アルミホイールメーカーの名門、エンケイが2021年4月1日に新商品を発表!通販サイトENKEI WEB STORE」にも、「エンケイホイル」として掲載されました。市場最軽量をうた、原産国はさすがのMADE IN JAPAN!近日発売…もちろんエイプリルフールネタですが、「販促品で出した事あるんじゃないの~?」と思わぬツッコミが来そうです(笑)

アルミホイールの名門エンケイ。お世話になっております! 出典:https://www.enkei.co.jp/webstore/accessories/652/

0.01/秒の戦いを制する…キッチンで?!

エンケイホイル 出典:https://www.enkei.co.jp/webstore/accessories/652/

これまでサーキットからストリートまで、クルマの足元を高性能で支え、あるいはドレスアップを足元から引き締めてきた、アルミホイールでは日本屈指のプロフェッショナル「エンケイ」。

そのエンケイが、新たな戦いの場として選んだのは何を隠そう「キッチン」だった!

2021年4月1日、ENKEI WEB STOREにて「エンケイホイル」爆誕!近日発売カミングスゥーンッ!

これまで0.01秒の戦いを制するべく繰り広げられてきたアルミホイールの軽量化技術を、今度は「0.01/秒」で争う…

あ、0.01ってこの場合はmmですよね?どうもタイヤホイールってmmとインチがアチコチに混在してるので、確かめないと気がすまないタチでして…

おっと脱線です。

ともかくキッチンでの調理とは、独身生活、あるいは主夫や主婦として家事をマジでやっている読者の皆さんならご存知の通り、調理中は間隙をついて洗濯機をかけたり洗濯物を取り込んだり、ちょっと内職に手をつけたりSNSでツッコミのひとつも入れたりと、なかなか大忙し。

そんな寸秒を争う「戦場」において、「蒸す」、「焼く」、「包む」と大活躍するアルミホイルの重量は、まさに勝敗を分ける重要なファクターなのです!

なお、アルミホイルは単純に材料を包んで蒸したり焼いたりするだけでなく、フタがどっかにいってしまったフライパンのフタ代わりにしたり、煮立った鍋にかぶせてホイルを挟むようにフタをして火を止め、少し置いておくと粗熱でイイ感じに煮物が仕上がるような使い方もあり…

おっと料理法の紹介ではなくアルミホイルの紹介ですが、サイズは箱を見る限り「25cm×5m」とあるので、薄手の25cm×15mではなく、厚手ホイルな事がわかります。

「軽量・高剛性」を謳うからには厚手ホイルの中でも軽さと破れにくさで業界最先端をアピールすると思われ…

ホラ!オーブントースターが空いたら素早くジャガイモの切れ目にバターをのせ、アルミホイルでくるまないと、先に焼き上がったグラタンが冷めちゃう!独身独居のライター業は食事作るのも時間との勝負!(※思いっきり私事)

今年のエイプリルフールネタは、「もしかして過去にあったんじゃないか」的な?

アルミホイルはデコったりドレスアップで実用性もあるから困る Photo by Ryan McGuire

さて、もちろんエイプリルフールのネタですが、「包む物の写真映えを邪魔しないプレーン仕様」「背景に溶け込みシュールな笑いを創るパッケージデザイン」と、イマドキのツボをフォローしつつも淡々とした商品説明です。

「エンケイ史上最軽量アルミホイル」に至っては、もしかしてガチな販促品として配布した過去があり、

なんだよエンケイなのに百均のやつより重てーアルミホイルだな、これじゃ遠州軽合金の名が泣くぜ?(ヘラヘラ)

と、ガチで笑われた過去でもあったのでしょうか?

最近はいろんな製品でオリジナルパッケージが可能になっていますから、本当にそのうち発売されるかもしれず、ダートラやラリーなどバーベキュー可能な一部モータースポーツでは実用に供されている姿が目に浮かびます。

他にも、プラモデルをマジメに作った経験のある方なら想像がつくと思いますが、アルミホイルはドレスアップで威力を発揮しますし、工作用のカラーホイルも販売されていますから、油断しているとガチでエンケイのアルミホイルが発売されかねません。

筆者もイベントや競技会の直前、愛車に傷やサビを見つけてしまうと、やっつけ仕事でビニールテープやアルミホイルで適当にごまかした過去があるので…いっそ本当に発売してほしい気もします。