近年、自家用車を所有せず、レンタカーやカーシェアリングを利用する方が増えてきています。そこで不安になるのがレンタカーをぶつけてしまったときの対応です。レンタカーを借りるとき、なんとなくサインをしてしまっている規約に免責や保険のことが細かく記載されていますが、毎回読んでいられないというのが本音でしょう。今回は、レンタカーの免責や保険について、わかりやすく解説していきます。

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ヤベッ!レンタカーぶつけちゃった!誰の責任?

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初心者や学生でも、気軽にクルマを利用することができるレンタカー。

レジャーシーズンや、友達同士のお出かけに最適です。

出かけることが楽しみなあまり、何気なくサインをしてしまっているレンタカーの利用規約ですが、クルマをぶつけたときや事故に遭ってしまったときにどのような保険が適応され、免責はいくらかかるのかという内容が詳細に明記されています。

しかし、規約を事細かに読むのは時間がかかり、非常に面倒です。

とはいえ、事故や破損はいつ、どこで起こるかわかりません。

レンタカーで事故を起こしてしまったり、もらい事故に遭ってしまったときは、基本的には運転者の責任となります。

では、具体的にレンタカーの保険や免責はどのような内容なのでしょうか。

ここでは、一般的なレンタカーの保険や免責の内容についての説明となるので、詳細は各レンタカー会社で確認するようにしてください。

レンタカーの保険ってどうなってるの?

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レンタカーの保険は、レンタカー料金に含まれています。

強制保険である自賠責保険はもちろん、対人・対物・車両・人身傷害など、万が一に備えた任意の自動車保険もレンタカーの利用料金内。

ただし、注意点はレンタカーの運転者として運転者欄に署名や免許証の提示をした人にのみ適応されるということです。

そのため、運転者が複数人いる場合には、基本的に運転する全員が運転者欄に署名し、免許証を提示しなければなりません。

運転者欄に署名していない人が運転中に事故などを起こしてしまった場合、保険が適応されないことがあります。

レンタカーの免責っていくらなの?

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事故無くレンタカーを返却できることがベストではありますが、もらい事故など、防ぐことができないアクシデントも存在するのが現実の交通社会です。

もし、なんらかのトラブルにあってしまった場合には、人命救助など一次救命措置を最優先で実施し、必ず警察へ届け出ることが必要となります。

軽度な事故や破損だからといって、警察に届け出をしなかったり、その場で示談をしてしまったりすると、保険は適応されません。

免責額については、レンタカー会社により若干の差があるものの、おおむね5万円程度が相場です。

また、オプションとして、「免責補償」を設定しているレンタカー会社もあり、その場合、少し高い利用料を支払うことで免責をゼロにすることができます。

料金は、24時間数千円程度が相場であるため、レンタカーを利用する際は選択しておくと良いでしょう。

レンタカーのNOC(ノンオペレーションチャージ)とは?

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レンタカーを借りるときによく見る「NOC」とは、「ノンオペレーションチャージ」という意味で、事故・盗難・故障・汚損等により車両の修理・清掃等が必要となった場合、その期間中の営業補償として支払わなければならない金額のことです。

NOCの相場は2万円~10万円程度で、レンタルしている車種、自走ができるかどうか、予定されていた店舗への返却ができるかどうかで金額が変動します。

また、NOC免除オプションを設定してるレンタカー会社もあり、免責と同じく24時間数千円程度が相場となっています。

まとめ

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使いたいときに、必要な大きさの車を借りることができるレンタカーは、とても便利です。

しかし、事故や破損、もらい事故などにより、レンタカー料金が一気に跳ね上がってしまう場合があることを覚えておきましょう。

特に、免責額やNOCは大きな出費となります。免責を免除するオプションとNOCを免除するオプションを合わせても、2,000円程度で済んでしまうため、数千円プラスするだけで、数万円の出費を抑えることができると考えれば、レンタカーを借りる際は「免除オプション」を選択しておいた方が良いといえるでしょう。

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