トヨタ東京自動車大学校(TAUS)
RS スープラ
八王子市にあるTAUSは、スマートモビリティ学科などトヨタらしい先進的なカリキュラムが特徴の学校です。

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まず目に飛び込んできたのがレクサス・・なのにトヨタのロゴがついたクルマ。
よく見ると「このクルマ、スープラです。。。」と書かれているではありませんか。
全く違和感が無くて、このカラーリングで無ければカスタムカーとは気付かなそうです。
それだけクオリティが高いという事ですね。
世来

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誰もが2度見してしまうであろう衝撃のフォルム、こちらは「完全自動運転がもし実現したら?」というイマジネーションのもと作られたコンセプトカー。
発泡ウレタンで整形された、なんだか柔らかそうなボディをしています。

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運転席に座っている必要もないので、座布団のみ設置。広々とカーペットが敷かれ、ゆったり寛げそうです。

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コクピットにはiPad。アプリで目的地を入れたら走ってくれる…そんな時代はすぐそこかもしれません。
彼らが卒業してトヨタに入社したら、ぜひ実現して欲しいものです。
KP61 STREET

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一転して同校ではこんな硬派なクルマも出展。ダークグリーンが美しいKP61スターレットです。
こういうクルマにしたい!という強いコダワリが感じられます。
自作のオーバーフェンダーが最大の魅力でしょう。

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バケットシートと思いきや、こちらはトヨタ 86の純正シートとのこと。なかなかスパルタンなムードに仕上がっていますね。
国際情報工科自動車大学校(WIZ)
MONSTER SUNNY
福島県に本拠を持ち、自動車以外にもアプリ開発や情報・IT分野など幅広い学科を持つWIZ。

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出展車両はアメリカンピックアップ・・・ではなく、なんと日産サニーがベース!
カマロに搭載されていた5.7リッターV8エンジンをスワップし、パワートレインはS13シルビアから移植してあるという文字どおりモンスターです。

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もともとモノコックボディのサニトラですが、ラダーフレームのピックアップトラックにしか見えません。
構造物はきちんと補強の役目を果たしつつ、見た目の雰囲気も抜群です。

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コクピットもこの雰囲気。ショップのデモカーと遜色ない質感・センスに脱帽です。
プロチューナー監修のもと、マーケットを意識したクオリティの高さで他校と一線を画していたWIZ。来年以降も要注目の学校です。
まとめ
「学生・若者のクルマ離れ」とは誰の生み出した言葉でしょうか…。
日本にはクルマを愛してやまない、彼らのような若者がたくさんいます。
会場では、特に「父親の影響で」という言葉を多く耳にしました。カスタムも、お父さんのスタイルを受け継いでいることが感じられました。
そう、今の若者にクルマの面白さを伝えてくれているのは、70’s〜80’sを生きてきた素敵な”オヤジたち”なんですね。
まだまだ色褪せないカスタムの世界、これからは彼らを中心に盛り上がっていくことを期待したいです。