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佐藤琢磨に続け!ルマン24時間レースに挑む6人の日本人ドライバーたち

昨年は優勝まであと一歩の所に迫ったトヨタの活躍もあり、今季のルマン24時間レースは例年以上の大きな注目を集めることになりました。しかし、ル・マンで戦う日本の力はチームだけではありません。今季は6名の日本人ドライバーが参戦を表明しており、活躍が期待されています。そこで今回はそんな彼らに注目してみました。

 

©TOYOTA

 

今年のルマンに挑む日本人ドライバーたち

 

©︎TOYOTA

 

2017年6月17日にWEC(世界耐久選手権)の第3戦ル・マン24時間レースが開催されます。

ル・マンは、F1モナコGP、そして佐藤琢磨が優勝を飾ったインディ500と並んで世界3大レースの1つに挙げられ、毎年多くのレースファンが注目する大会です。

ワークスチームとしては、トヨタが昨年あと僅かのところで逃した優勝を目指して参戦を発表しており、大きな期待が懸っています。

また、その他にも6名のドライバーが参戦することが決まっており、様々なクラスで日本人の活躍が期待されています。

では早速ですが、ル・マン24時間レースに挑む日本人ドライバーたちをご紹介していきます。

 

中嶋一貴

 

出典:http://toyotagazooracing.com/

 

まず最初にご紹介するのは、トヨタの7号車をドライブする中嶋一貴です。

ル・マンへの挑戦は今年で6度目!2014年には予選でトップタイムを記録し、トヨタにとって初となるポールポジションをもたらす活躍を見せました。

しかし、それ以上に素晴らしい走りを見せたのは昨年のこと。

彼がドライブする5号車はレース終盤でトップを快走します。それは、ライバルのポルシェからも健闘を称えられる、素晴らしい走りでした。

しかし、トヨタの優勝はもはや決定的と思われた残り3分のところでまさかのマシントラブルに見舞われ、マシンはそのままストップし、リタイアという残念な結末を迎えます。

今季は開幕戦シルバーストーンから2連勝を飾り、良い流れのままル・マンに臨むことになっているので、マイク・コンウェイ、ステファン・サラザンとのチームワークで戦う8号車に、昨年のリベンジへ向けて大きな注目が集まっています。

 

小林可夢偉

 

©TOYOTA

続いては、同じく以前からWECに参戦している日本人ドライバー、小林可夢偉をご紹介したいと思います。

2016年からWECにフル参戦をしており、母国レースである富士スピードウェイで初優勝を飾るなど計6度の表彰台を獲得。

ル・マン24時間レースはGTE proクラスを含めて今年で3度目の出場となり、昨年は2位表彰台を獲得することに成功。

しかし、同じチームの7号車が優勝争いを演じるなかで、8号車も3周遅れで追走したのですが終盤で優勝争いに絡むことが出来ませんでした。

今季は開幕戦こそチームメイトのアクシデントもあり23位と沈んでしまいましたが、第2戦スパでは今季初の表彰台を獲得。

昨年の2位を上回る優勝に期待が懸り、かつてF1で戦ったセバスチャン・ブエミとアンソニー・デビッドソンと共に優勝を狙っています。

 

国本雄資

 

出典:http://toyotagazooracing.com/jp/wec/teamdriver/2017.html

 

続いてはル・マンに初めて挑戦する日本人ドライバー、国本雄資をご紹介。

昨年自身初となるスーパーフォーミュラの王者に輝き、国内最速レースを制した男がル・マンにも挑戦するということで注目を集めています。

国本がドライブする9号車は、トヨタがル・マン優勝を達成するための新たな試みで、今年の第2戦スパから参戦することになりました。

注目が集まったデビュー戦での結果は5位とトヨタ勢の中では最も下位でしたが、国本は初のLMP1での走行にも関わらず、レース中盤に力強いペースを披露しました。

本番となるル・マン24時間レースまでは短い期間ながらも限られた時間の中で成長を見せており、スーパーフォーミュラで見せた速さをル・マンでも発揮したいところです。

共にステアリングを握るのはニコラス・ラピエールとホセ・マリア-ロペス。

他のドライバーよりも経験こそ少ないですが、ル・マンでの奮起にトヨタからも大きな期待が寄せられており、国内に続いて世界的なレースでも一花咲かせる活躍を見せたいところです。

 

平川亮

 

©︎Red Bull Content Pool

 

そしてル・マンに挑戦する日本人ドライバーはトヨタのワークスドライバーだけではありません。

昨年、ル・マン24時間レースに初参戦した平川亮はLMP2クラスにGドライブレーシングから参戦します。

昨年のル・マン24時間レースではレース中盤に見事な追い上げを披露し、その時点でのファステストラップを記録するなど好走を見せ、一時はトップに躍り出ます。

結果こそリタイアに終わってしまいましたが、2度目の参戦となる今季は昨年以上に大きな期待を集めています。

また、今季も昨年に続き見事な成績を残しており、開幕戦での2位を皮切りに続く第2戦モンツァでは優勝を飾る活躍を見せました。

昨年からさらに経験を積み、ル・マンでの初完走と共に上位でのフィニッシュにも期待が出来る要注目の選手です。

 

澤圭太

 

Photo by 横田祐一

 

続いてご紹介するのはLM-GTEアマチュアクラスに出場する澤圭太です。

このクラスでフェラーリ488GTEをドライブする彼は今季からWECにフル参戦しており、デビュー戦となった開幕戦シルバーストーンで早くもクラス優勝という快挙を達成しました。

昔から憧れだったというル・マン24時間レースには昨年から参戦を果たし、予選ではクラストップを獲得。

初参戦にもかかわらず、決勝でも総合30位で、クラスでは4位に入り表彰台まであと少しという結果を残して見せたのです。

今季は、昨年に引き続きクリアウォーター・レーシングからの参戦となり、フル参戦の経験も活かし、大舞台での表彰台フィニッシュを決めたいところです。

 

加藤寛規

 

出典:https://supergt.net/news/single/16091

 

そして澤と同じクリアウォーター・レーシングから参戦する日本人ドライバーがもう一人います。

2008年以来、9年ぶりにル・マンに参戦する加藤寛規です。

1999年に初めてル・マンに出場した加藤はこれまで6度に渡って参戦を果たし、2002年には総合7位に入るという活躍を見せています。

近年は国内のスーパーGTに参戦しており、今季もCars Tokai Dream28に所属していますが、それと並行してル・マンへの復帰を果たしました。

ル・マンにおいては長いブランクがありますが、かつての経験を生かした走りにチームからも期待が寄せられています。

クリアウォーター・レーシングは2台のマシンに2名の日本人ドライバーを乗せ、澤がドライブする60号車だけでなく、彼の駆る61号車からも目が離せません。

 

まとめ

 

今年のル・マン24時間レースは、日本のレースファンにとっては1年で最も注目を集めるレースになるかもしれません。

トヨタは昨年あと少しのところで逃した優勝に向けて、全力の姿勢を見せています。

しかし、ここで紹介した6名のドライバーたちもそれぞれの目標に向かって、力強いレースを見せてくれるでしょう!

伝統のル・マン24時間レースは、日本時間6月17日(土)22時にスタートを迎えます。

是非ご覧の際には彼らの戦いに注目してみて下さい!

 

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Writer Introduction
shunsuke_kawai

モータースポーツライターをさせて頂いております、河合俊佑です。10代にF1の魅力にハマり、以後フォーミュラレースに憧れを抱く。大学時代は自身でカート活動を始め、モータースポーツの面白さを体感し、魅力を伝える事を志しています。少しでもモータースポーツを楽しく、分かりやすく伝えられるよう取組んで参ります。宜しくお願い致します。

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