サポートドライバーのLEXUS TEAM SARD 平手晃平選手とTEAM IMPUL 安田裕信選手トークショーも開催

©ChikaSakikawa

発表会では、ブリヂストンがサポートするチームのドライバーであり、昨年スーパーGT GT500クラスで同じタイヤを履き、タイトル争いを繰り広げたLEXUS TEAM SARD 平手晃平選手とTEAM IMPUL 安田裕信選手のトークショーも開催され、今季の意気込みや、チームの雰囲気やタイヤ開発の話まで様々な内容を語り、会場を盛り上げました。

 

ーーー 平手選手去年チャンピオンおめでとうございます。

平手:ありがとうございます。

 

ーーーチャンピオンを獲られて色々と引っ張りだこのようで、ほぼ自分の体を作る暇がないって嘆いておりましたが…

平手:あんまりもう、トレーニングもろくにできていないぐらい忙しくしてますけど…。

 

ーーーそれは、もう一人のドライバーが日本に居ない、ヘイキ・コバライネン選手だからってところもあるんですか?

平手:まあ、それもあって全部自分にのしかかっているのもありますけど。

 

ーーー横で、チャンピオンを獲り損ねた安田選手!チャンピオンは忙しいらしいですよ。

安田:そうですね。3日間連続で一緒にトークショーをやってるんですけど、チャンピオンっていう言葉を聞きすぎて耳が痛いんで、今年はひっくり返したいなと思ってます。

 

ーーーそのブルーのユニフォーム、何年目になりますか?

安田:カルソニックインパル、今年で4年目です。今年はチームメイトも新しく変わって、フレッシュな感じになった。

 

ーーーこのタイミングで変わって、チームメイトも新人でっていうところで行くと、クルマを自分で作る時間が惜しいのに、新人に乗せてあげなきゃいけないっているジレンマはないですか?

安田:そういうのも、それなりにあるんですけど、でも、僕たちが500に上がった時は同じ立場だったので。

あと、練習が少ないとかそういうのを言うと、星野監督が速いやつは速い!って言う考えなんで、そういうのは無しで考えなきゃいけない。

 

ーーーそれでいくと、もう1人の外国人ドライバーと組んだ時、平手選手の面倒の見方が半端じゃないですよ。コバライネン選手とはどのようにお付き合いされてますか?

平手:彼は普段日本に住んでないんですよ。普段はアブダビに住んでて、毎回通いなんですけど、来るたびにご飯をどっかに連れて行かなきゃいけないので。

彼がいつも銀座付近に泊まるので、周辺で彼が食べれるものをチョイスして、行ってますけど、だいたいリクエストがトンカツかイタリアンのどっちかなんですよ。

彼はホントにトンカツが好きなんで、僕はホントは仙台とか九州行ったらその地方のモノを食べたいんですけど、馬刺しとかね。

でもそういうの絶対食べないので、地方に行ってもとんかつかイタリアンみたいな(笑)

 

ーーーそういうコミュニケーションみたいなのを割と密に取れてるからこそ、去年の勝利に結びついたというところはあるのでしょうか?

平手:もちろんそれはありますね。お互いの事をより知る事で、良さを、ここで引き出した方がいいなっていうのも分かってくるので、やっぱりそのコミュニケーションが取れてる取れてないは大きいですよね。

相手が外人ってこともあって、へそ曲げちゃうと速さが結構変わってくるところも結構あるので、やっぱり乗せておくと…ねえ?

©ChikaSakikawa

ーーーらしいですよ!安田さん

安田:でも、日本に来る外国人ドライバーってトンカツ好きだよね。僕も外国人の選手ばっかり組むんですけど、みんなトンカツ好きですね。

でも今年のチームメイトは日本料理何が好き?ってきいたら鰻と刺身って言ったんで、ちょっと違う風を運んできましたね。

 

ーーーそういう中でレースで言えば、レベル的にはタイヤのブランドやら自動車メーカーやら、差が付きにくいところではあるんですけど、正直僕が外から見ててですね、ドライバーと車はもう差がつけようがないなと、大きく差が付くのは黒いまるいやつだな。と

平手:そうですね~接地してる比率とか…。

 

ーーーそれは間違いないところですから。で、レクサスチームは結構ブリヂストンが多いんですよね?

平手:そうですね。5チーム使ってますからね。

 

ーーーそんな中で、ブリヂストンに求めるのはどういうタイヤですか?

平手:今シーズンの500に関してはレギュレーションが大きく変わって、ダウンフォースが25%減という事で全チーム、全メーカーなんですけど、そのダウンフォースが無い分、タイヤの方でグリップを出してもらったりとかが重要になってくるかなと。

 

ーーー今時スーパーGTのクルマなのにダンパー少し弱くしようかとかそういう話も出てくるんですか?

平手:やっぱり去年までのセットの仕方だとタイヤもうまく使えなかったりもするので、そこはブリヂストンの開発陣の方と、僕は車で頑張りますのでちょっとお願いしますって事を、テストをやって行く中で進めています。

 

ーーー難しいですか?

平手:いや。そんな難しくないですね。すごい分かりやすいです。

逆にダウンされてきた方が、タイヤがより、例えば構造がちょっとやわらかければ、こういう風に動くんだなって事が分かりやすいし、おさえつける力が強ければ強い程、ちょっと分かりにくくなっちゃうので、今回の方が素直に出ますね、キャラクターが。

 

ーーー安田選手、チャンピオンは練習というか、テストの時の調子がいいようで、タイヤや車が変わっても「あんまり苦労してません。」と仰ってますが、どうですか?

安田:今現状トヨタのクルマは調子がいいんで、日産で言うと、正直車はトヨタに負けているところがあるんで、開幕までに進めていかなきゃいけないんですけど…。

タイヤに関しては、去年の中盤から構造、中身の部分が良くなって、正直、どれ履いてもタイヤ感が変わらないって時があったんですけど、今は本当に開発ドライバーをやってて、開発もしやすい。

出てきたタイヤの良い悪いが分かりやすくなってきてるんで、タイヤとしてのレベルはすごくいいですね。

©ChikaSakikawa

ーーー今年、どうなんでしょうね。色々と波乱はあるかもしれませんが。かなり期待されてますよ。12号車、ブリヂストンにも。

安田:そうですね、ここ2~3年ずっとランキングトップか2番手ぐらいで最終戦まできてて、勝ちきれない最後になってるんで。

 

ーーー星野一義っていう存在は、ブリヂストンにも、日本のモータースポーツにも特別な存在ですよ。そのおひざ元ですから、これはプレッシャーがかかっていると思いますけど。

安田:最近逆に、プレッシャーを与えすぎて、スタッフ、ドライバーにミスがでてきてるという所もあったんで、すごいプレッシャーを与えるという感じでも無かったですね。とりあえず、100%の仕事をしようという感じできてます。

でもタイヤテストは毎回怒られてますね。すごいタイヤの事に対しては、タイヤの話になると、ミーティングでも、星野さんにわかってないってキレられてますね。

星野さんが10年もやってきたタイヤの開発。僕らも話をきいているとスゴく分かりやすいし、すごい勉強になります。

 

ーーーそこは、星野さんから、タイヤをこういう風に評価したほうがいいとかいう話はあるんですか?

安田:一番思うのは、タイヤテストをやってて、あまり差が感じない時があるんですよ。Aのタイヤ、Bのタイヤ。

でもそこでドライバーは、その差を言わないといけないと思っちゃうとダメなんです。

分からないときは「分からない」と言うのが答えという教え方をしてくれたので、今すごくテストの進み方がいいです。

やって、分からないけど、こっちのがいいですって言ってしまうと、全部リセットされるんで。

 

ーーー平手選手、今年2回目のチャンピオンを獲りましたけど、3回目どうなんでしょう?

平手:テストは順調にきてまして、僕らも2年ぶりに他メーカーからチャンピオンを獲り返して、ここで連覇してなんぼだと思っているので、クルマの調子もいいですし、チームの雰囲気もいいので今年もブリヂストンさんと連覇して今年も優勝する姿を見せたいと思います。

 

ーーー安田選手も、今年は期待してもいいですよね?

安田:本当にチャンピオンが手に届きそうで届かないんで…

結果、チャンピオンを取るしかないと思ってるんで、ブリヂストンさんと力を合わせて星野監督をはじめ、チームインパル初のチャンピオン!

今年はなんとか獲りたいと思ってます。頑張ります。

 

まとめ

©ChikaSakikawa

つ事を常に狙い続け、最先端の構造、コンストラクション、最先端のコンパウンドを供給するのみならず、最先端の解析技術、アナリシスでもって、実証検証しつつ、常に最先端のタイヤを開発してきたブリヂストン。

そのブリヂストンがサポートし、モータースポーツという過酷な状況下で常に限界に挑戦し続け、その開発に貢献し続ける技術者や、チームやドライバー、ライダー達のこれからの活躍、そしてそこからフィードバックされた技術を搭した安全で運転が楽しくなるようなタイヤの登場に期待せずにはいられません。

 

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