いよいよ開幕間近と迫った2016F1日本GP!現地での観戦すると、メインイベントであるF1マシンの走行ばかり目が行きがちですが、それ以外のイベントも充実しているのが日本GPの特徴でもあります。ここでは大人から子どもまで楽しむための情報をご紹介します!

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レース以外にもたくさんのイベントが行われる日本GP

Photo by Tomohiro Yoshita
コース上ではF1以外のサポートレースも行われているので、ずっと観客席にいても退屈しないかと思いますが、イベント広場などをはじめ、会場内では様々なイベントが開催されています。
特に最近は、ファンとドライバーとの距離が少しずつ近くなってきており、ピットレーンでマシンを近くで見れたり、ドライバーと交流が持てたり、子どもたちが主役になるものまで数多くのイベントが行われています。
ですが、これら全てを把握するのは大変ですよね。
ここでは木曜日から決勝レース翌日の月曜日までイベント情報をお届けします。
レース観戦券があれば、木曜日と月曜日も入場可能!

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みなさんがお手持ちの観戦チケット。表向きは「3日通し券」となっていると思いますが、実は木曜日に行われるピットウォーク&サイン会、そして月曜日に行われるファンイベントも、これがあれば無料で参加することができます!
もし、予定が空いていれば、レースの期間だけではなく、イベントも楽しみましょう!
ドライバー、チームとの距離が近いイベントが盛りだくさん!

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ピットウォーク
木曜日の人気イベントであるピットウォーク。
普段は絶対に入ることができないピットレーンを木曜日の9時00分から11時30分まで特別に解放されます!
翌日から走行するF1マシンやメカニックの仕事ぶりを間近で見ることができる絶好のチャンスです。さらにチームによっては、この時間にタイヤ交換の練習を行うこともあるので、あの超早いピット作業を目の前で見ることもできるんですよ!

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運が良ければコースの下見を行うドライバーに出くわすこともあり、時にサインも応じてくれることもあります!
またピットウォークは例年多くのファンで賑わい、混雑するので、小さな子どもを連れたファミリーの方々は参加を控えていたかもしれません。でも!通常ピットウォークが終わった後に、子どもとその保護者限定の“キッズピットウォーク”も用意されています。こちらは比較的ゆったりとピットロードを歩けますよ!
東コースウォーク

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ピットウォークと同じ時間帯に行われるのが「東コースウォーク」。
翌日からF1マシンが走行するコースを実際に歩くことができます!ただし、1周5.8kmの降るコースではなく、前半区間の東コースのみ。それでも、各コーナーを実際に歩いてみると、テレビや観客席から見るのとはまた違った“鈴鹿サーキット”の姿を見ることができます。
そして何より、こうしてコースを歩けるのもF1日本GPならでは!記念撮影をするにはもってこいの場所ですよね!
さらに、この時間を利用してドライバーたちがコースの下見に現れることもあるので、間近でドライバーたちを見られるチャンスも…あるかも?
ドライバーズサイン会

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憧れのF1ドライバーにサインがもらえる“かもしれない”目玉イベント。
こちらはピットウォークのようにどなたでも参加…とはいきませんが、木曜日に来場された方はどなたでも当選のチャンスがあるのです!
当日入場時に配布されるカード(ピットウォーク参加券)に抽選番号が記されており、発表された抽選番号が一致すればサイン会への参加権が得られます。
今年は例年よりも多い1,100人が当選するという発表もありました。
※サインをもらうはドライバーは選べない場合がありますので、ご注意ください
くれぐれも配布されたカードは大切に保管しておきましょう!
ドライバートークショー

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昨年から開催され大人気となっているドライバートークショー。
多くのイベントが行われるメイン広場、GPスクエアで開催されコース内では見られないドライバーの表情が見られることも。

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今季もすでにメルセデス、レッドブル、ハース、ルノー、フォース・インディア、ザウバー、マノーといった計7チームのドライバーがトークショーを行う予定です。
走行日だからこそ、マシンの状態やレースに対する意気込みを聞ける貴重な機会となっています。
またF1ドライバーに直接質問できるチャンスも用意され、昨年印象的だったのはニコ・ロズベルグへの「ハンバーグとオムライスどっちが好きですか」という可愛い質問でした。
その他にも日本に来て牛丼を食べたことをSNSで披露し話題になったロマン・グロージャンは「なんで牛丼を食べようと思ったのですか?」という質問も出て、すごく和やかな雰囲気でのトークショーを見ることができます。
子どもたちに嬉しいイベントもたくさん!

(小学生以下のお子様はフェラーリのF1マシンに乗れる絶好の機会)©Pirelli
お子様向けの体験イベントが行われるコチラレーシングのF1ピットでは、人気のF1マシンキャップ、チェッカーフラッグの手作り教室が今年も登場します!
またチームロゴを顔にペイントできるコーナーもあり、こちらはなんと中学生以下が無料です!
さらに小学生以下限定ですが、憧れのF1マシンに乗れるコーナーがあります。
1991年に鈴木亜久里が駆ったエスポ・ラルースLC91に乗り写真撮影ができるという企画も用意されています。
またフェラーリの歴代マシン展示コーナーでは、フェラーリの2014年型マシン「F14-T」にも乗ることができます。
滅多にない機会なので、ぜひ子どもたちと一緒に参加してみてはいかがでしょうか?
恒例の前夜祭には3人の日本人ドライバーが登場!

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CS放送でもお馴染みとなっている、予選終了後に行われるF1決勝レース前夜祭。
毎年豪華なゲストを招いてトークショーを行い、一昨年はナイジェル・マンセル、昨年はスクーデリア・フェラーリのドライバー2名が登場して会場を盛り上げました。
今年は近年のF1を盛り上げた日本人ドライバー佐藤琢磨、中嶋一貴、小林可夢偉が登場!
前夜祭は他のトークショーに比べて時間がゆったりとられており、時に話が逸れて裏話が聞けたりすることも。今年も土曜日は、多くのファンが詰めかけるイベントとなりそうですね!
もしかしたら声援に応えて手を振ってくれるかも?決勝前のドライバーズパレード!

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ここまで紹介したイベントは木・金・土曜日に行うものですが、中には「日曜日しか行けないのにドライバーと会うチャンスはないのかなぁ…」と思っている方も多いと思います。
でも、日曜日も間近では会えませんが、ドライバーたちを生で見るチャンスがあります!
それが「ドライバーズパレード」
F1では決勝前に必ず全ドライバーがコースを1周してファンに挨拶をするドライバーズパレードを行います。
日本GPでは1人1人がクラッシックカーに乗ってパレード。もちろんレースよりゆっくりですしヘルメットも被っていないので、みなさんの声援がダイレクトに届きます。
もしかすると、あなたの声援でお目当てのドライバーが手を振ってくれるかもしれませんよ?
レース後の月曜日も見逃せないイベントが!

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F1決勝レースが終わった翌日もまだまだF1の興奮を呼び覚ますイベントがまだ用意されているのです。
月曜日は前夜祭にも登場した佐藤琢磨に加え、GP2に参戦する松下信治も登場!
前日に行われたF1決勝レースの余韻の残るなか、ドライバーの解説でレース振り返る“プレイバックトークショー”。
また、レーシングコースを歩ける“メインストレートウォーク”では、激戦が繰り広げられたコースを実際に歩くことができます。ただ木曜日のような東コースウォークではなく、メインストレートだけと範囲は狭いですが、スターティンググリッド上を歩けるため、ポールポジションに立って記念撮影!ということもできるのです。
それだけでなく、子どもたちが楽しめるイベントも充実しています。
子どもたちとドライバーの掛け合いが面白い“キッズトークショー”では先述の2名のドライバーが登場。
さらには、マクラーレン・ホンダの2016年型マシンである『MP4-31』、ホンダがF1初優勝を飾ったマシン『RA272』に囲まれ、記念撮影ができるフォトセッションも開催されます。(小学生以下限定)

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また月曜日の来場者には、決勝レースの表彰式の様子が写されたウィナーズカードが配布されます。
素敵な思い出だけでなくお土産も入手して、今年は日本GPを最後まで楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ

Photo by Tomohiro Yoshita
F1日本GPではマシンの走行以外にもこれほど多くのイベントが開催されています。
記事でもご紹介した通り、最近はドライバーに会える機会が非常に増えてきており、サインをもらえるチャンスも格段に上がりました。
また大人から子どもまで楽しめるイベントも盛りだくさん!1人でもカップルでも、家族でも楽しい週末を過ごせるようになっています!
ぜひ、テレビでは味わえない体験をたくさんしていただいて、素敵な思い出を作ってくださいね!