現役F1パイロットとして知られるセバスチャン・ベッテルは、自身が乗るF1マシンに女性の名前をつけることでも知られています。そんなセバスチャン・ベッテルが名付けたマシンの名前を、彼自身の経歴と合わせて見ていきましょう。
CONTENTS
ベッテルの紹介と主な経歴
セバスチャン・ベッテルは、ドイツ出身のレーシングドライバーです。
2007年にBMWザウパーでF1パイロットとしてデビューし、トロロッソやレッドブルを経て、2015年からフェラーリに所属しています。
F1の世界で、最年少記録をいくつも打ち立てている彼は、最年少ポールポジション、最年少ポール・トゥー・ウィン、最年少ワールドチャンピオン、最年少優勝(これに関しては2016年にマックス・フェルスタッペンによって塗り替えられています)など、数々の記録を持っています。
歴代マシンと各マシンにつけられた名称
セバスチャン・ベッテルがこれまでに乗ってきたマシンと、その呼び名をご紹介します。
ジュリー(2008年 トロロッソ STR3)
2008年に、トロロッソでベッテルが駆っていたマシンです。
ベッテルがF1で初優勝したマシンでもあり、思い出深い1台であることは明らかでしょう。
ケイト(2009年 レッドブル RB5)
2009年にベッテルが乗っていたレッドブル RB5には、ケイトと言う名前がつけられていました。
なお同年のオーストラリアGPにおける大クラッシュで、マシンは大破しています。
その後の新たなマシンは引き続きRB5でしたが、Kate’s Dirty Sister (ケイトのけがれた妹)という名前がつけられました
淫乱なマンディ(2010年 レッドブル RB6)
2010年のレッドブルRB6につけられた名前は、淫乱なマンディ(英語だと”Randy Mandy”)です。
決していい名前ではないことは明らかでしょう。
変態カイリー(2011年 レッドブル RB7)
2011年のレッドブル RB7の名前は、変態カイリー(Kinky Kylie)でした。
レッドブル時代にベッテルがマシンに付けた名前は、あまりいい印象ではないという特徴があります。
イヴ (2015年 フェラーリ SF15-T)
2015年から移籍したフェラーリでの初マシン、 SF15-Tはイヴ(EVA)と命名。
レトリックのついた名前ではなく、清楚な名前となっています。
この年以降、マシンの名称はラテン系寄りのものとなっていきました。
ルシーラ (2020年 フェラーリ SF1000)
2020年のフェラーリ SF1000には、ルシーラ(Lucilla)の名が付けられました。
lucillaは「光」という意味を持っていますが、ベッテルの2020年F1シーズンに光をもたらすことはできるのでしょうか。
まとめ
自身のマシンに名前をつけることで、より愛着が沸くという人は多いと思います。
ベッテルのように女性の名前をつければ、マシンを駆る際の力の入り様も変わってくるのかもしれません。
愛車を大事にしたい方や競技に取り組んでいる方は、一度、自身のマシンを命名してみてはいかがでしょうか。
Motorzではメールマガジンを配信しています。
編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?
配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!