キャンプ好きじゃなくとも一度は憧れる、キャンピングカーでの優雅な野外活動。しかし、いざキャンピングカーをマイカーにしようと考えた際に、最も大きなハードルになるのは金銭面だと思います。キャンピングカーの価格はなぜ、高く感じるのか?またキャンピングカーを購入した後のメンテナンスはどうしたらいいのでしょう。といった疑問を解決するにはキャンピングカー屋さんに行くのが一番早い!ということで実際に遊びに行ってみました。

text & photo : Motorz編集部

倉庫を改装された店舗&サービスピットを備えたキャンピングカーランド関東では、常時20台の車両が展示されています。

関東でキャンピングカーのことならココ!

今回、編集部マエダがお邪魔したのは、埼玉県桶川市にある『キャンピングカーランド関東店』さん。

こちらには軽タイプから輸入車、トラックコンバージョンまで、常時20台ほどのキャンピングカーが展示されています。

また全国に4店舗を展開するキャンピングカーランドグループでは、直営のキャンピングカーブランド『ファンルーチェ』を持っており、自社工場で製造されるオリジナルキャンピングカーのラインナップがあることも強みです。

特にここ、関東店ではファンルーチェの取り扱いが多いのだとか。

今回は、そんな関東店の大月店長に色々とお話を伺いました!

キャンピングカーランド 京都店と関東店の店長、大月 賢さん。

オススメのキャンピングカーはハイエース!

ハイエースベースの『パタゴニア』が大月さんのイチオシ!!

様々な種類のキャンピングカーを取り扱うキャンピングカーランド関東店ですが、一番人気なのは”ハイエースベース”の車両なのだそう。

「ウチのラインナップにもハイエースをベースにした車両が3台ありますが、キャンピングカー業界的にも、やはりハイエースは人気ですね。

運転のしやすさや、室内空間の広さの塩梅が日本で乗るにはちょうどいいので、初心者の方にはオススメですし、キャンピングカー玄人の方まで、非常に多くの方から支持されています。」

そんな大月さんオススメの、ファンルーチェ『パタゴニア』を紹介して頂きました。

ラウンジソファを備え、広々とした車内が魅力のパタゴニア。

調理スペース上には換気扇も設置されており、装備も豪華。

ファンルーチェブランドでは3種類のハイエースをベースにしたキャブコンのキャンピングカーがあり、3兄弟の中でもフラッグシップ的役割を担っているのがパタゴニアなのだそう。

ズバリ価格は728万円から!ということで、お値段的にもハイエースとしてはトップクラス…!!

しかし、ファンルーチェ3兄弟の最大の特徴はスチールのフレームを組んだオリジナルのシェルを積載している点で、乗用車並みの高剛性を実現。
また、室内の静粛性や暑さ寒さにも強く、快適性と安全性を追求した作りとなっています。

その分、他社のキャンピングカーよりも重量的には重いことがデメリットですが、長く付き合いたいキャンピングカーだからこそ、安全で快適であるべきという観点から、他社ではまず採用しないというスチールのフレームを採用しているそうで、このこだわりは価格の理由にも繋がっています。

内装は豪華ですが、シャワールームなどの装備はありません。

なぜなら、キャンピングカーと長く付き合っていると、だんだんこの手の装備はあまり使わなくなるそう。

むしろ収納スペースを多くとった方が、使い勝手が良いと考え、パタゴニアには多くの収納スペースが設けられているのが、もうひとつの特徴です。

他にも最大で4名まで就寝可能、さらには6名の乗車が可能なレイアウトとなっており、ゆったりとした大人の車中泊の旅を味わう相棒としては、ピッタリな1台となっていました。

動画で、より詳しく取材していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

まとめ

そんなキャンピングカーランドさんでは、現在求人を募集中とのこと。

25〜40歳で、クルマだけではなくDIYやホームセンターが好きな人を求めているそうです。
一体なぜ”ホームセンター”なのでしょうか?

「キャンピングカーの内装って、ほぼ手作りなので、結構メンテナンスの際にはホームセンターで材料を調達したりするんですよね。

そうすると必然的に足繁く通うようになって、気付けば最近できたホームセンター情報なんかをスタッフ同士でシェアしたりしているんです(笑)。

あそこのホームセンターは品揃えがいいぞ〜、なんて話とか。

ウチに限らず、これってキャンピングカー好きあるあるなんじゃないでしょうか?」

キャンピングカー好きは、ホームセンターも好き。
なんとなく、分かるような気がします(笑)。

特に関東店さんではサービスの質の高さに自信アリということで、木工から溶接に塗装・電装まで、キャンピングカーに関する幅広い悩みに対応してくれるそうです。

普通のクルマとは違い、キャンピングカーのメンテナンスは、まさにお家のリフォームのような感覚ですから、腕のいい職人さんにお任せしたいですよね。
実際に関東店では「この人じゃなきゃイヤ!」というお客様からメカニックをご指名付きで、愛車のメンテナンスの依頼が入ることもあるのだとか。

また日々のサービスの中で生まれてくる不満点や改善点など、メカニックの意見が次のキャンピングカー開発に活かされてくるのは、自社で開発・製造を行なっているファンルーチェならでは!

そんな仕事にやりがいを感じる方は、ぜひ一度連絡してみてはいかがでしょうか?

もちろん、これからキャンピングカーに乗ってみたい!という方も見学に行ってみてください。
キャンピングカーの価格が適正か否か、ぜひ実際に乗って、触れてみて判断してみてはいかがでしょう!

また、希望のキャンピングカーがある方は、事前に展示車の有無を問い合わせてからの来店をオススメします!!

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