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たまにはモータースポーツ観戦はいかがですか?
テレビや雑誌、Webサイトなどでも取り上げられるモータースポーツ。
普段から興味を持っていても、サッカーや野球のように、すぐ近くで開催しているという訳ではないので「モータースポーツ=テレビで観るもの」と知らず知らずのうちに決めつけている人も多いはず。
でも、意外と簡単に行けちゃうんです!
例えば、今回ご紹介する鈴鹿2&4レースが行われる鈴鹿サーキット(三重県)。実は東京から“クルマがなくても”行くことができます。
新幹線等で名古屋まで行って、近鉄線に乗り換え。そこから約1時間弱で近鉄白子駅に到着します。
レースイベント当日は白子駅と鈴鹿サーキットを結ぶ直通バス(片道400円)が運行しています。特に朝と夕方は便数も多いため、比較的待ち時間も少なくサーキットへ行けます。
時間帯にもよりますが、最短で東京から約3時間30分程度で鈴鹿サーキットに辿り着けます。そのため、レースが終わって18時ごろにサーキットを出たとしても、その日のうちに東京まで帰ってこられるのです。
さらに伊勢鉄道を利用して鈴鹿サーキット稲生駅につけば、徒歩15~20分でサーキットへ到着!結構便利なんです。
意外と女性同士で観戦に来るファンも多い
「レースは男の人が楽しむもの」と決めつけている人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
特に最近は、F1をはじめスーパーフォーミュラなんかでも女性同士で来場してレース観戦を楽しんでいる人が多いです。
もちろん、楽しみ方も様々。客席からマシンが走る姿をただ眺めている人もいれば、お気に入りの選手(最近はイケメンドライバーが多いです!)を追いかける人もいれば、カメラを片手にカッコイイ写真をひたすら撮りまくるという人も!
詳しくは次の回で説明しますが、この他にもサーキットでしか味わえない魅力がいっぱいなのです!
シーズン到来を告げるレースイベント“鈴鹿2&4レース”とは?
通常、モータースポーツイベントは4輪と2輪が別々に行われますが、鈴鹿サーキットではシーズンの一番最初は国内最高峰のビックレース2つを同日開催する「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」が4月22・23日に行われます。
ここ数年は、4輪の国内最高峰レースのひとつである「スーパーフォーミュラ」と、2輪の国内トップカテゴリー「全日本ロードレース選手権JSB1000」がメインイベント。
基本的にそれぞれの年間スケジュールが組まれていますが、開幕戦の舞台となる鈴鹿は同じ日に開催ということで、それぞれのファンにとっても同じチケットで2レース観れてしまうというお得なイベントなのです!
今更聞けない「スーパーフォーミュラってどんなレース?」
国内最高峰のフォーミュラカーレース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」。
名前を始めて聞くという方もいらっしゃると思うので簡単にご紹介します。
F1と同じフォーミュラカーで争われるため、一見、マシンの外見を見ると「F1マシン?」と思ってしまうほど。でも、ルールは全く違います。
各チームがオリジナルのマシンを製作して勝負するのがF1なのに対し、スーパーフォーミュラでは使用するマシンとタイヤは全て共通。エンジンこそトヨタとホンダの2メーカーに分かれていますが、その差はほとんどありません。
つまり、ほぼ100%ドライバーの腕で勝負が決まります。
さらに全日本選手権ではあるものの、参戦しているドライバーは世界で活躍している人ばかり!
ル・マン24時間レースでも有名な世界耐久選手権(WEC)に参戦しているアンドレ・ロッテラー、中嶋一貴、小林可夢偉をはじめ、元F1ドライバーのナレイン・カーティケヤンも参戦。
さらに今年はF1ドライバー候補の一人と言われているピエール・ガスリーの参戦が決まりました。
また昨年参戦し2勝を挙げたストフェル・バンドーンも、今年はマクラーレン・ホンダのレギュラードライバーとしてF1に参戦するなど、ここ数年は世界からも注目されるレースになりつつあるのです。
今更聞けない「JSB1000ってどんなレース?」
オートバイの国内最高峰「全日本ロードレース選手権」。その最高峰クラスと言われているのがJSB1000(ジャパン・スーパーバイク1000)です。
使用されるバイクは、およそ1000ccの市販用バイクがベースとなっているのが特徴。例えばホンダ・CBR1000RRやヤマハ・YZF-R1など、街中で見かけるバイクが、全日本チャンピオンをかけた舞台で使用されているのです。
こちらはヤマハ、カワサキ、ホンダ、スズキ、BMW、アプリリアなど参戦バイクも多種多彩。また毎年夏に行われる鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)にも直結するカテゴリーなので、春の鈴鹿ラウンドは、その前哨戦としても位置付けられています。
市販用がベースとはいうものの、メインストレートではスーパーフォーミュラをも凌ぐ最高スピードを披露。また最初から最後まで各ライダー間で繰り広げられる駆け引きも、注目どころ!
また、このレースでは鈴鹿8耐の選考レースを兼ねているため、スタートの合図と同時に、ライダーがバイクに駆け寄っていく「ル・マン式スタート」も観られるというのも、大きなポイントです。
現地観戦が決まったら、まずはチケットの確保!料金と購入方法はこちら!
まとめ
こうしてざっくりまとめて見ると、サーキットにレース観戦に行くというのはショッピング感覚で気軽に行けるものではなく、事前にある程度計画を立てる必要があったりと、色々と特殊です。
でも「不可能」でもないのです!
いつもとは、少し違う“週末の過ごし方”を試してみませんか?
次回は、モタ美とビギ菜が鈴鹿サーキットに到着!現場ならではの迫力に2人が圧倒されます!