メルセデスベンツガードのスペック

出典:http://www.mercedes-benz.com.cy/

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エンジン仕様:V型12気筒
排気量:5513cc
最大出力:517ps/5000pm
最大トルク:84.6kgm/1800-3500rpm
最高速:210km/h
車重:4200kg
燃料タンク:90L
乗車定員:4人

※2006年モデルのS600がベース車両

スペックをみて驚いたのは車重4200kg。

ノーマルのS600ロングが2190kgなので、およそ倍になっています。

そこまでしないと防弾性能が上げられないということなのでしょうけれども、逆に言うと2トン分の装甲が追加されているということになります。

それでいて、最高速は210km/h。動画の中で荒地や雪道を走る映像もありましたが、ここまで重くても運動性能が高い、恐ろしい車両です…。

 

ちなみにこの車両、価格は日本円にして1億3500万円程度とのこと。

同じ価格でスーパーカーを買うか、安全を買うか。アナタならどちらを選びますか?

ちょっと高いというアナタには、S600以外にもEクラスなど様々な車両もあるようですので、公式HPをチェック!

メルセデスベンツガード公式HPはコチラ

 

日本でも防弾車両は購入できる。

出典:http://www.securico.co.jp/

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東京都は港区にある「株式会社セキュリコ」さんが特殊装備車両の製造・開発を行っており、トヨタ・ハイエースなどを使用した現金輸送車から、レクサスを使った防弾仕様車など様々。

その中でも重装甲・耐爆仕様のARMORED BENZはドイツ国立火器査定局認定の防弾装甲車とのこと。

見た目は普通のベンツSクラスですが中身は当然別もの。

シャシーも走行も当然強化が行われ、車体下部に至っては手りゅう弾が2発同時に爆発しても、車内の人間は安全なアンダーボディ装甲を装着。

タイヤは銃撃を受けようと、空気が抜けようと時速80km/hで走れる「ランガード・システム」を実装しているとのこと。

それでいて、TVモニターやDVDプレーヤーなどの快適装備も忘れていません。

 

なお、この車両の防弾性能には3段階の設定が設けられており、発注時にオーナーの任意のモデルにすることが可能です。

出典:http://www.securico.co.jp/

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EN-B4 ピストル弾防御レベル

拳銃や散弾銃までなら対応可能なピストル弾防御仕様です。

拳銃と言いながら、あの44マグナムからも守り抜ける安心の性能とのこと。

安全レベルは、拉致や誘拐、カージャック、強盗など、街中で起こり得る犯罪に対するレベル設定だそうです。

対象ユーザーは、企業オーナー、資産家、芸能人、有名スポーツ選手と設定されています。

 

EN-B6 アサルトライフル弾防御レベル

軍用の小銃やスナイパーライフル、そして手りゅう弾や対人地雷などに対する防御仕様。

テロリストや組織犯罪などと遭遇した際に向けた安全レベル設定がこのレベル。

対象ユーザーは、大臣や外交官、首相などの政府高官と軍幹部や国賓送迎とのことです。

 

EN-B7 特殊な軍用銃徹甲弾防御レベル

こちらが最大レベルの防弾仕様。安全レベルの設定は「軍事レベルでの暗殺」に対する設定とのことです。

通常のライフルなどに装てんできながら、非常に貫通力の高い「徹甲弾」(装甲を貫くことを目的とした弾丸)からも守れるよう設計されている装甲。

そして強力な手りゅう弾や地雷などからもVIPを守れるように想定されているとのこと。

対象ユーザーは、大統領や政治・宗教・軍事などの指導者や、王皇とされています。

 

なお、納期は注文からおよそ6~8か月とのこと。

本気で興味がある方や、お仕事上どうしても必要な方は検討されてみてはいかがでしょうか?

 

株式会社セキュリコ公式HP:http://www.securico.co.jp/

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

見た目には普通ですが異常なほど頑丈な防弾仕様。

何よりもテストの映像が過激で衝撃的ですね。

ちなみに、当然ではありますが、国内外を問わずVIPは大体こういう車に乗っています。

それだけ危険と隣り合わせのお仕事をされているということになりますが、願わくばここまでしないでもいい世の中になってほしいですね。

 

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