地図更新が面倒、また、愛車のカーナビが古くなったなどといった理由でドライブ中のナビをスマートフォンで済ませていませんか?しかし、スマートフォンの小さい画面を凝視することは、安全運転という観点から褒められた方法ではありません。

そこでおすすめなのが、スマートフォンの機能を拡張できるディスプレイオーディオ。ということで、今回は経年車代表としてモーターズ編集部ウチハラ氏の愛車であるJB23型ジムニー、そして、今だ人気のJB64型ジムニーで、最新のディスプレイオーディオ「アルパイン フローティング・ビックDAシリーズ」を試します。
Photo : Kiyoshi WADA Text : Shingo MASUDA

最新のカーエレクトロニクスで経年車をアップデート

モーターズ編集部ウチハラ氏のガチ愛車であるJB23型ジムニーは、言うまでもなくしっかり走行距離と年月を重ねた経年車。その歴史が醸し出す“古さ”も魅力ですが、快適に乗るためには、やはり最新のカーエレクトロニクスが欠かせません。
ウチハラ氏のJB23型ジムニーには2010年製のカーナビがセットされていたものの、いまでは当たり前のBluetoothは非搭載。音楽を趣味とするウチハラ氏にとって、快適なリスニング環境は大切ということで、アルパインの最新ディスプレイオーディオ「DA7」を選んだそうです。

地図は最新。音声でメッセージの送受信もできる

2021年1月に新発売されたアルパイン フローティング・ビックDAシリーズは、ディスプレイオーディオという名前の通り、メインユニット単体にはカーナビ機能がありません。その代わりにスマートフォンと接続することで、従来のカーナビに勝るとも劣らないさまざまな機能を使うことができます。

メインとなる機能は、アップル純正のマップやGoogleマップなどの地図アプリを使ったナビ機能です。

ご存じの通り、スマートフォンの地図アプリは自動的に道路情報が更新され、さらに、iPhoneのSiriやAndroidのGoogleアシスタントによって音声操作ができ、目的地を手で入力する必要がありません。

また、SMS(ショートメール)やLINE、Messengerなどのメッセージアプリも使用可能。メッセージを音声で読み上げてくれるだけでなく、音声で返信も可能なため、緊急の連絡も慌てて車を駐車する必要がなく安全に使うことが可能です。※LINEは返信に未対応

“音のアルパイン”ならではの表現力豊かなサウンド

スマートフォン連携のディスプレイオーディオですが、グラフィックイコライザーやMX(メディアエクスパンダー)、クロスオーバー、タイムコレクションなどの音響調整機能により、オーナーこだわりの音作りができるのは、やはり「音のアルパイン」ならではのポイントです。さらに、音にはちょいとうるさいというウチハラ氏、同じくアルパインから発売されているサブウーファー(SWE-1080)を装着。もともとクリアで輪郭のハッキリした中高音域に、力強い低音が加わることで表現力豊かな音を実現しています。

軽自動車にも最新のカーエレクトロニクスを導入

そして、未だに納車まで1年待ちと大人気のJB64型ジムニーには、9インチの大型ディスプレイを備えた「DAF9V」が装着されています。
今回装着されているDAF9Vは、インパネにモニターが浮かぶようなフローティング構造を採用。通常のオーディオスペースでは装着できない9インチや11インチといった大画面を装着可能にするのはもちろん、2DIN規格の多くの車種に装着することができます。


11インチという業界最大サイズのDAF11Vも魅力的ですが、軽自動車という限られた室内空間には、9インチでも十分大きく視認性もバッチリ。バックで安全に駐車するために欠かせないバックカメラの映像も、明るく鮮明に確認できます。

HDMI対応でスマートフォンを大画面で表示可能

先述したDA7には無い機能として、DAF9VとDAF11VはHDMIでスマートフォンの画面をミラーリングすることができます。YouTubeやネットフリックスなどの動画コンテンツはもちろん、旅先で撮った映像を楽しむことも可能です。

また、2台のスマートフォンを同時に接続することができ、USB接続でカーナビアプリを使いながら、もう1台のスマートフォンで映像を楽しむこともできます。(地図と映像の同時表示はできません)今回は軽自動車ですが、ミニバンのような車種なら、お父さんが前席でナビを表示し、後席用モニターでお子さんがYouTubeを観るなんて使い方もおすすめです。
そして、アルパインの公式サイトには、車種専用壁紙を約240車種ラインナップ。アルパインがビックXシリーズで始めた車種マスクのイラストを、フローティング・ビックDAにも採用。オーナーとしてはなんとも嬉しいポイントではないでしょうか。

地デジチューナーを追加すればテレビも観られる

ドライブのちょっとした休憩に大活躍するテレビも、別売りの4×4地上デジタルチューナー(TUE-T500)を追加すれば大画面で鮮明な映像を楽しめます。

地デジチューナーにはリモコンが付属し、DAF9VやDAF11Vと組み合わせれば、受光部を取り付けることなく見た目もスマート。この収まりの良さこそ、同ブランドで揃えることのメリットです。

リーズナブルに最新のカーエレクトロニクスを楽しもう

悩みの種だった地図更新の必要がなく、さらに高音質のオーディオやHDMIによるミラーリングなど、これまでのカーナビが備えていた機能をほぼ網羅したアルパインのフローティング・ビックDAシリーズ。

これほど充実した機能を備えていながら、通常のカーナビよりもリーズナブルな価格設定なのも大きな魅力です。
また、JB64型ジムニーのような現行車はもちろん、JB23型ジムニーのような古い車であっても最新のスマホファーストなカーエレクトロニクスを導入することができます。

今回ご紹介したアルパインのビックDAシリーズは、アルパインの公式オンラインストアのみの販売となるため、気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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