愛犬と一緒に日本全国を旅する「カムラフウフ」。和歌山県での旅を終えて一度自宅へ戻った二人は、息つく暇もなく次なる目的地である千葉県へと向かいました。

今回の旅のテーマは、関東圏内の有名キャンピングカーショップ巡り、そして少し変わった「コンビニRVパーク」での車中泊体験です。巨大な展示場に並ぶ最新車両や、意外と知られていない車中泊スポットのリアルな様子など、キャンピングカー乗りならずともワクワクする情報が満載。カムラフウフの旅の記録を通して、その魅力的な世界を覗いてみましょう。
目次
未知の体験へ!強風のアクアラインと海ほたる
神奈川から千葉へ向かうルートといえば、やはり東京湾アクアラインではないでしょうか。しかし、カムラフウフにとってキャンピングカーでアクアラインを渡るのは今回が初めてのこと。海上に浮かぶパーキングエリア「海ほたる」へ愛車「オステリア」をスムーズに駐車できるのか、出発前から少し不安がよぎります。

長いトンネルを抜け、いざ海ほたるへ。ここで注意したいのが高さ制限です。一般車用の入口は高さ2.5mまでの制限があるため、車高2,850mmのオステリアは入ることができません。しかし、ご安心ください。大型車用の右側レーンへ進むことで、無事に駐車スペースへと案内されました。ただ、当日は風速16mという強風が吹き荒れており、車外に出るのも一苦労だったようです。

海ほたるは、まるで海上のサービスエリアのような充実ぶりを見せます。4階には足湯施設があり、タオルを乾かすスペースも完備されているなど、旅人への配慮が感じられます。5階の飲食店フロアにはワンちゃんと同伴可能な休憩スペースもあり、愛犬連れの旅でも安心です。二人はここでおにぎりと唐揚げを購入し、車内で温かいご飯を楽しみました。海を眺めながらの食事は、旅の始まりを盛り上げてくれることでしょう。
まるでテーマパーク?デルタリンク千葉店の充実設備
千葉県に上陸した二人が最初に向かったのは、「デルタリンク千葉店」です。以前訪れた宮城店と同様、デルタリンクグループの店舗ですが、千葉店の規模は圧巻の一言。東関東自動車道の千葉北インターから約10分という好立地にありながら、広大な敷地に展示場と整備工場が併設されています。

ここで注目すべきは「サクラパーク」というサービスです。これはお客様のキャンピングカーを預かるモータープールのような場所なのですが、単なる駐車場ではありません。旅の前の給水や帰着後の排水、さらには高圧洗車機による洗車まで、すべてこの場所で完結できるのです。自宅に駐車スペースやメンテナンス環境がない方にとっては、夢のようなサービスではないでしょうか。

さらに、輸入車に興味があるけれど運転が不安という方のために、フィアット・デュカト(FIAT DUCATO)の試乗体験も実施しています。一般道や高速道路を実際に走行できるため、購入前の不安を払拭できると大人気だそうです。加えてトレーラーの牽引体験まで用意されており、まさにキャンピングカーのテーマパークといえる充実ぶりです。
フィアット・デュカトベースの「ダーウィン D5」
そんなデルタリンク千葉店でおすすめされた一台が、フィアット・デュカトをベースにした「ダーウィン(Darwin)D5」です。実はこの車両、内装がデルタリンクオリジナルの国内仕様になっています。海外仕様では右側にあるエントランスドアが、日本の交通事情に合わせて助手席側に設置されているのです。

車内に入ると、高級感のあるレザー調シートがお出迎え。エアコン、トイレ、FFヒーター、IHクッキングヒーターといった快適装備がすべて標準で付いているというから驚きです。特筆すべきは冷蔵庫で、なんと両開き仕様。車内からはもちろん、外からもアクセスできるため、キャンプ中の食材の出し入れが非常にスムーズに行えます。全長5,410mmというサイズ感ながら、マルチルームや充実した収納を備え、二人旅には最適な一台といえるでしょう。
大人数で楽しむ7m超えの「サンリビング」
続いて紹介されたのは、全長7mを超える大型キャブコン「サンリビング(Sun Living)」です。こちらは乗車・就寝ともに6名という余裕のスペック。車内に足を踏み入れると、高い天井と天窓のおかげで開放感があふれています。

キッチンには3口コンロやおしゃれな水道が備わり、本格的な料理も楽しめそうです。さらにマルチルームはシャワーとトイレが分かれているため、実質的にバス・トイレ別の快適さを実現しています。リアにある広々とした2段ベッドや、子供が入って遊べるほど巨大な外部収納庫など、ファミリーでの長期旅行やアウトドアアクティビティを存分に楽しみたい方にはたまらない仕様となっています。
意外な快適さ!コンビニRVパークでの車中泊体験
夕食用の蛤(はまぐり)と回転寿司を調達した二人が向かったのは、なんとローソンです。千葉県にはコンビニの駐車場で公認の車中泊ができる「コンビニRVパーク」が数カ所存在します。今回はその一つを利用することにしました。

チェックインは18時から21時の間に行い、翌朝9時までにチェックアウトするというルールです。料金は電源込みで2,500円。店舗から延長コードを借りて外部電源を接続できるため、車内の電化製品も気兼ねなく使えます。トイレはもちろん店内のきれいな設備を利用でき、指定のゴミ袋を使えばゴミの処理も可能です。
家庭ゴミの持ち込み禁止や、ペットの散歩マナーなど守るべきルールはありますが、24時間営業のコンビニが隣にある安心感は計り知れません。二人は車内で蛤を焼き、地元のネタを使ったお寿司を堪能した後、デザートまでコンビニで調達。これこそ、究極の「コンビニエンス」な車中泊といえるでしょう。一人旅や急な宿泊場所の確保としても、非常にありがたいサービスです。
全天候型でじっくり見学!キャンピングカーランド埼玉店

千葉での旅を終え、二人は埼玉県桶川市にある「キャンピングカーランド埼玉店」へ。ここは「ラック(LAC)グループ」の全店舗制覇を目指すカムラフウフにとって外せない場所です。圏央道の開通によりアクセスが向上したこの店舗の最大の特徴は、巨大な倉庫内に車両が展示されている「全天候型ガレージ」であることです。雨や風を気にせず、ゆっくりと車選びができるのは嬉しいポイントですね。
大月店長にお話を伺うと、キャンピングカーランドは総合ディーラーとして、特定のメーカーに偏らずお客様に最適な一台を提案できるのが強みだといいます。
圧倒的人気を誇る「セレンゲティ 525」の秘密

埼玉店で一番の人気を誇るのが、ファンルーチェ(Funluce)の「セレンゲティ(Serengeti) 525」。トヨタ・ハイエースをベースにしたキャブコンですが、その作り込みは凄まじいものがあります。スペースフレームを採用した頑丈なボディに、多層断熱シェルによる高い断熱性能。日本の気候にマッチした、非常に実用的な一台です。

室内高は199cmもあり、背の高い方でも圧迫感を感じません。リアには常設の2段ベッドがあり、グループ旅でもプライバシーを確保しやすいレイアウトになっています。さらに、家庭用エアコンやFFヒーターも標準装備。断熱性の高さと相まって、一年中快適な旅が約束されています。質実剛健でありながら、使い勝手を極めた完成度の高さが人気の秘訣のようです。
旅の裏話とこれからの楽しみ
今回の旅では、視聴者から寄せられた「着替えはどうしているの?」という質問にも回答がありました。基本的にはサンシェードをして車内で着替えるそうですが、リアの2段ベッドスペースにカーテンを設置することで、立派な更衣室兼クローゼットとして活用できるとのこと。こういった工夫も、実際の旅の参考になりますね。
千葉の海風を感じ、埼玉で最新の技術に触れた今回の旅。関東エリアには、まだまだ魅力的なキャンピングカーショップやスポットがたくさんあるようです。ダイレクトカーズなどのイベント情報もチェックしつつ、カムラフウフの「わんこと全国旅」はまだまだ続きます。次はどんな景色と出会えるのか、これからの展開も楽しみですね。