スバル専門パーツメーカー”湾岸”こと『株式会社ワンガン』は、スバル車向けに幅広い製品を開発・販売し、スバル車好きから絶対的な信頼を得ているカスタムパーツメーカーです。今回Motorz編集部では、スバル車専門ショップとしての『湾岸』ブランドの成り立ちから2018年イチオシの新商品まで、お話を伺いに行ってきました!
『湾岸』の原点はタイヤショップ!?
90年代初頭に、ブリヂストンが展開するカー用品店『コクピット湾岸』として誕生した『株式会社ワンガン』は、後にコクピットの看板を外し、独立したチューニングショップとして再出発してからも、スカイラインGT-Rやシルビアなど、スバル車以外のチューニングも行うショップでした。
2000年代に入りワゴンブームが起こる中、同社は初のオリジナルパーツとしてエアロパーツを開発することになり、デモカー&開発車両としてBG系レガシィワゴンを購入。
このBGレガシィこそが、スバル専門パーツメーカー『湾岸』の原点となったクルマなのです。
そして2005年には東京オートサロンに初出展し、オリジナルエアロを装着したレガシィワゴンを展示することで、アフターパーツメーカーとしてのスタートを切りました。
スバルとの出会い
2006年のオートサロンで偶然スバルのすぐ横にブースを構えたことから、スバルファンや富士重工の関係者が数多く訪れ、その時出来た縁がきっかけでスバル、当時の富士重工株式会社との付き合いが始まります。
その後はスバルの基準に合わせた製品作りを心がけ、同社のマフラーはスバルの第二純正用品としてスバルの純正品番を取れる程に!
ここから、スバルディーラーでの販売も開始されることになりました。
また、スバルが展開する『ScLaBo(SUBARU CUSTOMMIZE LABORATORYの略)』でのイベント開催などで全国のスバル販売会社とも協力関係を結び、現在も頻繁にスバルディーラーでイベントを開催しています。
「スバル車に特化しながらもマフラーや車高調、HID等幅広いパーツを開発できるようになったのは、コクピット時代から付き合いのあるメーカーさんのおかげ」と同社の堀切専務は話してくれました。
人との縁を大事にする姿勢が、『株式会社ワンガン』をメーカーとして成長させてくれたと言っても過言ではないのです。
2018年のイチ押し『CSダンパー』
ワンガンの新作車高調『CSダンパー』の『CS』は『Comfort Street』の略称で、街乗りで快適な走りを実現するために開発されました。
特徴はストローク量の少ないリアに、自由長の長いスプリングを採用した独特の構造とのこと。
フロントは耐久性の高い倒立式を採用し、街乗りやワインディング走行時にも収まりがよく安定した走りを実現。
全長調整式でなおかつ、減衰力は15段調整式のため、セッティングが簡単にできます!
会社情報
住所:千葉県市川市福栄4-1-12
TEL:047-395-5505
FAX:047-395-5501
HP:https://www.wangan-spl.co.jp/
Facebookページ:https://www.facebook.com/wangan1992
まとめ
今後の展望を伺ったところ、「マフラーの改良に取り掛かっており、スポーティなマフラーを新たに販売する予定です。」と堀切さん。
早ければ春頃には発表できるよう、試験を重ねているそうです。
2018年も頻繁に全国のスバルディーラーや自動車用品量販店でイベントを開催するとのことなので、気になる方は是非、『湾岸』のホームページ、Facebookをチェックしてみてくださいね。
今年も数々のイベント開催や新製品の開発を続ける『湾岸』に注目です!
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