車やバイクを後輪だけで垂直にさせるスタント「ウィリー」。乗り物好きじゃなくても、誰もが知っているワザのひとつですが、実際まじまじと見てみたことはありますか?そして、意外な乗り物でもウィリーができることをご存知ですか?今回は、そんな、あまり知られていないウィリーの映像をご紹介します。
誰しも一度は自転車で練習しましたよね!
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ウィリーとは
車やバイク、自転車などで、前輪を浮かせながら走行するスタントのひとつ。
映画や、モータースポーツイベントなど目にする機会も多いかと思います。
主なやり方としては、フロントサスペンションを沈み込ませて、その反動を利用して持ち上げる方法と、瞬間的に後輪にトルクをかけて前輪を浮かせる方法など。
前輪を浮かせたあとは、一定のトルクを後輪にかけ続けながら、角度も上がりすぎず、下がりすぎずを保つ高度なテクニックが要求されます。
ちなみに、障害物突破のためなどで、一瞬だけフロントを持ち上げるのはウィリーではなくノーズアップと言います。
では、実際どんなものがウィリーなのか。
様々な車両のウィリーを見ていきましょう!
いわゆるスタンダード!モタードのバイクでウィリー!
モタードでウィリー!おそらく、ウィリーと聞いて一番簡単に想像するのはこういう絵ではないでしょうか?
一瞬フロントを沈み込ませてから、一気にフロントを持ち上げています。
そのあとは角度を維持したままゆっくりと走行。
動画では簡単そうに行われていますが、意外と難しいんです。
では、想像できるもの以外のウィリーとはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
ドラッグレース!クルマだってウィリー!
まずは4輪のウィリー!
ドラッグレースではよくウィリーするクルマが見られますが、ウィリーバーのついていないこの車だと角度は青天井。
角度が点きすぎた結果、リアバンパーが支点になって、前輪どころか後輪すらも浮いています。
また、車載映像を見ると、空しか見えていません。自分がどこを走っているのかわからなくなりそうな角度です。
普通に街中を走っている車からは、絶対に想像できない姿ですよね。
車重300kg以上のハーレーもウィリー!
一般的に、バイクでウィリーと言うとモタードやオフロードバイク、SSと呼ばれるスポーツタイプが定番。
アメリカンではあまり見かけないのが正直なところですが、実際見てみると、車体も大きくかなりの迫力です。
車重も重く300kg以上(SSなどで170kg~200kg程度)。おそらくこの動画のモデルだと350kg以上はあるかと思います。
その巨体で軽くウィリーするだけでなく、しっかりと角度をつけて車体を擦りながら持続。驚きのテクニックです。
トラックだってウィリー出来る!
まだまだ意外なのがコチラ。トラック。
フロントサスペンションを何度も沈み込ませて、その反動でウィリー。走り出した瞬間に、若干目を疑ってしまいます。
何より信じられないのが、そのまま旋回しているということ。
路面自体が歪んでいるのか、そういう機構がついてるのかは定かではありませんが、本当に信じられない動きです。
日本の畑でよく見れる。トラクターのウィリー!
最後はこちら。日本各地の畑で目にすることができるトラクター。
絶対にスポーツ走行やスタントと関係ないであろうトラクターでもこんなことが出来てしまいます。
悪路での後輪のグリップ力が高いからか、意外と発生してしまうらしいですが、それにしても、ドラッグマシンと変わらないような角度です。
車体後部のロータリー部をウィリーバーとしていることが、秀逸ですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
バイクで行う以外にも、様々なマシンでできるウィリー。
ドラッグレースのように、競技の副産物もありますが、世界には意外な乗り物でスタントを行っている人々がたくさんいます。
ちょっと目を向けてみると、信じられない乗り物でウィリーしている姿を見ることができるかもしれませんね!
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