今やスマートフォンはカーナビにとって変わるクルマの主役ツールと言ってもいいでしょう。少し古めなクルマでも今ドキのクルマっぽくアップデート出来るのがカロッツェリアの『MVH-7500SC』。1DINサイズなので装着車種を選ばないし、BluetoothやUSB、ハンズフリー通話などの便利機能が簡単に手に入る逸品でした!
Photo : Takanori ARIMA Text : Masamichi OKUTSU
スマートフォンを車内用に最適化できるメインユニット
今回ご紹介する、カロッツェリアの『MVH-7500SC』は、スマートフォンをメインユニットとして使うことが前提なので、本体自体に備わる機能はかなり限定されます。
逆に言い換えれば、CDドライブなどが備わっていないからこそ、販売価格は比較的お手頃で、市場価格は概ね2万円前後となっています。
また、ユニットは1DINサイズで取り付け車種を選びにくく、機能的にも少し前のモデルにピッタリ!
後付けのナビ(モニター)を取り付けたくないという人にも最適なアイテムです。
スマートフォンの固定は本体に内蔵されている専用クレイドルを使用し、縦でも横でも使いやすい方向で固定することが可能。
iPhone Xなど比較的大型のスマートフォンでもしっかり固定することができます。
スマートフォンなので、固定のカーナビに比べると画面は小さいのですが、音声案内もしてくれるため、使っていて特に不自由は感じないという方も多いはず。
そんな方にも、さらに便利にその機能を使っていただけるアイテムとなっているのです。
設定はスマートフォンで!! 幅広い設定範囲も楽々
ディスプレイの色など、好みに合わせた細かな設定ができるのも嬉しい心遣い。
今回、装着したBMW E46はメーターなどの情報表示色はオレンジ色なので、ヘッドユニットの表示色も同じような色に併せて、違和感なく装着できました。
また、細かい設定はスマートフォン側でできるので、ヘッドユニットの小さなボタンで操作するより、簡単にできる点も魅力の1つです。
ヘッドユニットには当然USBポートがありますが、位置関係も絶妙。
従来の社外オーディオだと、USBポートはディスプレイの隅の方についていたので、ケーブルにある程度の長さを必要としましたが、MVH-7500SCはステーの脇に装備されています。
これにより5cmのケーブルで接続可能となり、インパネ周りがスッキリ。
細かいですが実際に使ってみると、便利さを実感する部分のひとつです。
オーナーボイス「スマートフォンファーストならではの操作感に満足」
自分の愛車に装着し、実際に愛用しているMotorz編集部ウチハラは、
「『カーナビはスマートフォンで十分!! でも、好きな音楽を楽しむためにそれなりのユニットは欲しい』それがこの7500SCを買った理由でした。
また、好きで乗っているE46ですが、今のクルマでは当たり前の機能もほとんど付いていません。
そんな“今は当たり前”な機能が追加できることも嬉しいポイントで、ボクのように年式の旧いクルマを楽しんでいる人にはピッタリなユニットだと思います!!」
「目的だった“音”の部分は想像以上に満足できるものが楽しめています。
スピーカーは純正のままですが、それでもノーマルよりずっといい音が聞けるようになったし、音楽のためのモードも数多く設定されているので、聞く楽曲に合わせて設定を変えてやれば、幅広い楽しみ方ができます。
個人的には“スーパー轟サウンド”でズンズン鳴る低音がお気に入りです!!」
「LINEなどメッセージアプリの読み上げや、Bluetoothによるハンズフリー通話は、想像以上に便利で、今では私にとって不可欠な機能となっています‼」
と、大満足な様子でした。
製品情報
パイオニア カロッツェリア MVH-7500SC
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/car_av/av_mainunit/mvh-7500sc/
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