2019年2月1日(金)〜3日(日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催されていた『ジャパンキャンピングカーショー2019』。そこでは、キャンパーにも人気のトヨタ ハイエースの新たな方向性として、世界中で人気の”バンライフ”カスタムが施されたデモカーが多展示されていました。その中でも一際存在感を放っていたSEDONA Vanlife  project(WORKVOX)ブースに注目!バンライフカスタムの全貌やキャンピングカーとの違い、そして気になるお値段などを同社のコンサルティンググループマネージャー 田中将太さんに聞いてみました!

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いざ、キャンピングカーの祭典へ!

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2019年2月1日(金)〜3日(日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催された『ジャパンキャンピングカーショー2019』。

日本全国から最新のキャンピングカーが一同に集う、いわばキャンピングカーのオートサロンのようなイベントです。

来場者の服装もアウトドアギアに身を包んだ方が多く、ペットの入場もOKということで、愛犬と一緒に最新キャンピングカーを楽しんでいる方も多数。

そんな豪華なキャンピングカーが出揃う会場内で、ひときわ異彩を放ち、来場者からも注目を浴びるブースを発見!

自動車の二次架装を得意とする、京都府京田辺市のWORKVOX(ワークヴォックス)のブースにお邪魔させて頂きました。

同ブースでは今回、”バンライフ”というライフスタイルを提案するセドナ・バンライフプロジェクトから、タイプ3とレイクサイドの2台が展示されていました。

 

気になるキャンピングカーを発見!

こちらはセドナ・タイプ3 / ©️Motorz

 

昨年は福祉車両に架装したハイエースを展示していたワークヴォックスでしたが、今年はバンライフを提案するセドナシリーズからの2台が展示されていました。

アメリカ西部の4大ボルテックスで有名なアリゾナ州にある街『セドナ』から名前を取ったという両モデルですが、雄大なセドナの土地で自分らしい豊かな時間を過ごせるように、という想いが込められているそうです。

 

タイプ3は6人乗車可能なタイプ。無垢のウォールナットでフローリング化されているのが特徴。 / ©️Motorz

 

特にセドナシリーズの新作にあたる『レイクサイド』は来場者からも大きな注目を浴びており、まるで北欧の部屋のようなシンプルで明るい内装や、洗面台なども備え付けた使い勝手の良さそうなレイアウトは、女性に人気が高かったようです。

そんなレイクサイドはその名の通り湖畔で過ごすひと時をイメージして作られており、カップルや夫婦に向けた1台となっているそう。

クルマの脇にブースを設営することで、炊事も捗りそうなスライドアウトテーブルなどの便利装備を備えています。

 

初お披露目となった新作のレイクサイドは2人で使うことを想定。本物の木材をふんだんに使い、明るい空間が作られていた。 / ©️Motorz

 

レイクサイドのデモカーはキャンピングカーショーに向けて制作されたそうで、三日前に完成したばかりの出来たてホヤホヤの状態で持ち込まれました。

このセドナシリーズは近年、欧米の若い世代を中心に人気が広まっているという”バンライフ”というライフスタイルを表現したシリーズとなっているそうです。

あまり日本では聞き馴染みのない”バンライフ”とは、一体どんな暮らしのことなのでしょうか?

 

豊かさと豪華であることは比例しない

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都市での生活から抜け出して、バン1台に必要最低限のものだけを詰め込んで自由に生活するのがバンライフの考え方だそうです。

“バンライフ”という文化は現在、欧米の若い世代を中心に広まっており、インスタグラムなどで検索してみるとその投稿の多さと人気の高さに驚くほど。

基本的には自分たちでバンを作り上げ、車中泊できるようにカスタムするのですが、その際に椋の木材をつかって、カッコよく仕上げるのがバンライフの共通事項なのだとか。

この決して背伸びはせず、自分たちの手の届く範囲内でアウトドアを楽しむ等身大のスタイルは、心の豊かさに重きをおく日本の若い世代にも伝播していくと思ったと田中さんは語ります。

また、そのバンライフというライフスタイルを日本に広めたい!という田中さんの想いから生まれたのが、セドナシリーズなのです。

モノの豊かさより豊かな時間を過ごしたいと考える人は、注目しておきたいバンライフ。

興味が湧いた方はインスタグラムなどを参考に、バンライフにチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

400万円から始められるバンライフ!

小さいお子さんであれば、レイクサイドでも3人で寝ることも可能。 / ©️Motorz

 

日本でバンライフを始めたい方にとって注目のセドナシリーズですが、現在はまだこれから販売されていくというタイミング。

気になる車両販売価格ですが、200系ハイエースで新車コンプリートカーが398万円からを予定しているとのこと(2WDガソリンのベースグレードで)。

また、既に200系ハイエースに乗ってるオーナーに向けて、ゆくゆくは車両持ち込みのコンバージョン対応も考えているそうなので、気になった方は続報に期待してくださいね。

 

お問い合わせ先

 

まるでクルマの中とは思えないレイクサイドの車内 / ©️Motorz

 

セドナシリーズへのお問い合わせは、以下の販売代理店にご連絡ください!とのことです。

[SEDONA 販売代理店はコチラ!]

株式会社アップルカーセールス NACSハイエース店
HP:https://www.nacs-group.net/

株式会社 デルタリンク
HP:https://www.delta-link.co.jp/

株式会社 キャンピングカーランド
HP:http://www.campingcarland.co.jp/

株式会社 フレックス・ドリーム
HP:https://www.flexdream.jp/

※お住まいの近くの店舗にお問い合わせください!

WORKVOX 本社工場

住所:〒610-0311 京都府京田辺市草内橋折 55-1
TEL: 0774-63-7600
FAX: 0774-63-7601
E-MAIL:sales@workvox.co.jp
HP: http://workvox.co.jp/

 

まとめ

今回お話を伺ったセドナシリーズの発起人、田中さん(右)と同社の藤田さん(左) / ©️Motorz

 

筆者自身も今回の取材を通し、初めて知った『バンライフ』の世界でしたが、まず素直に感じたのは「キャンピングカーじゃなくてバンでも全然いいな」ということ。

まるで自室にいるような感覚で、お気に入りの空間ごと移動できる愉しさが実現できるのはバンならではです。

豪華なキャンピングカーと違って見た目は普通のバンだから、日常の買い物なんかにスーパーへ行っても目立つことはありません。

そして、休日は日常を抜け出して移動できる部屋として立派に機能!

オンとオフの切り替えをしたい人、1人の時間、家族との時間や大切な人と過ごすひと時を特別なものにしたい人にとってお買い得な1台だと、私は思いました。

©️WORKVOX

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