運転中、常に目にする機会のある各種メーター。自動車・バイクメーカーは、様々な趣向を凝らしてメーターをデザインし、その視認性やデザイン性について徹底的に拘り抜いて、一台の車のメーターを完成させます。その結果、非常に見やすく、スタイリッシュなデザインのメーターが完成するわけですが、中にはデザイン性に拘り抜き、一風変わった見た目のモノも存在します。今回は、そんなクセが強いメーターを3つご紹介します。
普段慣れているメーターの動きを想像すると、違和感が凄い!?
アルファロメオ 2代目ジュリエッタ(116)
まず最初にご紹介するのは、イタリアの自動車メーカー、アルファロメオが1977年に世に送り出したクルマ、2代目ジュリエッタ(116)です。
「ヌーバジュリエッタ」とも呼ばれるこのクルマ、メーターの動きがとにかく特殊なんです。
停車時、スピードメーター、タコメーターともに真下を向いていた針が、発進すると左右逆向きに動き出します。
基本的にメーターは右回転が多いため、左回転のタコメーターがあると、頭が一瞬混乱するような感覚に陥ります。
しかし、慣れてくると逆に面白く見えてしまう。こういった遊び心が、アルファロメオの魅力なのかもしれません。
スズキ GSX400Sカタナ
お次はバイク。スズキの名車カタナ400です。
スピード・回転計が一体型のこのメーター、なんと針が動き出す位置が特殊なのです。
スピードメーターは、文字盤下部の0を指していますが、タコメーターの0はなんと左上!
回転数と速度があってくると、メーターの針が真横に並ぶという珍しいデザインとなっています。
スズキ RE-5
今回最後にご紹介するのは、同じくスズキのバイクRE-5.
1974年に販売されたこのバイク、なんとロータリーエンジンを搭載しているのです。
この時代、レシプロエンジンに変わる未来のエンジンとして注目されていたロータリーエンジン。
国内2輪メーカーは皆こぞって開発・研究を重ねましたが、実用化には至らず、唯一市販化に至ったのがこのスズキRE-5でした。
排気量は497cm3 。最高出力はなんと62PS!このバイク、キーシリンダーをひねると、メーターの蓋が開くという、ユニークなギミックを持っています。
まとめ
ちょっと変わったメーター3選。いかがだったでしょうか?
こういった遊び心のある車・バイクに乗っていると、ちょっとした運転も楽しくなるかもしれませんね!
まだまだ世界には変わり種のメーターがたくさんあります。
アナタも探してみてはいかがでしょうか?
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