日本が発祥とされているドリフト。全日本プロドリフト選手権(D1GP)が始まってから15年が経過しようとしてます。今では、全世界にドリフト文化が浸透し、人気を集めています。今回はそんな迫力あるドリフト動画を紹介します。
アナタはどの車のドリフトが好きですか?
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ドリフトとは
日本発祥とされているドリフト。フォーミュラマシンのように専用マシンではなく、市販車を改造して行います。
通常のグリップ走行とは違い、行きたい方向とは反対方向にステアリングを切り(カウンター)、コーナーを抜けていきます。
リヤタイヤを滑らせながら走るので必然的にタイヤスモークが出て、とにかく迫力のある走行になるのが魅力。
クラッチペダルを揉んだり蹴ったり、サイドブレーキを使うなどドリフト状態を維持することは、グリップ走行では有り得ない操作が要求されます。
ドリフトは、レースのようにタイムや距離を競うのではなく、スピードや角度、相手との距離等、芸術性が問われる競技。
スケートに例えるとレースがスピードスケートで、ドリフトがフィギュアスケートと言ったところでしょうか。
その人気は日本に留まらず世界中で注目を集めています。
今回は迫力あるドリフト動画を5つ紹介します。
FAT FIVE Racing HKS R35 GT-R
日本を代表するドリフトドライバー FAT FIVE Racing斎藤太吾選手が駆る日産GT-Rのドリフトです。
チューニングメーカーHKSのサスペンションブランド「HYPERMAX」のプロモーション動画になります。
こちらは、富士スピードウェイドリフトコースでのデモランのようです。
本来市販車では4WDのGT-RをFR化、エンジンは3.8リッターから4.3リッター化され1,300馬力、車重は1,760kgから1,230kgと軽量化され、パワーウェイトレシオ0.95という驚異的なスペックを誇っています。
Lamborghini Murcielago & Ford Mustang
前述の斎藤太吾選手(ムルシエラゴ)と、アメリカを代表するドリフトドライバー RTR Racingヴァン=ギットンJr選手(マスタング)のドリフトバトル動画です。
場所は新潟県阿賀野市の新潟ロシア村というところで、付近の道路を占有して走行しています。
高級スポーツカー ムルシエラゴの贅沢なドリフトとアメリカンV8のマッスルパワー炸裂のドリフトの共演は迫力満点です。
昼から夜になる瞬間、各セクションで非常に凝って作られた映像にも要注目です。
Orido86 & Taniguchi86
ドリフト言えばこのお二人。
レーシングドライバーであり日本のドリフト業界を牽引してきた織戸学選手(白 RS☆R86)と谷口信輝選手(黒 HKS86)。
織戸選手が乗る86は、NASCARでも使用されている5.8リッターV8エンジンに換装されており、谷口選手が乗る86は、3.4リッター化された2JZエンジン(スープラなどに搭載されているエンジンです。)に換装されています。
富士スピードウェイで行われた、フォーミュラードリフトでのドリフトスペシャルマッチは、観客の目を釘付けにしました。
D1GP 100+Points
日本のドリフトの聖地とも言われている福島県二本松市にあるエビスサーキット南コース。
2016年のD1GP第6戦では圧巻の100点超えが連発したようです。
採点方式がGPSを使用し、セクションごとのスピードや角度から算出する機械的な採点となっているため、100点満点ではなく、より多くの点数を取った選手が予選通過となります。
身を躍らせながら進入し、コンクリートウォールギリギリを攻めるドリフトはここでしか見られません。
Drift on Turnpike HAKONE
モータヘッド誌企画で行われた、神奈川県小田原市が麓の箱根MAZDAターンパイクでのドリフトです。
Team TOYO TIRES DRIFTのドライバーであり、世界最高速ドリフト(時速304.96km)のギネス記録を持つ川畑真人選手が、普段は有料道路の峠道をGT-Rで駆け上がっていきます。
D1GPでも実際に使用しているGT-R(公道走行不可)で公道で豪快にドリフトするという、普段では絶対に不可能なシチュエーションなだけに迫力満点です。
まとめ
いかがだったでしょうか??
クルマの技術やドライバーの技術は日々進化し、ハイスピードディープアングルが要求されます。
モンスター化されたマシンが白煙を巻き上げる様はまさに非日常であり、我々の心を揺さぶります。
※一般公道では絶対にマネをしないで下さい。
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