いくら現代のクルマが丈夫になったとはいえ、クルマも機械なので不具合が発生したり故障する事は避けられません。そのタイミングが分かっていれば問題はないのですが、いつだってトラブルは突然やってくるもの。クルマを運転する以上は「もしも」の時を覚悟して移動する義務が我々にはあります。今回はそんな緊急事態も切り抜けることができる、お役立ちアイテムを5点ご紹介!全部購入しても4万円以内なので、この機会に危機管理意識を高めてみてはいかがでしょうか。

 

事故

出典:https://www.photo-ac.com/

 

緊急時のトラブルランキングを発表!

JAFの災害対策指揮車。 / © 1995-2019 TOYOTA MOTOR CORPORATION. All Rights Reserved.

 

普段、クルマに乗ることが多い方なら、通勤途中やドライブの際にクルマにトラブルが発生し、動かなくなってしまったなんて経験をした方も少なくはないと思います。

突然クルマが動かなくなってしまうと、非常に困りますよね?

そんなクルマのトラブル時の強い味方が、みなさんもご存知の『JAF』です。

そこで!!JAFのロードサービス出動件数と、その救護依頼内容のトップ5を調べてみたので、少し見てみましょう!

一般道のトラブル TOP5

順位 救援依頼内容 件数 構成比
1 過放電バッテリー 733856 32.84
2 タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足 365401 16.35
3 キー閉じ込み 190946 8.55
4 落輪・落込 186744 8.36
5 破損/劣化バッテリー 125151 5.6

高速道路のトラブル TOP5

順位 救援依頼内容 件数 構成比
1 タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足 26398 34.94
2 燃料切れ 9685 12.82
3 事故 6081 8.05
4 過放電バッテリー 4690 6.21
5 発電機/充電回路 1820 2.41

一般道、高速道路ともに上位を圧倒的に占めているのが、タイヤやバッテリー関連のトラブルとなっています。

という事で、ここからはクルマが動かなくなってしまった時に、心身共にダメージを最小に抑えるためのアイテムをご紹介していきます!

 

これだけは絶対に買っておきたい

カーメイクコーンズのLED非常信号灯(ライト付) です。

一般的な発煙筒には使用期限があり、有効期限が過ぎている事に気付かないまま車検に出すと整備不良とみなされ、車検に通らないことも。

しかし、LED非常信号灯であれば、電池を交換すれば半永久的に使用可能で、もちろん車検にも対応。

普通にLEDライトとしても使えるので、車内に積んでおけば間違いナシの定番アイテムと言えるでしょう!

しかも販売価格は1000円!もはや買わない理由がないくらいの手軽さです。

万が一の際に発煙筒が使えなかったことを考えると「いつか買えばいいや」ではなく今すぐ備えておく事をオススメします。

 

1人3役の最強お役立ちアイテム

PRO-TECTAのボルトマジック ジャンプスターター JS-12です。

誰もが1度は経験するバッテリー上がりは、通年でのロードサービス出動理由第1位となっています。

「あれっ?」と思った時にはもう手遅れ。

しかしボルトマジックがあれば、ロードサービスを待つことなく即座に自分で対処でき、遅刻も回避可能です。

しかもJSシリーズはバッテリーの自然放電が少ないので、いざ使いたい時に残量が無くて使えないという心配もありません。

また全機種USB出力とLEDライトを装備しており、スマホやタブレットの充電用や作業灯としても利用可能!

JS-12は、4500ccガソリン車までならジャンプスタートできる、パワフルなモデルです。

USB出力は2ポートあるので、スマホとタブレットを同時に充電する事も可能!
さらに高輝度LEDフラッシュライトも内蔵しています。

 

アフリカゾウを2匹まとめて引っ張っても大丈夫です

万が一、クルマが故障して自走できなくなってしまった場合、レッカー車を呼んで迎えに来てもらうか、他のクルマに牽引してもらって整備工場まで運ぶしか、選択肢はありません。

しかし、クルマを牽引するには、それ専用の牽引ロープが必要。

クロスカントリーや深い雪山に遊びに行く方はもちろん、サーキットでのスポーツ走行へ行く方もマストで車載しておきたいアイテムです。

また、クルマに引っ張られるロープは車重の何倍もの力が加わるため、破断強度の高いものを選びましょう。

シーエルリンク製の牽引ロープは、12トンまで対応しています。

大人のアフリカゾウが約6トンなので、2匹で引っ張っても大丈夫です!(笑)。

 

泣きっ面にハチ……となる前に!

タイヤがパンクしてしまうと、ジャッキアップでタイヤを交換しなければなりませんが、緊急用のジャッキでクルマを持ち上げ、ウマに下ろした際に車体をガードしてくれるのが、こちらのジャッキアップアダプターです。

緊急時のみならず、普段からタイヤ交換を自身で行うのであれば、装着しておいても悪くないアイテムだと思います。

カラーバリエーションも豊富で、2個セットで5000円と非常にお求めやすくなっています!

パンクして凹んでいるところに、クルマまで凹ませてしまったら、まさに泣きっ面に蜂。

まさかの事態に備えておいては、いかがでしょうか。

 

ピンチ!お腹が空いて力が出ない……

クルマを運転している時に突然お腹が空いてしまったら、みなさんはどうしますか??

……というのは冗談で、それならコンビニに寄っておにぎりでも買いますよね。

しかし、タケルくんがあればクルマの中でもお米が炊けてしまうのです!

キャンプの際はもちろん、マジメな話、災害などの有事の際にも役立つ優れものです。

シガーソケットでお米が炊けちゃうタケルくんは、お友達へのプレゼントにもオススメです。

 

まとめ

今回は、緊急時に際に役立つアイテムをご紹介しました。

トラブルが起きてからでは手遅れで、備えることに遅すぎるということはありません!

しかも、いずれも高額すぎるモノではないので、もしもの前に備えておいてはいかがでしょうか?

Motorzではメールマガジンを配信しています。

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!