モータースポーツを中心に、国産ブレーキパーツメーカーの代表として必ず名前が挙がる『プロジェクト・ミュー』は、埼玉県入間市に本社及び工場を構えています。そんな、ブレーキキャリパー、ブレーキパッドをはじめブレーキに関わる様々なパーツの開発・製造を行なっている同社にお邪魔して、オススメ商品を伺ってきました!

 

ストリート用86デモカー / ©️Motorz

 

 

プロジェクト・ミューとは

 

©️Motorz

 

1988年に創業し、ブレーキパッド、ローター開発を行うと同時に、自社製造かつメイドインジャパンにこだわるプロジェクト・ミュー。

創業当初は東京都福生市に会社を構えましたが、自社工場を建てるために埼玉県入間市へ移転。

本社社屋の目の前に工場を構え、開発・製造・発送まで一貫して行なっています。

現在のレースで培ったノウハウを市販車にフィードバックするスタイルは、富士フレッシュマンレースのサポートからのスタートで、2018年現在はSUPER GTのGT300クラスへブレーキパッドのサポートを実施。

2014年にはレーシングチームのインギングとコラボレーションしたキャラクター『山口 美羽』が描かれた、日本初の痛車フォーミュラカーをSUPER FORMURAでデビューさせ、話題を呼びました。

 

国内モータースポーツでの活躍

 

INGINGとのコラボで生まれた公式キャラクター 山口美羽 / ©️Motorz

 

国内レースのトップカテゴリーであるSuperGT GT300クラスの車両にブレーキパッドのサポートを行なっているプロジェクト・ミュー。

2017年シーズンは、#4 GSR初音ミク AMG GTにもプロジェクト・ミューのブレーキパッドが装着されており、シリーズチャンピオン獲得に貢献しました。

ハードブレーキが要求される富士ラウンドでは、速さと安定した制動力を発揮し、第2戦で#51 LM corsa RC Fが優勝。

第5戦では#55 ARTA BMW M6、#4 GSR初音ミク AMG、#31 TOYOTA PRIUS apr GTと、プロジェクト・ミューのブレーキパッドを装着したチームがポディウムを独占するという快挙を達成。

SUPER GTのみならず、86/BRZレース、全日本ラリー、全日本ジムカーナ、D1GPなどあらゆるカテゴリーでプロジェクトミューの製品が使われており、レースファンなら誰もが知るブレーキパーツメーカーとなっています。

 

自社の強みを生かした新製品

ストリート向けブレーキパッド『TYPE PS』

 

TYPE PS / ©️Motorz

 

EURO SPORTS Excellence / ©️Motorz

 

国産車の街乗りからワインディングまで、幅広い範囲をカバーするストリートスポーツブレーキパッドです。

その最大の特徴は、近年需要が高い『低ダスト低ノイズ』で、ペダルフィーリングとコントロール性能の高さ、さらには0〜500℃まで幅広くカバーでき、ストリートブレーキパッドはこれ1つあれば十分と言える性能を発揮します。

開発に際してはノイズ低減に苦労し、スポーツブレーキパッドとして制動力を確保しながらも、低ダスト低ノイズを実現するために様々な磨材選択を行なって商品化に至ったそう。

プロジェクト・ミュー自信作と言える『TYPE PS』がデビューしたことで、2017年までラインナップされていた『BOOM WAGON』『TYPE NS』『K-STREET』『K-SPORTS』がTYPE PSに統合。

欧州車向けには『EUROSPORTS Excellence』として販売されています。

 

 

 

リアロック用ブレーキパッド『SL-METAL』

 

SL-METAL / ©️Motorz

 

『SL(SIDE LOCK)-METAL』の名前の通り、パッド磨材はフルメタルで構成されており、ジムカーナやドリフト競技におけるリアロック性能を突き詰めたブレーキパットです。

競技の後半セクションまで確実なリアロック性能が持続することが特徴で、確実なサイドターンやロングサイドを実現。

2017年の全日本ジムカーナで17度目のシリーズチャンピオンに輝いたPN2クラス ABARTH 124Spiderの山野哲也選手が使用していたりと、実績のあるブレーキパッドです。

 

 

86/BRZ用 『FORGED SPORTS CALIPER』

 

フロントブレーキキャリパー(ホイールは後期純正17インチ)/ ©️Motorz

 

リアブレーキキャリパー / ©️Motorz

 

前後20mmスペーサー装着 / ©️Motorz

 

φ315の1ピースローターを採用することで、86/BRZの純正17インチホイールも装着可能な鍛造4ピストンブレーキキャリパーキットです。

前期用ホイールの場合は、純正車高のまま15mmのワイドトレッドスペーサーを装着することで、クリアランス確保と同時にホイールがフェンダーからのハミ出すこと無く収まるので、保安基準をクリアできます。

後期用ホイールの場合は、前期用のホイールと意匠が違うことから、20mmのワイドトレッドスペーサーでクリアランス確保することができますが、ローダウン必須となるのでご注意ください(テスト車両:TANABE GF210 F:-5〜-15/R:-10〜-20)。

 

 

会社情報

 

入間本社外観  / ©️Motorz

 

株式会社プロジェクト・ミュー

住所(本社):埼玉県入間市根岸東狭山80

TEL/FAX:04-2934-5177/04-2934-5171

Mail:info@project-mu.co.jp

Webページ:http://www.project-mu.co.jp/

 

まとめ

 

©️Motorz

 

今回は、レースやモータースポーツ業界では誰もが知るブレーキパーツメーカー、『プロジェクト・ミュー』をご紹介しました。

今年もFormulaD、D1GP、DRIFT KINGDOM、ハイパーミーティング、GR Garage、Jimsなど、レースや競技の各種イベントに出展予定だそうで、直接商品を購入するチャンスも満載です。

もちろんイベント出展時にはプロジェクト・ミューの担当者さんも常駐し、ブレーキについての疑問や不満点などの相談も聞いてくれるそうなので、ご自身のブレーキをもっと良くしたい、改善したいというユーザーさんは是非話しをしに行ってみてくださいね。

2018年シーズンもプロジェクト・ミューのパーツが装着されたGTマシンや各種競技での活躍が楽しみです。

 

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