとします。

しかし、レーシングドライバーとして向上心や自身の夢に向けての行動力は誰にも真似できないレベルの澤圭太。

そんな澤圭太の第2の夢に迫っていきたいと思います。

 

レーシングドライバー澤圭太:経歴

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15歳でレーシングカートを始める。

千葉県新東京サーキットをベースに地方選手権チャンピオン、全日本レーシングカートで活躍後、1998年4輪レースに転向。

1999年にF4関西シリーズチャンピオン獲得。2001年には全日本F3選手権に参戦。

2002年から全日本GT選手権(現スーパーGT)に参戦し、2003年には3勝を挙げてシリーズ2位を獲得、通算4勝。

2006年から海外レースに転向、ポルシェカレラカップアジア(PCCA)に参戦、2007年シリーズ2位、

2008年はポルシェ最高峰レース、スーパーカップにスポット参戦。2009年2010年マカオグランプリGT-CUP2連覇。

2011年PCCA日本人初シリーズチャンピオン獲得。2012年PCCAシリーズ2位、

2013年PCCA参戦の他、Ferrari Challenge Asia Pacificシリーズのインターナショナルクラスでも優勝。

2014年にスタートしたAsian Le MansシリーズにもAston Martin GT3やマクラーレンP650S GT3等で参戦、クラスチャンピオンを獲得した。

2016年は公言していた”30代でルマンに行く!”を実現しLe Mans 24hに初出場を果たす。

GT-Asiaは2014年にFerrari 458GT3、2015年はドバイ24時間でPorscheカップカーでクラス優勝。

そしてBentley Team Absoluteの一員としてBentleyのGTカーをドライブする唯一の日本人Drとなる。

こうしたアジアのトップチームを渡り歩くアジアで活躍している日本人プロドライバーのパイオニアとして認知される一方で、

20年に及ぶレース活動の経験を活かしてサーキットレッスンイベント「ワンデイスマイル」を2009年に設立。

日本国内の活動、アジア圏のジェントルマンドライバー向けのトレーニングを合わせると自称”年間200日サーキットにいる男”。

みんカラブログや専門雑誌を通じても、”走れる、イベントが作れる、教えられる”とサーキットユーティリティプレーヤーとして第一人者、モータースポーツの面白さやドライビングテクニックを伝える活動を多角的に展開中。

出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/145876/profile/

着々とステップアップし、レーシングドライバーとしての夢だった、ル・マン24時間レース参戦の権利を獲得するところまで登り詰めた澤選手。

順調に見えるこの経歴の裏には、どれ程の努力や困難があったのか計り知れません。

そんな澤選手には、実はル・マン24時間レースとは別に、もう1つ夢があるのです。その夢について話して頂きました。

レーシングドライバー澤圭太インタビュー

Photo by 横田祐一

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先川:ドライビングレッスンとカートレースでカーライフを演出する澤圭太選手の主宰団体『ワンスマ』とは何でしょうか?

澤圭太選手(以下、澤):ワンスマとは、『One Day Smile』の略で、元々はドライビングレッスンの名前ではなかったのです。

当時レースのスポンサーをして頂いていた方が、歯のインプラント事業をされていて、その事業の名前が歯に疾患があって笑顔になれない方もインプラントで治療して歯が綺麗になったら笑顔になれるという意味のOneDaySmile(ワンデイスマイル、いつの日か笑顔に)だった。

それはドライビングも同じだと思っていて、上手に走れないと車に乗っていても中々笑顔にはなれない。しかし練習して上手になるとみんな笑顔になってくれる。

その事に気付き、今まで自分で企画して開催していたドライビングレッスンに『One Day Smile』という名前を付けさせてもらう事にしました。だから、元々は「ワンデイスマイル」。そんなドライビングレッスン「ワンデイスマイル」を、参加者の皆さんが「ワンスマ」と呼んで親しんでくれたんです。そこから今では「ワンスマ」となりました。

Photo by 横田祐一

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先川:そうなのですね! そんな、「ワンスマ」はどういった活動内容でしょうか?

澤:「ワンスマ」の活動内容は、主にドライビングレッスンプログラムで、個人トレーニングや広場トレーニングを含めて、年間約60~70のイベントを開催しています。

また、ドライビングレッスンのDVDや座学、シミュレーターレッスン、そして富士スピードウェイで『ワンスマラウンジ』という、ワンスマが考えるサーキットコンシェルジュ&ホスピタリティラウンジの運営などを行っています。

基本コンセプトは、アマチュアでモータースポーツを愛してくれる方々が安全にスキルアップし、同じ趣味を持った仲間同士が楽しくコミュニケーションが取れる環境を提供することを第一に考えています。

そして、レッスンやトレーニングだけではなく「袖森フェスティバル」というクルマに乗る人も乗らない人も楽しめるイベントを年間2回開催しています。

 

先川:「ワンスマ」といえば広場トレーニングが有名ですが、広場トレーニングとは何でしょうか?

澤:広場トレーニングというのは、駐車場などの広場にパイロンを置きジムカーナとは少し違った基礎トレーニングを実施していて、車の動きを一緒に勉強しようよと思い始めたトレーニングの1つです。

初心者がいきなりサーキットを走る事は難易度が高く危険なので、その手前のトレーニングとしてまずは思いきり走れる環境を作り、車の基本的な操作や挙動を学んでもらいます。

そして車の限界を引き出せるようになってからサーキットを走行する事で、安全に走行出来るようになることを目的とした、「ワンスマ」で一番人気があるトレーニングです。

 

先川:面白そうですね!先ほど話にあった車に乗らなくても楽しめる、「袖森フェスティバル」ってどのようなイベントなのでしょうか?

澤:「袖森フェスティバル」というのは、モータースポーツを愛する人たちがコソコソしなくていいように、家族や恋人や友達とディズニーランドに行くようにサーキットに来てほしいと思って始めた走行会イベントです。

サーキットに色々なアトラクションを用意して、走る人だけではなく、誰もが楽しいと思える場所を作りたい。

同伴者の方々にも楽しんでもらい、走る人は自分の走りに集中できる。そんな、モータースポーツをサーキットを存分に楽しんでもらえる環境を用意し、少しでもモータースポーツという趣味を大切な人たちに理解・応援してもらいながら続けてほしいというコンセプトで行っているイベントです。

先川:素晴らしいですね!実際、サーキットには何もないと思っている人も多いと思います。そして、家族に中々理解されない趣味である事も現実なので、ディズニーランドのように来れるサーキットという発想はかなり素敵だと思います。

photo by 横田祐一

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先川:色々とお話を伺ってきましたが、結局のところ・・・ワンスマって何なのでしょう?

澤:僕がプロとしてずっとドライバーをやってきて思うことは、モータースポーツは他のスポーツと違ってお金もかかるしリスクもある。その中でサーキットで走るというのは中々ハードルが高い事だと思う。

ハードルを下げる事で誰もがサーキットで走行できるけど、リスクが上がるというのも好ましくない。相反するこの2つをどうやって解決し、サーキットを走ってみたいと思っている人が、少しでも安全に楽しく参加できる環境を用意して、お客様全員に上手になってもらいたい。

アマチュアのモータースポーツを活性化させる事が自分のプロドライバーとしての第2の夢であり、それを具現化させたのが「ワンスマ」なんです。

そしていつか、首都高の料金である900円以内でアクセスできる首都圏に、スポーツドライビングの教習所を作りたいと思っています。

 

先川:最後にサーキット走行には興味があるけど、まだ踏み出せない皆さんに一言お願いします!

澤:いきなりですが・・・いきなりサーキットを走るのは危ないです!サーキットは公道と違ってスピードの制限は無いし自由に走れると思っている人がいるのですが、実はそうではなく、スピードを出して車を走らせるという事はかなりの技術が必要なのです。

それが分からない人が無理をして、すぐに車を壊したりぶつけたりしてしまっています。

物事にはきちんと順序があり、まずはハイスピードで車が動くという事がどういう事なのか知る必要があると思っています。

独学で、お金をかけながらクルマを壊しながら学ぶのも良いのですが、もっと効率よく安全に楽しく学んだほうが良いと思いませんか?そして、ハイスピード領域の運転技術は一般道や教習所では決して学べません。

ワンスマでは、皆さんがサーキットで車を自由に走らせる事ができるまでのステップを作る事を目標として活動しています。

 

 

まとめ

photo by 横田祐一

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インタビュー中、ワンスマやレースの話をすると目を輝かせて話が止まらない澤さんの表情から、本当に真剣にアマチュアの方のモータースポーツを盛り上げたいと心から思っている事がヒシヒシと伝わってきました。

そして私も、サーキットを走ってみたいと思っているアマチュアモータースポーツファンの1人だったりします。そんなアマチュアモータースポーツファンだからこそ感じる、サーキット初心者に対するプロの甘い考え方が澤さんには全く感じられなかった。

初心者が何が危ないのか、そして何が怖いのかを多くのプロは忘れてしまっていて簡単にサーキットを走らせようとする。そして、参加する初心者がサーキットで走るには最初に出会ったプロの示す道が全てなのです。

今回私は、インタビューの中にも出てきたワンスマのファミリー向けイベント「袖森フェスティバル」に行ってきました。

そこにはメインであるサーキットの走行以外に、スイーツや生ハムの食べ放題があったり、美容院や似顔絵、整体、そして子供向けの折り紙やお絵かきスペースなど、サーキットでは中々見かけないコンテンツが盛りだくさんで、コンセプト通りディズニーランドに行くように来れるサーキットの形が見えた気がしました。

そんなレーシングドライバー澤圭太の作るアマチュアモータースポーツへの道「ワンスマ」で、車をサーキットで走らせてみたいという想い!是非叶えてみませんか?

 

ワンスマHPはこちら→http://www.onedaysmile.jp/

澤圭太ブログ→http://minkara.carview.co.jp/userid/145876/blog/

Writer Introduction
Chika Sakikawa

モデル・ライターをしながらモータージャーナリスト目指して奮闘中( *´艸`) 好奇心旺盛で、モータースポーツを観戦するのも挑戦するのも大好き! そんな大好きな世界の魅力を伝えていきたいと思います。http://chika-sakikawa.com/

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