愛車をキレイにキープしたい方にはもう定番になりつつある純水洗車。洗い上がりの違いや設備環境を必要とするため、プロユースのイメージが強いことは否めません。そこに目をつけたcarfactory answerでは家庭用純水器を発売しました。発売以来、注文が途切れることなく、同社ではヒット商品になったそうですが、そのクオリティは如何に?この度Motorz編集部では実際に使用して試してみました。
実は真水じゃない水道水?
こちらは別の企画で取材した、全国チェーンのコーティングショップの設備の写真です。
この写真からわかるように、カーディテイリングのプロショップではもはや当たり前となっているのが純水洗車。何故、需要があるのでしょうか。
そもそも日本の水道水には、真水のように見えて様々な成分が含まれています。一般的に言われるカルキや塩素の類と言われるもので、カルシウムやマグネシウムなどのイオン成分や塩素系の消毒剤・各種の細菌など多岐にわたります。
それもこれも、全ては飲料水としての基準を満たすために仕方ないことではあり、人体には問題ありません。しかし、ことクルマにおいては別。非常に厄介なものとなります。
これらの不純物がイオンデポジット(水垢)の原因となってしまうのです。
それらを除去することで、洗い上がりがより美しくなる、純水で洗うとはクルマにとって最適な環境と言えるでしょう。
純水洗車のメリットとは
家庭用純水洗車の導入メリットは大きく3つ
①イオンデポジットがつきにくい
②キズが付きにくい
③洗車コストを抑える
水道水が乾いた際に不純物が残りイオンデポジットになる、なら純水を用いればそれが防げるという図式が生まれます。
そのため、乾いたタオルでゴシゴシと拭き上げる必要はありません。マイクロファイバークロスなどでさっと拭き上げるだけでOK。
※carfactory answerのマイクロファイバーならもっとキズ防止に
この行程の簡略化が味噌です。実は、タオルや布の繊維がクルマの細かいキズをつけてしまいます。純水を用いることでクルマの塗装面に余計なものがふれることなく済めば、キズ防止になることは言うまでもありません。
そして、家庭用の純水器を用いることで、イニシャルコストこそかかるものの、中長期的にみればコストは抑えられます。
洗車場やガソリンスタンドに行く必要はなくなり、時間や手間も省くことができるようになります。
また、コーティング施工車両にもうってつけです。
不純物のない純水は摩擦が少なく、施工皮膜を傷つけませんので、コーティングを長持ちさせることになるでしょう。
実際に試してみた
早速、編集部では実機を用意して試してみました。
ここで洗い上がりがどうだと言ってもなかなか伝わりません。
考えた結果、本当に水道水から不純物が取り除かれているかを試験しました。
ここで用いたのTDSメーター。TDSメーターとは、『水中の不純物の量』を測定する器具です。
水道水や浄水器や井戸水、海水などに溶け込んでいる無機イオン(カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、マンガン、塩素不純物など)の濃度を測定します。
※carfactory answerの純水器にはセットで付属されます。
水道水の測定結果は0.41。こちらは神奈川県中部某所で測定しています。
※測定する地域や時期により変化します。
果たしてこの水道水がどこまで濾過されるのか?結果は次の通りです。
何ということでしょうか。0.0を計測しました。
このcarfactory answerの純水器は不純物を極限まで取り沿くことができると証明されました。この環境で洗車をすれば、文句のない結果になることは間違いないでしょう。
もっとクルマをキレイするには
carfactory anwerは「プロユースをご家庭に」というコンセプトで展開をしています。
純水器以外にも、コーティング剤からマイクロファイバーまで幅広く取り揃えていますが、特に編集部で注目しているのがグラフェンコーティングです。
炭素を用いいた溶剤で、抜群の耐久性を持ち合わせていることが特徴です。これにより塩害被害や火山灰に悩まれているユーザーから支持を集め、同社のヒット商品になっています。