ボディコーティング剤ながら静電気を除去する効果を持っているため、車体の周囲で発生する静電気を軽減。その結果、整流効果を発生させ、直進安定性や燃費にまでその恩恵が及ぶという事から「塗るエアロパーツ」として巷で話題の『モタコ』。”静電気”という目に見えないモノを取り扱っているため「マユツバ」と斜に構える意見も少なくないアイテムですが、その効果を深夜の高速道路で検証してきました!

今回のテスターは編集部ヤマトと彼の愛車ホンダ・ビート

検証方法について

検証環境は以下に設定します。

車両:ホンダ・ビート

方法:満タン方式
(満タン状態から走行し、消費した燃料から燃費を算出します)

距離:約100km

施工箇所:ボディ、ウインドウ、タイヤ

その他:首都高(C1)を法定速度でひたすら巡航しました

スタート前のオドメーターは”161908km”を指していました。

それでは先ず、スタート前にトリップメーターを”0″に戻し、燃料を満タンにします。

ちなみに9.09リッター給油しました。

ここから首都高へと移動して、法定速度で100kmほど巡航し、ノーマル状態の燃費を算出していきます。

ビートの燃費は約19km/リッター

サクッと走行し、トリップメーターが”100km”を指しました。
(オドメーターもキチンと”162008km”になっています)

そこから最寄りのガソリンスタンドへと移動。

もう5kmほど距離が伸び、最終的に走行距離は”105.5km”となりました。

ここでの給油量は5.31リッター、ということでビートの燃費は約19.9km/リッターという結果になります。

さすが軽自動車でなおかつ軽量な車重を誇る1台といった所でしょうが、果たしてこれ以上に燃費が伸びることはあるのでしょうか?

モタコの施工は超簡単!

一同は深夜でも洗車可能な日比谷にある洗車場へとやってきました。

ここでモタコを施工していくわけなのですが、モタコにはボディ/ウインドウ/タイヤ用、3つのラインナップがあり、それぞれで施工方法が異なります。

ちなみに洗車場までの移動で約4km下道を走行しました。

先ずはボディコーティングから。

通常のボディーコーティング剤の塗布と同様に、まずは普通に洗車をしてボディを綺麗な状態にしましょう。

水で洗い流したところにモタコ(ボディ用)をクロスに塗布し、濡れたボディをクロスで拭き取り、乾燥させるだけで施工完了です!

焼きそば髭ゴジラでも簡単にできます(編集部ヤマトはYoutube上でそう呼ばれています)。

ウインドウ用もまずは同様に、窓を綺麗にします。

クロスで拭き取り、十分に乾燥させた後、別のモタコを染み込ませたクロスで塗り広げるように塗布し、30秒〜1分ほど乾燥させて固く絞った濡れ拭きで磨いて完成です。

タイヤ用は、タイヤの側面に塗布します。
先ずは側面を綺麗に洗い、しっかりと乾燥させます。乾燥の後にスポンジやクロスなどでサイドウォールに塗り込み、施工完了となります。

いざ、結果発表!

ここで、もう一度トリップメーターを”0″に戻し、そしてまた100㎞走ります。

洗車場への移動+100km走行後、ガソリンスタンドへの移動を含め、施工後は最終的に107kmの走行となりました。

対して給油量は4.88リッター。

燃費を算出すると、約22km/リッターという結果になります。

2km/リッターもの燃費向上に成功しました!!

ビートでこの結果となると、例えばハイエースのようなより空気抵抗が悪そうな車両では、更なる結果が望めるかもしれません。

まとめ

渋滞などの影響を避けるべく、深夜の時間帯を狙って検証を行いましたが、首都高には我々と同じくC1をグルグルと周回している方々の姿もチラホラ。

我々と同じく、燃費検証でもしていたのカナ……?

そんな彼らにも絶対オススメなのが、今回ご紹介したモタコです!

現在モタコは、日本最大級の自動車用品通販サイト『モタガレ』のみで購入可能となっているので、気になった方はぜひぜひチェックしてみてくださいね〜!

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