クルマは黄色、白、緑、黒・・バイクは白、黄色、ピンク、青など、いろいろな色が存在するナンバープレート。今回は、知っているようで知らないそれぞれのナンバープレートの色の意味をご紹介します!
掲載日:2020/03/08
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白地に緑文字
街中で最も多くみかけるナンバープレートは、白地に緑の文字が浮き出ている、白ナンバーと呼ばれるタイプではないでしょうか。
このカラーは、自家用車もしくは商用車に付いているナンバープレートで、最も一般的と言えます。
ちなみに自家用車とは、「用途を自家用に限る車」、つまりマイカーのこと。
商用車は、「はたらく車」のことを指し、消防車や救急車、ミキサー車等もこの白ナンバーに入ります。
バイクの場合は、50cc未満・126cc〜250cc・250ccの自家用が白ナンバーです。
緑地に白文字
白ナンバーのベースプレートと文字のカラーを反転させたものが、緑ナンバーと呼ばれる事業用ナンバーです。
タクシーやバス等の人を運ぶ車両の他、トラック等のモノを運ぶ車両も一般的には緑ナンバーを装着しています。
また、事業用のバイクで251cc以上の場合は、これに白い枠が付いたものが装着されます。
黄色地に黒文字
「黄色ナンバー」は、自家用の軽自動車と商用の軽自動車に採用されています。
車両のサイズに合わせてナンバープレート自体のサイズも、少し小さくなっているのが特徴です。
51cc〜90ccのバイクにも採用されています。
黒字に黄色字
黒ナンバーは、事業用の軽自動車に用いられるナンバープレートです。
主に宅配便等で使われる軽トラックやワゴン車についています。
見かけたらラッキー?な青ナンバー
青ナンバーは、外交官が利用する車に付けられるナンバーで、外交特権が認められています。
その為、自動車税が免税となったり、交通違反があっても罰則を受けない等の特別な権利を保持。
街中ではめったに見かけることは無い、レアなナンバーとも言えます。
文字が光る!?字光式ナンバープレート
字光式ナンバーは、読んで字のごとく文字が光るナンバープレートの事で、ヘッドライトと連動して文字が光る仕組みとなっています。
なぜ文字を光らせるという発想に至ったのか、その起源には諸説ありますが、初めて導入されたのが北海道である為、ナンバーに着いた雪を発光による熱で溶かすためという説が有力です。
今ではドレスアップの為に装着する人がほとんどですが、登場した理由は実用的なものだったようです。
原付2種だけが付けられるピンクナンバー
排気量が91ccから125ccまでの原付2種と呼ばれるバイクには、ピンク色のナンバーが装着されます。
原付1種における速度制限や二段階右折等の縛りが無いなどのメリットも多く、ピンクナンバーの原付2種を愛用するライダーも多いです。
3輪バイクに用いられる青ナンバー
青ナンバーは、主に3輪以上の20cc~50ccまでのバイクを自動車(ミニカー)として扱うナンバーです。
道路交通法上は普通自動車と同じ扱いとなる為、二段階右折が不要でヘルメットも不要。
特別な速度制限もないため、一般的な道路標識に従って公道を走行することができます。
バリエーション豊富なご当地ナンバー!
「ご当地ナンバー」は、その名の通り地方の名産品や観光名所などの図柄がデザインされた特別なナンバープレートで、2018年10月から交付が始まりました。
付けるだけでその地域にとっては「走る広告塔」となる事に、国土交通省が目をつけたのが始まりと言われています。
まとめ
自分の乗っているクルマやバイク以外のナンバープレートの色について、考える機会はあまりないと思います。
しかし、知っておくと、街ゆく車両を今までとは違った目で観察できのではないでしょうか。
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