皆さんは普段、タイヤの空気圧を意識してクルマを運転していますか?クルマと地面を繋ぐたった4点しかない接点がタイヤです。そのため、クルマをカスタムしたりしなくてもタイヤの空気圧を変えるだけで、走行性能はガラリと変わります。今回はそんなタイヤの空気圧にまつわるお悩みを解決していきます!
掲載日:2019/03/07
軽自動車の適正空気圧はどのくらい?
全てのクルマにはそれぞれに見合った『適正空気圧』と呼ばれる数値が存在しています。
軽自動車であろうと、普通車であろうと、全ての車種が全く同じサイズのタイヤ、同じ空気圧で走っているわけではないので、車種ごとに適正空気圧が存在しているのです。
そんなクルマの適正空気圧は、だいたい運転席のドア開口部に適正タイヤサイズと共にシールで表記されています。
まずはご自身の愛車の適正空気圧を知り、その上で、少し高めに設定しておくといいかもしれません。
タイヤの空気圧は、知らず知らずのうちに少しずつ減っていくものです。
そのため、ガソリンスタンドやディーラーなどで空気圧をチェックしてもらうと、「少し多めに入れておきました」と言われることが多いと思います。
空気圧は高くなればなるほど接地面が減り、タイヤの転がり抵抗が少なくなるので燃費がよくなります。
だからといって、あまりにも空気圧を上げすぎると今度はバースト(破裂)の危険性が出てくるので、あくまでも適正空気圧から”若干”多いくらいが目安となるのです。
タイヤを長持ちさせる空気圧って?
タイヤの空気圧が高すぎると、偏摩耗の原因ともなるため、かえってタイヤの寿命を減らしてしまう結果になることも。
もちろん、低すぎても同様に偏摩耗が起こります。
タイヤにとって一番ちょうど良い空気圧は、適正空気圧から±0~30kpa程度だと言われているので、参考にしてみてくださいね。
空気圧をモニタリングしよう!
空気圧をチェックするにはエアゲージが必要です。
ガソリンスタンドなどで給油の際についでにチェックしてもらったり、自宅のガレージに常備させておいてもいいかもしれません。
また、最近ではTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)と呼ばれる空気圧を常時モニタリング出来るシステムの装着が、世界各国で法規化されており、日本でも現在検討されている段階です。
採用されると、これまで感覚でしか分からなかったタイヤの空気圧の減りを、きちんと数値で視覚化できるため、より安全で安心なドライブを楽しめるようになるはずです。
まとめ
特に毎日のようにクルマに乗る人にこそ、気をつけてもらいたいのがタイヤの空気圧。
是非、TPMSのような便利アイテムを導入して、より安全意識を高めてみてはいかがでしょうか?
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