待ちに待った新車の納車。人によっては数年単位で待ち続けたケースもあるかもしれません。新車の輝きを少しでも長く保つために、注文時にコーティングも合わせてオーダーするケースも多くなってきました。されどいかがでしょう?これはコーティングされているのか?半年くらい経過したら落ちてきた?そんな気分になってしまう方も少なくないと聞きます。本項ではカーディティーリングの「実は」の話を、プロショップに協力いただきまとめました。購入と同時にコーティングもお願いする、その前に検討する余地があるかもしれません。
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実は新車でもキレイとは限らない?
ユーザーの多くは工場出荷状態の新車と言えば、キレイと認識しています。
誰も触れていないし、シートもビニールカバーで養生されているし、疑う余地はないでしょう。
しかし、そうとも限らない、そう語るのはセラミックコーティング専門店「磨き屋Progressive」代表吉田さん(以下、吉田)。

吉田「正直にお話しすると、新車といえども汚れは付着しています。工場出荷からユーザー納車までの間、どうしても100%室内保管は難しいです。ヤードでの保管や車両回送も含め、汚れが付着する機会はたくさんあると言えます。また納車前の洗車でキレイにするはずが、誤った洗車方法により、傷が付着しているお車をたくさん見かけます」
せっかくの新車購入にもかかわらず、少し興ざめしてしまう事実ですね。
吉田「どうしても屋外には汚れのもととなるものが多いので仕方ない部分はあります。ただ問題なのは、この汚れやキズを取りきらないままコーティングをしてしまうと、効果を最大限発揮できないことです。コーティングは施工前の下地づくりが大事と言えます」

吉田「新車だからキレイと鵜呑みにせず、徹底的なクレンジングと研磨で下地作りをする、この意識と工程こそがコーティングプロショップ故の大きな特徴です」
なんとすでにコーティングをかける前に結果は決まっているのかもしれません。
コーティングの仕上がりを良くするためには?
本項冒頭でもありました「私のクルマはコーティングしたはずのなのにすぐにとれていない?」とならないようにするには何が重要でしょうか。
吉田「当店では大きく3段階あると考えております」
①十分なクレンジングとボディ研磨
②研磨のクオリティを担保する職人の腕・施工環境
③コーティング溶剤のクオリティ
吉田「カーディテイリング業はやっていることは至ってシンプルです。シンプルな工程をどこまでこだわってできるかが肝要と考えております。」
なるほど具体的なところを掘り下げていきましょう。
①十分なクレンジングとボディ研磨


吉田「当店のお客様の7割は新車施工です。上の画像は納車後すぐに施工したポルシェ マカンで、半日以上かけて研磨を行ってからコーティングを施工しました。ソリッドカラーであるにも関わらず光沢感を放ち、お客様には大変ご満足いただきました。」
この光沢感を得られれば、やってよかったとオーナーも思うはずでしょう。
どこまでこだわって研磨は行われているのでしょうか?

吉田「車両の状態にもよりますが、1台辺り2〜4回の工程で磨き上げます。もちろん使用するコンパウンドの種類も、ポリッシャーさえも使い分けて実施します。

吉田「さらに言うと、ドアハンドルの内側やドア内、さらにはエンブレムのきわまで磨き上げます。磨きにおいては抜かりなし、それが当店のモットーです」



②研磨のクオリティを担保する職人の腕・施工環境
吉田「当店は、施工のクオリティ及びお客様のコストを重要視し、ロケーションよりも設備環境を優先して開店いたしました。現在では、東名高速道路「綾瀬スマートIC」が開通し、各方面からのアクセスも良くなっております。」

吉田「施工ブースには天井・壁側面に2種類のライトを装着。これにより細かなキズはもちろん、自然光では発見出来ない部分も見逃しません。エアコンも完備でコーティング塗布後のコンディションも安定させます。当店で創業から約1年この設備で施工をおこなってきました。現在は以下のようになりました」


吉田「天井に吊るされたハニカムライト。側面のライトは可動式。アップデートされた照明環境でさらに研磨のクオリティを高めることに成功しました。正直申し上げると、以前の設備でも専門店として十分なクオリティを担保できていたと振り返ります。しかしながら、さらなる研磨技術向上のため投資をいたしました。」

吉田「また当店では、この道30年の熟練の職人が施工いたします。商売を考えれば、アルバイトでも完結するような仕組みを作り、数を捌くことが有用と言えます。しかし、あえてそうはしない。1台1台を丁寧に仕上げていくことがお客様に喜んでいただけると考えてこだわり抜きます。」
③コーティング溶剤のクオリティ
吉田「ガラスコーティングの謳っている耐久年数はかなりアバウトです。と云うのも、保管状況などに左右されることがしばしば。3年耐久のものが半年で劣化するケースもみかけます。」
たった半年で劣化してしまうとは。。。コーティングの意味があるのか?疑問になってしまいます。

吉田「そう思われても仕方ありません。しかし、このキレイだと言われる日本でも屋外はクルマにとって汚れてしまう要因はたくさんあります。それらに負けないためには、前述の充分なクオリティの下地作り、そして何よりも溶剤にこだわることです。結果、当店はセラミックコーティングに行き着き、開店以来セラミックコーティング専門として営業しております」
最近よく聞く、セラミックコーティングですが、一体どういうものなのでしょうか?

吉田「言ってしまえばセラミックもガラスコーティングの一種です。一番の違いは有機物をほぼ含まないこと、ガラスの純度が高いことです。結果、ガラスコーティングには出せない光沢やボディ保護性能を発揮します。」
それは全てにおいてパーフェクトなコーティング剤と言えそうですが、なぜあまり一般的でないのでしょうか?
吉田「一般的にはセラミックコーティングの施工は、下地作りの重要度が高いこと、コーティング溶剤の塗布に手間がかかること等、取り扱うには時間や技術が必要です。その分価格に跳ね返る部分があり、高級メニューの立ち位置になっているかもしれません。」
セラミックコーティングの実力は?水をかけてみた
約15年落ちのZC31S型スイフトスポーツのボンネット部分に施工しました。
※鏡面研磨+プログレッシブセラミックコート タフグロスを施工


いかがでしょうか。水が浮き、おたまじゃくしのようにコロコロと流れていこうとしています。
施工前の部分と比較すると、水の弾きはもちろん、艶感の違いも一目瞭然ですね。
コーティングの前に念入りな磨きをかけているからこそ実現できるクオリティでしょう。

プログレッシブセラミックコート タフグロスは撥水性のコーティングで、スリック(コーティング表面のなめらかさ)を重視しているため汚れが付きにくい、落としやすい性質となっているそうです。
セラミックコーティングを安くやりたい!

一般的なコーティングと専門店のコーティングの違いは、歴然たるものであったことはよくわかりました。
良いものですので、もちろん価格に添加されるのでしょう。
吉田「そんなことはありません。当店はセラミックコーティングは業界最安級を自負しております。ガソリンスタンド系のコーティングサービス(簡易コーティングを除く)と同価格帯で実施しております。確かにガラスコーティングに馴染みのない方には高く感じられるかもしれませんが、専門店のセラミックコーティングと比較するとバーゲン価格とも言えます。無駄なコストを徹底的に排除し、お客様にご負担いただく費用を少しでも軽減することが当店のモットーです。」
気になる価格を聞いてみました。
スポーツカー スープラ(Mサイズ)のお見積もり例

プログレッシブセラミックコート グロス(5年耐久)
→127,800円
ボディ鏡面研磨(新車・納車登録1ヶ月以内)
→43,800円
合計 171,600円(税込)
※コーティング耐久期間1ヶ月あたり 2,860円
※RZ34フェアレディZ、ポルシェ911(Type992)も同サイズ
人気SUV ポルシェ・マカン(LLサイズ)のお見積り例

プログレッシブセラミックコート グロス(5年耐久)
→165,800円
ボディ鏡面研磨(新車・納車登録1ヶ月以内)
→51,800円
合計 217,600円(税込)
※コーティング耐久期間1ヶ月あたり 3,627円
※人気SUVのレクサスNX,RX、日産アリア、BMW X3も同サイズ
例えば、毎月、簡易コーティング剤を購入してDIY施工することと比べてはいかがでしょうか?
DIYでは出せないクオリティと保護性能を鑑みると、決して高い買い物ではないかもしれませんね。
また、同店では現在室内除菌キャンペーンを実施中。
「Motorzの記事を見た」と申込み時にお伝えいただければ、室内除菌の施工(通常22,000円相当)を無料でサービスしてくれるとのことです。
詳しくは店舗までお問い合わせください。
取材協力
磨き屋Progressive
神奈川県綾瀬市上土棚中4-7-53
0467-73-7037
定休日:毎週水曜