こまめに愛情を込めてメンテナンスしていても、年数の経った車の室内はどうしても古さが滲み出てしまいます。そこで今回は、しっかりと使い込まれたN-BOXとN-VANのカーナビを、アルパインから2020年12月にリリースされた「フローティング・ビッグDA」シリーズにアップデート。スマホネイティブ世代の若者世代である、モーターズ編集部のカネマツさんに「アルパイン フローティング・ビッグDA」シリーズをレポートしてもらいました。
Photo : Kiyoshi WADA Text : Shingo MASUDA

大人気の軽自動車にもピッタリのアルパイン フローティング・ビックDAシリーズ

アルパイン フローティング・ビックDAシリーズは、2021年1月からアルパインストア限定で発売され、11インチの「DAF11V」と9インチの「DAF9V」、インダッシュ7インチの「DA7」の3種類。

今回は、オーナーカーである平成25年式のホンダ N-BOXには9型フローティング・ビックDA「DAF9V」を、N-VANには7型 ディスプレイオーディオ「DA7」が取り付けられています。

まず、N-BOXのDAF9Vから見ていきましょう。
軽自動車でありながら、広く開放的な車内空間が魅力のN-BOXですが、やはり軽自動車枠という制限がある以上、登録車ほどの余裕はありません。もちろん、とにかく大画面が良いという方なら、11インチのDAF11Vを選ぶのも良いでしょう。しかし、十分な視認性を確保しながら、軽自動車でも圧迫感の無い9インチディスプレイのDAF9Vはまさにジャストフィットといった収まりの良さです。
対して、7インチのDA7は、DAF11VやDAF9Vと比較してしまうと、どうしても小さく感じます。しかし、純正インパネへの収まりが良く、まるで純正オプションかのような出で立ちで、実用性重視のN-VANにはかえってしっくりくるような気がします。

経年車でも最新車種のような空間に生まれ変わる

20代女性でありながら、モーターズ編集部に入ったという徒ならぬ感性(?)の持ち主であるカネマツさんに、まずはその第一印象を聞いてみましょう。

カネマツ:「最近の新しい車って、真ん中に大きな画面があるイメージなので、パッと乗った印象は、一瞬、最新型かな?と錯覚してしまいました。車をよく知らない人なら、純正と勘違いしちゃうかも(笑)」
確かに、DAF9Vへ交換する前に付けられていた国産メーカーのカーナビも、インダッシュタイプで購入当時は申し分ありませんでした。しかし、購入から7~8年経っていると、どうしても“古さ”がにじみ出てしまいます。

そこへ、まるでスマートフォンやタブレットのようなアイコンが並び、さらに鮮やかな大画面のDAF9Vにすることで、車内がグッと若返ったような印象です。

 

車を2~3年で乗り換えることができる方は別として、一般的にはそうそう車を購入することはできないもの。しかし、一番目につくカーナビを最新のディスプレイオーディオ DAF9VやDA7に交換することで、車内の印象を若返らせることができます。

スマホのように滑らかな操作感が好印象

次にDAF9Vを操作してもらい、その印象を聞いてみました。

カネマツ:「スマートフォンやタブレットで見慣れたアイコンが並んでいて、直感的に操作できるのがいいですね。説明書を見なくても大体操作できちゃいます」

確かに、パッと見はタブレットのような感覚で、難しいことを考えずにとりあえず操作してみようという気になります。
カネマツ:「タッチ操作も思っていた以上にヌルヌルで、本当に違和感なく操作できます。」
昔ながらの物理ボタンが並んだカーナビに慣れている世代の筆者も、操作に戸惑うかと心配しましたが、実施に身構えたのはほんの一瞬で、すぐに違和感なく操作することができました。

スマホライクで充実した車内エンターテイメント

スマホライクな操作感に満足した様子のカネマツさんですが、さらに、ディスプレイオーディオならではのエンターテイメント性にも驚いたようです。
カネマツ:「iPhoneを使っているんですが、Apple CarPlayを介していつも使っているSpotifyで音楽を聴けるのがすごくいいですね。どこに行くにも、いつもスマートフォンを持っているのが普通なので、いつもの音楽をいつも通り聴けるのはありがたいです」
また、DAF9VはHDMIを介してスマホの画面をディスプレイに映すことが可能で、YouTubeなどの映像コンテンツを大画面で楽しむことができます。生活の中心にスマホがある現代人にとって、いつもの音楽と映像を車内で楽しめるのは嬉しいポイントです。

メッセージアプリとの連携と音声操作が便利

DAF11V、DAF9V、DA7はスマホとApple CarPlayやAndroid Autoを介して連携することで、LINEをはじめとしたメッセージアプリとの連携や音声によるルート探索が行えます。(Android Autoは2021年8月時点ではLINE非対応)
カネマツ:「通常は運転中にLINEが来ても確認することはできませんが、これなら読み上げてくれるので便利ですね」

いくら重要なメッセージであっても運転中に確認し返信することはできません。その点アルパインのディスプレイオーディオなら、メッセージの読み上げだけでなく、音声による返信も可能。(LINEは返信に未対応)もちろん地図アプリでのルート探索も音声ででき、安全かつ快適に使うことができます。

愛車の車内がリフレッシュされオーナーも大満足!

今回DAF9Vを取り付けたN-BOXには、もともと国産メーカーのカーナビと共に、純正のリアカメラが取り付けられており、専用のアダプターを介して再利用できています。

また、カーナビアプリを使えるのはもちろん、スマホからHDMIでYouTubeなどのコンテンツを観られるのも、昨年第一子が生まれたというオーナーにとっては嬉しいポイントだそう。メインユニットをDAF9Vに交換するのに合わせ、ツイーターとドアスピーカーもアルパインの「X-170S」に交換されています。

オーナー:「これまで車を購入した時とほぼ同時に購入したカーナビを使っていましたが、地図更新の無料期間に1度更新したっきりちょっと面倒でまったく更新していませんでした。でも、DAF11Vならナビアプリを使うので地図は最新だし、音楽アプリも使えて便利です」

確かに、筆者を含めカーナビの地図を更新していないというユーザーも多いと思います。その点、スマートフォンの地図アプリを使えるディスプレイオーディオなら面倒な更新作業が不要です。

オーナー:「ぼくのN-BOXは初期型なので、どうしても新型の車をうらやましく思うことが結構あるんです。でも、最新のディスプレイオーディオに交換して、また新鮮な気分で乗り続けられるので大満足です!」

誰でも新しいものについつい目が行きがちになってしまうものです。しかし、ちょい古な経年車でも、カーエレクトロニクスを最新のものに入れ替えることで、車内の雰囲気を一気にリフレッシュして愛車をアップデートすることが可能。しかも、アルパイン フローティング・ビックDAシリーズは、一般的なカーナビよりリーズナブルな価格で交換できます。

スマホネイティブ世代のカネマツさんも好感触

物心付いたころから、スマートフォンが身近にあったスマホネイティブな若者世代のカネマツさん。今回はちょい古な車のカーナビを、最新のディスプレイオーディオにアップデートするという体験してもらいどう感じたのか?その感想を改めて伺ってみましょう。

カネマツ:「いつも使っているスマホの延長で使えて、ちょっと古い車でも気軽にリフレッシュできるのはとてもいいですね!自分の車で交換するならディスプレイオーディオの方が良いなと思いました」

実はプライベートでなかなか硬派な車をお持ちのカネマツさんですが、アルパイン フローティング・ビッグDAに交換されたN-BOXとN-VANを体験し、かなり良い印象を得たようです。

もちろん、いわゆる本格的なカーナビにしかない魅力や利便性もあります。ですが、スマホファーストなアルパインのフローティング・ビックDAシリーズは、愛車を乗り続けるためにカーナビの交換を考えているオーナーには有力な候補になりそうです。

アルパイン公式  N-BOX専用ページはコチラ

アルパイン公式  N-VAN専用ページはコチラ

アルパインストア  フローティングビッグDAはコチラ