日本国内の主要な4輪や2輪のレースやサーキットを知る人にとって、必ず耳にしたことがあるであろう『ダンロップコーナー(ダンロップカーブ)』。国内の主要な数カ所のサーキットにあることは、既にご存知だと思います。その名前の由来としてはイギリス発祥のタイヤブランドである『DUNLOP』から来ていますが、実は意外なところにもその名前がつけられたコーナーがあるのです。

©️Motorz

 

ダンロップコーナー(カーブ)とは

筑波サーキットのダンロップブリッジ / ©️Motorz

ダンロップコーナー(カーブ)とは、いわゆる”ネーミングライツ(命名権)”で名前がつけられたコーナーやカーブの名前で、ゴム製品を主力とする日本の大手メーカー・住友ゴム工業のタイヤブランド『DUNLOP』の名前がつけられています。

ダンロップブランドは、現在グッドイヤーの100%子会社となっており、日本国内では住友ゴム工業のブランドのひとつとなっています。

さて、今回の話の主題であるダンロップコーナー(カーブ)ですが、主要なサーキットに点在している同コーナーの特徴はブランドカラーとなるイエロー&ブラックのロゴが大きく表示されている点です。

同コーナーは、いずれのサーキットにおいても勝負所となるコーナーとして有名で、モータースポーツ好きであれば、レース実況などで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

ということで、ダンロップコーナーは一体いくつあるのか?

皆さんは見当がつきましたでしょうか?

以下から答え合わせとなります!

 

国内編

筑波サーキット コース2000

©️Motorz

茨城県下妻市にある筑波サーキットのコース2000には、ダンロップコーナー(35R)と一緒にダンロップブリッジが存在し、4輪と2輪で表情を大きく変えるコーナーです。

4輪では高速の右コーナーですが、2輪ではアジアコーナーとダンロップコーナーを合わせたS字コーナーのようになり大きく異なります。

第1ヘアピンから第2ヘアピンを繋ぐ要所として、ギャラリー向けのスタンドも両側に用意されていたりとレース観戦をするスポットとしても注目のコーナーです。

 

富士スピードウェイ 国際レーシングコース

©️Motorz

静岡県小山町の富士スピードウェイ国際レーシングコースにあるダンロップコーナー(15R)は、SUPER GTなどのレーシングカーであれば200km/hオーバーからのフルブレーキングとなり、ブレーキに厳しいコーナーとして有名です。

2005年のコースリニューアルで誕生したコーナーですが、ブレーキングの要所となることから、オーバーテイクポイントとしても知られており、様々な名勝負が行われてきました。

ギャラリーポイントではあるものの、スタンドがあるわけではなく、コースサイドでバーベキューやキャンプをしながら観戦できる観戦スポットとして、一味違ったレースの楽しみ方ができるコーナーでもあります。

 

鈴鹿サーキット 国際レーシングコース

©️MOBILITYLAND

三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット国際レーシングコースにあるダンロップコーナーは、3つのR(77.5R-210R-200R)からなる高速の複合コーナーで、F1などで様々なドラマを生んだコーナーです。

S字から逆バンクコーナーを抜けて行くと、ダンロップコーナーは高低差により縦のブラインドコーナー(クリッピングポイントからアウト側の縁石が見えない)となっており、ドライバーはアクセルを早く開けたい欲求とアウト側が見えない葛藤と戦います。

パワーが上がれば上がるほど難しくなるコーナーで、多くのクラッシュが発生するポイントになっています。

 

 

海外編

サルトサーキット

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

フランスのサルト県ル・マン市郊外にあり、伝統のル・マン24時間レースの時には一般道も接続して出来上がる1周約14kmのサルトサーキットにも”ダンロップカーブ”と”ダンロップシケイン”があります。

ハイスピードセクションの1コーナーが『ダンロップカーブ』と呼ばれており、そのまま『ダンロップシケイン』へと続きます。

高速コーナーから低速シケインと繋がることから、オーバーテイクと接触とが多く発生するコーナーとして多くのギャラリーが集まります。

ダンロップブリッジも設置されており、国内のサーキット以上にダンロップ一色に染まっていることが特徴です。

出典:https://toyotagazooracing.com/

 

番外編

北陸本線(敦賀-新疋田)

EF81©️まりも

サーキットではありませんが、ダンロップカーブと呼ばれる場所は鉄道路線にも存在します。

場所は福井県敦賀市の北陸本線 敦賀-新疋田間で、”撮り鉄”界では有名な撮影スポットとして知られています。

何故ここがダンロップカーブと呼ばれているのかは諸説ありますが、その昔カーブの先の陸橋手前にダンロップの看板が立っていたからだそうです。

意外なところにもダンロップカーブが存在しているんですね!

 

 

まとめ

©️Motorz

いかがでしたか?

今回は筑波サーキット、富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、サルトサーキット、北陸本線のダンロップコーナー&ダンロップカーブをご紹介しました。もしかしたら、今回ご紹介したところ以外にもダンロップコーナー(カーブ)は存在するのかもしれません。

サーキットではレースの勝負所やオーバーテイクポイントとして知られていますので、観戦ポイントに困った人はダンロップコーナー(カーブ)で観戦してみるのをオススメします!

 

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