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CASTROL TOYOTA CELICA GT-FOUR

出典:http://blog.toyota.co.uk/
カストロールカラーの86は、WRCで猛威を振るった、トヨタセリカ(ST185,ST205)をイメージしたもの。
ドライバーはユハ・カンクネンや、マルク・アレンなどです。

ST205(出典:http://www.mad4wheels.com/)
なお、ST205のWRC勝利は1995年のツール・ド・コルスのみ。その後レギュレーション違反が発覚し、FIAから1年間WRC参戦禁止の処分を受けてしまいます。
ST185は92年にカルロス・サインツがドライブしてドライバーズチャンピオン獲得。(サインツはレプソルカラー)

ST185(出典:https://ja.wikipedia.org/)
1993年には日本のメーカーとして初めてのマニュファクチャラーズタイトルを獲得しています。
ちなみに、動画内ではこの86はカストロールセリカGT-Fourだとして紹介されていますが、ゼッケンは36番。

出典:http://www.trdparts.jp
もしかして、実は全日本GT選手権(JGTC)に出ていたカストロールトムススープラなのではないか?と、少々気になるところではあります。
ESSO ULTRON TIGER TOYOTA SUPRA

出典:http://blog.toyota.co.uk/
トラ柄が印象的!1999年に全日本GT選手権(JGTC)へこのカラーリングで参加していたエッソタイガースープラをモチーフにした86がこちら。
とにかく派手で目を引くこの一台ですが、ベース車両の速さは相当なモノ。
1999年のJGTCはシーズン12位で終えていますが、第5戦の富士スピードウェイでは優勝。

出典:http://supergt.net
見た目だけでなく、実力も兼ね備えていた一台です。
なお、ドライバーはF1参戦経験もあり、現在はLEXUS TEAM SARDの監督を務めている野田英樹さんと、元WGPライダーで1987年に世界を制し、2輪から4輪へ転向したワイン・ガードナーさん。
世界を知った二人のペアは話題性充分で、ダメ押しのようにマシンのカラーリングでも目を引いていたことは間違いないでしょう。
SHELBY TOYOTA 2000GT

出典:http://blog.toyota.co.uk/
トヨタが誇る和製スーパーカー、トヨタ2000GT。
そんな2000GTが、1968年にアメリカのレース、SCCA(Sports Car Club of America)のCシリーズに参戦した際のカラーリングなのがこの86。
勤勉なモータースポーツファンの方なら、一度は見たことがあるカラーリングなのではないでしょうか?
レース業務に関しては、元F1ドライバーでルマン24時間耐久レースも制した経験のあるキャロル・シェルビーを起用。

出典:http://www.paoban.net/
1950年代に名をはせ、後にシェルビー・アメリカンという自動車メーカーを建てることにもなる偉大なドライバーです。
なお、肝心なレース成績はエンジンの不調などもあり、リタイヤが多め。
全16戦中4回優勝もしていますが、リタイヤなどノーポイントのレースで相殺され、4位で終了しています。
しかし、トヨタ2000GTは、ヤマハとの共同開発で製作されたジャパニーズスーパースポーツカー。
対するトヨタ86は、トヨタとスバルの共同開発で制作されたジャパニーズスポーツカー。
この二台が同じカラーリングになるのは、なんだか因縁めいたものを感じてしまいますね。
YATABE SPEED TRIAL TOYOTA 2000GT

出典:http://blog.toyota.co.uk/
最後にご紹介するのが谷田部スピードトライアルで記録を残したトヨタ2000GTのレプリカカラーがこちらの86。
1967年に市販された2000GTですが、それを遡ること1年。1966年に車体のテストを行われた時のカラーリングがこちら。
このテストは、最大およそ3日間を走り通して、その平均速度を競うというもの。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
そのテストの中で記録した国際記録は13個で、いずれも平均速度200km/h以上を達成。
当然給油などの作業もあるので、その巡航速度はおそらく220km/h~240km/h。
しかも天候は台風だったというんだから、なお驚きです。

出典:http://blog.toyota.co.uk/
カンパニョーロのホイールが、しっかりキマっているところがニクいですね!
まとめ
トヨタ往年の名車を、現代の86で再現、いかがだったでしょうか?
ここまでカラーリングを再現してくれるなら、トヨタのみに限らず、様々なメーカーで再現してみてほしいですね!
ホンダS660でホンダの歴代マシンを、マツダはロードスターで歴代マシンを。
オーナーが趣味で作ることはなく、メーカー純正オプションで販売されたら、欲しい方も多いのではないでしょうか?
いつかそんな日が来ることを、期待してしまいます!
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