かつて航空機の整備士だったという、少し変わった経歴を持つ『ムライケ・スピード・ファクトリー』代表の村井さん。愛知県一宮市にある同店は、コペンの専門店として有名なショップです。今回はそんなコペンのスペシャリストが作り上げた、ある意味究極系!?やり尽くされたコペンをご紹介して頂きました。

掲載日:2019/08/31

カスタム総額は1000万円以上!?やりすぎコペン!

「ヤバすぎるコペンを紹介してもらえる!」ということで、今回ムライケスピードファクトリーへと馳せ参じたのは、Motorz編集部のマエダ。

早速、代表の村井さんに案内してもらい、”そのコペン”とご対面〜!

パワーは140馬力程度……と、ヤバすぎるスペックを聞いてた割には控えめだなーというのが第一印象でしたが、聞けばサーキットでタイムを狙うカリッカリのチューニングというよりは、ロングツーリングなどを快適に楽しむのがメインとのことで、納得の仕様でした。

車高はビッタビタに下がってますが、エアサスが組み込まれているので、走行時には適正な車高まで上がります。

走行時は純正よりチョイ下げ程度の車高となるので、少し運転させて頂きましたが、予想以上に快適なクルージングが楽しめました!

各部紹介

村井さんが前オーナーと、5年ほどかけてコツコツと仕上げてたきたコチラのコペン。

カスタム箇所が多すぎて「流石にカンペがないと説明漏れがあるかも……」と作った村井さん本人も不安になるほど手が加えられ尽くしているわけなのですが、ざっくりと紹介して頂きました。

エアロはボンネットがTAKE OFF製で、その他のパーツはPANDORA製。

マフラーはSURUGA SPEED製で、リアウイングはRICE ROCKET製です。

内外装を統一した鮮やかなブルーは、LEXUSブルーの全塗装で、オイルメーカーのWAKO’Sカラーとなっていますが、前オーナーが好きだったというSUPER GT参戦チームであるチーム・ルマンのマシンをモチーフに仕上げられたのだとか!

シフトポジションも絶妙で、ノンストレスでスコスコッとシフトチェンジが可能です!

そこまで過激ではないとは言え、軽自動車のFF車ながら140馬力まで引き上げられている訳なので、エンジンルームもご覧の通りビッシリとカスタムが施されています。

タービンは社外品に変更され、エアクリはタービン直付け。

エンジン内は特にイジらず、純正そのままなので、無理なチューンは施していないのでトラブルもあまりありません。

燃料系もタービン交換に併せて交換してあるので、安心です。

実際にマエダも試乗させて頂いたのですが、3000〜4000回転あたりからの加速の伸びがスゴく、軽自動車とは思えないフィーリングでした!

また、140馬力の余裕は相当なもので、軽自動車と言えどもこれなら長距離移動もラクラクなんだろうな、と想像が広がります。

やりすぎコペン、販売中です!

村井さんが手塩にかけて完成させたコチラのデモカーですが、現在販売中とのこと!

そのお値段、なんと……

300万円!です。

カスタム内容から比較すれば破格のプライスですが、中古車なので年式や走行距離も気になる所。

年式は平成17年(2005年)式で、本格的に手を加え始めてリフレッシュしたのは5年ほど前からとのこと。

走行距離は8万5000kmですが、7万5000kmの段階でオーバーホール済みなので、安心です。

それでも「中古の軽に300万か……」と思ってる方は、まだまだ居るでしょう。

事実マエダも、あとひと押し欲しい!と思いました。

そこでダメ押しでオマケしてもらえないか、村井さんに直談判!

この動画を見てくれた人だけに、サービスしてくれることを約束してくれました。

その1、ヘッドライトの黄ばみをキレイにしてから納車してくれます!

もちろん、その料金は300万円の予算に含まれるので安心してください。

右フロントのリップスポイラーの塗装が割れちゃっているので、コチラも直してくれます!

そしてそして!ボンネットの内側のダクトカバーも付けてくれます!!

雨の日などは、カバーが無いとエンジンルーム内に水がドバドバと入ってしまうので、嬉しいおまけ。後から買う必要はありません。

「更にオマケしてくれ!」なんて交渉もOKとのことなので、気になった方はぜひ、村井さんに電話してみてください。

ショップ情報

MuRaIKe Speed Factory

住所:〒491-0871 愛知県一宮市浅野下垂21
営業時間:10:00~19:00
休業日:火曜・第1月曜・イベント時
HP:https://muraikeryu.com/

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