昨今はボディコーティングが一般的になってきて、多くのユーザーが新車購入と同時にコーティングを施工するようになりました。その中でディーラーでのコーティングという選択肢があります。最近では、納車遅れのお詫びや値引きの代わりにコーティングを無料でサービスするケースもあるようです。一見お得に思えるのですが、果たして実際のところはどうなんでしょうか?考察をしてみます。
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いいものが無料な訳が無い
厳しい見出しで始まりましたが、あくまでも一般論としてご理解いただけると幸いです。
世の中には、お得感の演出や顧客獲得のために無料サービスを謳うケースが多数あります。ですが、最終的に支払うのはエンドユーザーなので、サービスと言えどもすべて価格に添加されいるのが実情です。
企業は、その売上の中から、様々なコストや経費を支払うため、極力無料サービスの原価を下げる努力を行います。
自動車ディーラーでよくある無料サービス「オイル交換〇回まで無料」を例にしてみましょう。
一口にエンジンオイルといえども、ネットショップで1リッターあたり数百円で売られているものから、1リッター5000円を超えるものまであります。
また、無料サービスの内容を本業として経営されている事業者もいます。
その最たる例がカーコーティングの世界です。
コーティングに拘るショップにしてみれば、「サービスにされるような軽いものではない」というのが本音かもしれませんね。
何が違う?プロショップのこだわり
違いを理解する大前提において、コーティングにとって何が一番大切かを知る必要があると言えます。
それは「下地づくり」です。
多くの方は、コーティング=専用の溶剤をボディに塗り込んで完結と理解されていますが、実はコーティング塗布の前段階の工程、すなわち下地づくりが出来栄えの9割を決めると言われています
入念な洗車と研磨で、汚れとキズを落としてから塗布されたコーティングはキレイな仕上がりになるだけではなく、強固にボディへ密着するため耐久性もアップします。
いたってシンプルな下地づくりですが、時間・環境・技術などを求められ、こだわれば拘るほど、原価がかかることは否めません。
では無料サービスのコーティングはそこまで拘って行われているのでしょうか?
すべてではありませんが、多くは外部のディテーリング業者へ発注されます。 彼らがディーラーへ出向いて駐車場や軒下などで施工するケースや、薄利多売の傾向が強い提携工場にて一日複数台の施工が行われているケースが多いです。
コーティングプロショップ目線では、それでは十分な下地づくりをできないと言い切れます。
結果、コーティングをしてもらっても、最初からキズが目立ったり、すぐに効果が弱くなったように感じた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コーティング専用施工ブースがあるか否か?
今回取材協力をいただいたセラミックコーティング専門店の磨き屋Progressive(神奈川県)では、複数種の照明が設置された専用コーティングブースを有しています。
これはクルマをキレイに見せるためのスタジオではありません。研磨を行う際に、自然光では見えないキズや汚れを見逃さないために存在しています。キズや汚れの種類、ボディカラーにより、一つの照明では対応できないため、複数種あるわけです。同店では「あら捜しライト」と呼ばれているとか。
あら捜しを重ねて磨いていくので、研磨の精度が高まり、よりクオリティの高いコーティングを実現します。
他にもエアコンを完備し、ブースの温度調整が可能です。これにより、コーティングの硬化スピードを調整でき、適切な施工を行うことができます。
これらは、設備投資として決して安いものではありません。ですが、同店ではプロショップを謳う上で必要条件と話します。しかし、サービスコーティングの多くは青空施工。施工ブースの有無は、コーティングショップを選ぶ上でもっとも大事な条件とも言えそうですね。
職人の技術と経験値
磨き屋Progressiveのスタッフは、この道30年の職人を筆頭に腕利きの職人が集まっています。彼らは元々大のクルマ好き。熟練の経験値を武器に、まるで自分の愛車のように大切にお客様のクルマを施工しています。
しかし、昨今では独立支援サービスなどで、コーティング施工の研修をする企業もあり、極端な話、初心者から一夜漬けでコーティング職人になれるような風潮も。そして店舗を持たず、出張のみでコーティングを行います。固定費が発生しませんので安く施工することができ、原価を抑えたいディーラーとマッチすると言えるでしょう。
しかし、環境もさることながら「誰がやる」もコーティングの世界ではとても大切です。
下地づくりに拘るには、環境だけでなく技術や経験が物を言います。誰に施工してもらうか?に拘っていくことが肝要と言えますね。
予算が気になる・・・
ここまで読んでいただければ、コーティング専門店に分があることは十二分に理解できると思います。しかし、消費者のお財布事情はまた別の話・・・。すぐには決断ができないでしょう。
そこでまた、磨き屋Progressiveの拘りを伺いました。
彼らは、一般的に高級メニューとされるセラミックコーティングを業界最安級で提供することをモットーにしています。
比較してみましょう。ディーラーのコーティングと言えども、ハイエンドコースならカタログ価格上では20万円を超え、アルファードサイズなら30万円近くになります。
一方、磨き屋Progressiveであれば、同等の価格帯で一番人気の「ダイヤモンドグロス」というコーティングを施工できます。
また、もっとリーズナブルにという方向けに、「セラミックグロス」というメニューの用意があり、ディーラーのスタンダードクラスと同価格帯で専門店のこだわりの施工を受けることができるわけです。
オプションも含まれる?
追加料金のオプションとなることが多い、ホイール・樹脂パーツ・ドアの内側・エンジンルームのコーティングも、セット価格となっているのが磨き屋Progressiveの強み。結果として、お得になることで多くのユーザーから支持を集めているそうです。
お得だけでなく、とことんキレイに仕上げる職人気質も感じられるので、満足度は高いかもしれません。
さらにお得にコーティングをしたい
磨き屋Progressiveでは、2024年11月30日までにお申込み及び施工をいただいたお客様に関してお得なプランを用意しております。
「Motorzの記事を見た」とお申込み時にお伝えいただければ、室内除菌の施工(通常22,000円相当)を無料でサービスしてくれるとのことです。
この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
店舗名:磨き屋Progressive
所在地:〒252-1113 神奈川県綾瀬市上土棚中4-7-53
電話番号:0467-73-7037
営業時間:9-18時 定休日:毎週水曜日
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