富士スピードウェイで開催された「2016 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT 500km RACE」そこでレースを観戦に来ていたサーキット女子に、いま注目のレーシングドライバーは誰なのか?今回もアンケートを採ってみました!500クラス編です。

Photo by Tomohiro Yoshita

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スーパーGTについて(基礎編)

NSXCONSPTGT
ここまで3回にわたりアンケート結果による「サーキット女子の好きなドライバーランキング」という記事を書かせて頂きました。
お陰様で多くの読者様から反響があり、「スーパーGTには素敵なドライバーがたくさんいるんですね!」などという嬉しいご意見を多数頂戴致します。

ですが、「肝心なルールがイマイチまだ分からなくて…」「スーパーGT、難しいですね」というお声も多々ありました。

長年レースを観ている方は別として、最近レースを見始めた、または初めてサーキットに来ました!などというサーキット&レース初心者女子には、複雑なレース展開を理解するのはちょっと難しいですよね。

詳しいルールやレースの説明についてはこちらの記事を参照して頂ければと思いますが、私なりに簡単にスーパーGTとはどんなレースでどんなルールなのかご説明させて頂きますね。
主にスーパーGTとは、
①速さ(馬力)の違うふたつのクラス(GT500クラス、GT300クラス)で構成されている

②そのふたつのクラスが同時に同じコースを走るため、クラスが一緒になって混走する展開となる(GT500クラスが先にスタートし、その後GT300クラスがスタートしますが、GT500クラスの方がスピードがあるため、しばらくするとGT300クラスの最後尾に追い付き500も300も混ざっての走行となります)

③追い付かれたGT300クラスは、追い付いて来たGT500クラスのマシンの周回遅れとなるため、GT500クラスのマシンを先に行かせないといけない(自分もレースを戦っているので、いかにタイムロスを少なく道を譲れるかがポイント!)

④GT500クラスはトヨタ、ホンダ、ニッサンの国内3メーカーのみ参戦 (メーカー同士の威厳を掛けた熱いバトル!)

⑤GT300クラスは世界中の自動車メーカーが参戦している (有名なスポーツカーなど車種も豊富で華やかな雰囲気!)

⑥優勝するとたくさんのポイント(レースの長さにもよりますが、通常は20ポイント)がもらえる代わりに、ハンデとして次のレースで重りを乗せて走らなければならない(ウェイトハンディキャップ。優勝すると40㎏…小柄なサーキット女子1名分程度!)

ウェイトハンデはシリーズ終盤に少なくなったり最終戦では無くなったりもしますが、基本は加算されていきます!

基本的な部分だけをざっと説明すると、こんなところでしょうか?
また機会があれば改めてサーキット女子にも出来るだけ分かりやすくご紹介したいと思いますので、「もっとここが知りたい!」「これはどういうこと?」などというご意見やご質問なども是非お寄せ下さいね!

サーキット女子30人に聞いてみました!人気のドライバーランキング
それではお待たせ致しました!

サーキット女子に人気のドライバーランキングin富士、500クラスの結果はいかに…?

第5位 松田次生選手(#1 MOTUL AUTECH GT-R)5票

画像提供:https://supergt.net/

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1979年6月18日生まれ A型 三重県出身
2015年スーパーGTチャンピオンの松田次生選手が富士での好きなドライバーランキング5位に入賞!!

強さも速さも兼ね備えた国内トップドライバーは、実は鉄道模型専門誌でも紹介されるほどの大の鉄道好き。

鈴鹿サーキットレーシングスクール フォーミュラクラス(SRS-F)では元F1ドライバーの佐藤琢磨選手やドイツF3選手権でシリーズチャンピオンに輝いた金石年弘選手と同期で強豪ひしめく中、スカラシップも獲得。

2007年、2008年のフォーミュラニッポン(現スーパーフォーミュラ)でのシリーズチャンピオンを経て、スーパーGTでは現在2年連続チャンピオン、そして今年も開幕2連勝でポイントリーダー!!

このまま3連覇達成なるか?

勢いの止まらない松田選手から目が離せません!!

 

第4位 武藤英紀選手(#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT)7票

画像提供:https://supergt.net/

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1982年10月6日生まれ AB型 東京都出身
「インディに参戦していた頃からファンです!」という声が多かった武藤英紀選手。

「築地魚河岸三代目」のキャッチフレーズと共にインディを盛り上げてくれた武藤選手も、現在は33歳に。

「最近、大人の魅力が加わってますます好きになりました」と、熱いラブコールが後を絶ちません。

2011年に戦いの舞台を日本に戻した後も、2013年にスーパーGT GT300クラスでシリーズチャンピオンを獲得するなど、実力を発揮。

今シーズンも爽やかな笑顔を表彰台で見たいです!

 

第3位 ジェームス・ロシター選手(#37 KeePer TOM’S RC F)9票

画像提供:https://supergt.net/

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1983年8月25日生まれ B型 イギリス出身

今回もこのお方がランクイン!!

サーキット女子から根強い人気を誇るジェームス・ロシター選手が前回の岡山に引き続き登場です。

183㎝の高身長とモデルのような顔立ちは「好みに関係なく女子なら一度は振り向くと思う!」との名言も飛び出すほど!!

今季はスーパーGTのみならず、世界耐久選手権(WEC)にも参戦。

スーパーGT開幕戦では2位、第2戦では3位で表彰台を堅持しているので、好きなドライバーランキング共々表彰台の頂点に立つ日も近そうです!!

 

第2位 ヘイキ・コバライネン選手(#39 DENSO KOBELCO SARD RC F)10票

画像提供:https://supergt.net/

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1981年10月19日生まれ A型 フィンランド出身
言わずと知れた元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手。

F1での優勝経験も持つ確かな腕前と、北欧ならではの王子様フェイスで、サーキット女子のハートを鷲づかみ!!

「F1の時から応援していますが、本当に気さくな性格で大好きです」と、写真撮影にも優しく丁寧に応じてくれるお人柄も高ポイントのようです。

現在、スーパーGTではポイントランキング3位。

シリーズチャンピオンに向けての快進撃に期待です!!

 

第1位 千代勝正選手(#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R)11票

画像提供:https://supergt.net/

画像提供:https://supergt.net/

1986年12月9日生まれ A型 東京都出身
2011年の全日本F3選手権シリーズチャンピオンなど日本での戦績もさることながら、海外での活躍が印象深い千代勝正選手が富士ではサーキット女子人気No. 1に選ばれました!

2014年から参戦していたブランパン耐久シリーズでは、昨年見事PROクラスでシリーズチャンピオンを勝ち取った千代選手。

バサースト24時間耐久レースでも日本人として初めて総合優勝を果たすなど、留まるところを知らない躍進は一体どこまで続くのでしょうか?

今シーズンのスーパーGTでも開幕戦が3位、第2戦が7位で、現在ポイントランキングは4位。

まだまだ十分にチャンピオンを狙える位置にいます。

誠実なお人柄なので、「GTでもチャンピオンになるまでずっと応援し続けます」という一途な声援にもきっと応えてくれると信じましょう!!

 

まとめ

今回も変動が大きかった好きなドライバーランキングin富士、皆様いかがでしたでしょうか?

今回は、サーキットではなく街角アンケートを実施してもおそらく上位に来るだろうと思われる外国人ドライバー勢を抑えて29歳の千代勝正選手が1位となりました。
それにしても、スーパーGTには本当に魅力的なドライバーが多いですね!

毎回結果が違うというのも、皆さんもご納得かと思います。
また次戦のSUGOでも、現地にお越しの素敵なサーキット女子の皆さんにお声を掛けさせて頂きますので、その際は是非アンケートへのご回答をお願い致します!