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誰でも簡単に切れる!コスパNo.1のDIYにオススメな超音波カッターとは?

LEDというとウインカーバルブやテールランプ、ルームランプなど、純正のハロゲンバルブから交換する際に選ぶことが多いのでは無いでしょうか?社外品のLEDバルブやLEDテールASSYに交換されることもあると思いますが、DIYで自分だけのLEDライトを作ってみたいと考えたことはありませんか?自動車パーツのDIYというとハードルが高いと思われがちですが、便利な工具を使用することで簡単にDIY作業をすることができるんです!今回はクルマのヘッドライトやテールライトのDIY工作に便利で安価な、ごんた屋「超音波カッター」をご紹介します!

©️Motorz

 

ごんた屋とは?

TAS2019ごんた屋ブース / ©️Motorz

京都府木津川市に店舗を構えるLED・電子工作の助っ人「ごんた屋」。

例年開催される東京オートサロン(以下:TAS)では、毎年ブースに露出度が高いキャンペーンガールが登場させることで話題を呼んでいますが、DIYでのLEDテールランプやヘッドライト加工を得意としており、流れるウインカーなどを自作するなどDIYユーザーにとっては知る人ぞ知るショップです。

取扱商品は車種ごとのテールランプのユニットなどではなく、電子基板やLED点灯キットなどDIYユーザー向けの製品ばかり。

ごんた屋の東田社長 / ©️Motorz

もちろんLEDテールのDIY製作となるとそれなりの知識と技術が必要となりますが、ごんた屋では講習会や専門学校での授業を実施し、誰でも自作でLEDテールやヘッドライトが製作できるよう技術補助まで行っています。

「商品を売るのではなく、技術を売る」というモットー通り、DIYを楽しむユーザーへの情報発信やDIYに必要な工具の販売までサポートしてくれるのです!

そんなごんた屋の東田社長がイチオシと太鼓判を押すのが今回ご紹介するオレンジ超音波カッター「R31 GONTA」です。

一体どんな工具なのでしょうか?

超音波カッターとは?

超音波カッターR31 GONTA / ©️Motorz

模型やプラモデルなどの工作用工具として使われることが多い超音波カッター。普段はあまり聞き馴染みの無い工具ですが、噛み砕いて言い直すと「ものすごく高性能なカッター」で、「超音波」と仰々しい頭書きがついていますが、基本的に切れるものは通常のカッターと同じで、紙やボール紙、プラスチック、樹脂など同じです。

でも全然違うのは圧倒的にラクに切削できる点です!

超音波の由来は、刃先が振動することにより少ない力で対象物を切断することに由来しており、今回ご紹介するR31 GONTAは1秒間に40,000回もの振動を行い、サクサクと切り進むことができるシロモノです。

ケースどころかCDごと切ることができる超音波カッター / ©️Motorz

「刃先が振動する」という点から、プラスチックなどを切断する場合、高速振動による摩擦熱で切断面を溶かしながら切り進むことが可能で、CDケースなどはCDごとバターをナイフで切るように切断することができます。

超音波カッターによりカラ割りしたテールレンズ / ©️Motorz

プラスチックや樹脂を簡単かつ綺麗に切断できることから、テールレンズやヘッドライトのカラ割りをするのに非常に役立ちます!

DIYでウインカーやテールランプを製作する場合、基盤などをレンズ内に埋め込むためには、バルブ挿入口からでは小さすぎるため、表面側のレンズを切り出して加工ことが必要不可欠で、純正のレンズは防水加工などの理由により、バルブ装着側の台座とレンズ側の間にシール材が流し込まれているため、取り外すことができません。

このため、ワンオフ加工でLEDを埋め込む場合にはレンズと台座を分離させる(カラ割りする)ことが必要となるのです。

とはいえ、電子基板が製作できてもカラ割りなんてやったこと無い、という方にも超音波カッターがあれば簡単に切断することができることでカラ割りも手軽に行うことができます。

ごんた屋の超音波カッター、ココが凄い!

通常、工業用の超音波カッターは数千万円規模の価格で流通しており、オレンジ超音波カッター「R31 GONTA」の開発にあたりごんた屋の東田社長が生産メーカーにオーダーメイドでハンドツールの作成依頼した際、300万円の見積もりが来そう。

そこで電子工作機器製造を得意とする本多電子社とタッグを組み、東田社長監修のもと納得いく性能かつ価格帯で超音波カッターを作成。

他では10万円以上する性能を誇る超音波カッターを、同等性能以上で42,600円(税別)という誰でも購入することができる価格にまで抑えて販売することを実現しています。

直線だけでなく曲線で切削することも可能 / ©️Motorz

さらには切断用の刃と溶着用の替え刃が同封されており、刃を交換することでプラスチックであれば再度接着させることを可能としています。

また、他社の超音波カッターであればブレーカーが内蔵されており、過負荷が掛かった際に自動的に電源がOFFになるよう制御がされていますが、R31 GONTAはあえてブレーカーを搭載しないことで作業が中断することなく切断することができ、作業をするユーザー目線でストレスフリーな超音波カッターでもあるのです。

分からなければ俺に聞け!安心のサポート体制!

切削の実演をする東田社長 / ©️Motorz

日本人に限らず外国人も購入していくオレンジ超音波カッター「R31 GONTA」、工作用工具としては驚きの2,000台以上の販売実績があります。しかも商品説明書の問い合わせ連絡先には、東田社長個人の携帯電話番号が記載されており、超音波カッターでの分からないことや、LED工作での分からないことがあればいつでも社長に問い合わせが可能!

「人と話をするのが好きなので、苦にならないんですよ。」と語る東田社長ですが、一人一人問題解決ができるまで対応してくれる、ということなので万が一の時でも安心して工作に取り組むことができますね!

超音波カッター商品情報

©️ごんた屋

過去にはブラックカラーのモデルを販売していましたが、2019年現在はオレンジカラーに統一された超音波カッターが販売中です。

◆価格
42,600円(税別)

◆仕様
発信周波数:40kHz
最大出力:20W
最大消費電力:25VA
電源:AC100V (50/60Hz)
電源コード:1.4m
出力コード:50cm(カールコード)

【ごんた屋】会社情報

会社情報
所在:〒619-0214 京都府木津川市木津雲村49-1
電話:0774-73-2397
Mail:tencho@gontaya.jp
ごんた屋 Youtube channel:https://www.youtube.com/channel/UCOIglQtD9ER1AVaTHLocUUw
定休日:火曜・土曜日(専門学校授業の為)

【超音波カッター】まとめ

東田社長(中央)と話題のキャンペーンガール(左右) / ©️Motorz

今回はLED・電子工作の助っ人、ごんた屋から発売されている超音波カッター「R31 GONTA」をご紹介しました。超音波カッターの用途を考えると、LED工作に限らず樹脂素材のエアロパーツの加工にも適しており、穴あけ加工や切削加工を簡単に行うことができるので、冷却のためにグリルを穴あけしたり、空力のためにリアバンパーを穴あけしたりと様々な用途で使えます。

4万円する工具、と単純に考えるとかなり高い買い物ですが、ご家庭でもクルマでも使用できる幅広い用途の広さと性能の高さを考えると、一台あるだけで何役にも役立つ工具であるので安い買い物ではないでしょうか?

超音波カッターで5万円以下は破格!1度使ったらその性能にビックリするはずです!

ごんた屋公式Webページを見る

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