装着すれば、荷物の積載量が一気に増すルーフボックス。ラゲッジスペースが小さなクルマでもルーフボックスを装着すれば、スキー・スノボー、アウトドアなど、大量の荷物を積むことができる優れものです。そんなカーライフを充実させる必需アイテム、ルーフボックスについて詳解していきましょう。

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ルーフボックスを付ければ充実のカーライフを実現!

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アウトドアやスキー・スノボーへ行く際は、どうしても荷物が増えてしまいます。

そこで、クルマで移動する場合の荷物を積むための積載量やスペースを確保したい方にお勧めなのが、ルーフボックスです。

クルマの屋根部分にルーフボックスを装着することで、スキー・スノボー、ゴルフバック、テントや寝袋などなど大型の荷物を格納でき、ラゲッジスペースの小さいクルマでも2列目シートを倒すことなく積載が可能となります。

例えば、自らが乗っているクルマが5人乗りのコンパクトカーで、アウトドアを友人4人で行くことになっても、ルーフボックスの装着で荷物の収納スペースを確保できれば、クルマ1台で移動可能。

一人当たりの移動費も抑えられるので、経済的です。

 

ルーフボックスのメリットとデメリット

Photo by Peter Long

メリット

ルーフボックスの最大のメリットは、なんといっても荷物を積めることです。

荷物を車外に収納することで、車内を広々と使うことができます。

また、スキーやスノーボードの板といった背の高い荷物も収納でき、荷物を雨風から守ることも可能。

そのため、ゴルフバックやキャンプ用のテント、折り畳み椅子といった濡らしたくないものの積載もルーフボックスなら心配ありません。

デメリット

ルーフボックスは車外に取り付けるため、風切り音が聞こえてくることや、空気抵抗が発生するため燃費が悪化する要因にもなり、JAFによると市街地で-2.5%、高速道路で-12.5%の燃費悪化という結果も出ています。

また、全高が高くなるため、背の高いクルマに装着すればトンネルや立体駐車場で制限を超えてしまうことも。

ほかにも、洗車時にルーフを取り付けたままであれば、屋根部分を洗うのが面倒になることや、ルーフボックスを装着したままではガソリンスタンドにある洗車機を使用できません。

ルーフボックスの選び方

出典:写真AC

さまざまなメーカーからルーフボックスが販売されており、自分の理想にあうものや愛車に合うものを探すのは至難の業。

ルーフボックス装着にはカーキャリアが必要なのと、『開き方』、『容量』、『高さ』、『デザイン』、『価格』、これら5つがそれぞれの商品で違うので、選択する項目になります。

ルーフボックスを装着する前にまずはカーキャリアから

まずルーフボックスを取り付ける際はルーフキャリアが必要となり、自らの愛車に適合したものでなければ装着できません。

ルーフボックスとカーキャリアは、必ずしも同じメーカーである必要はないのですが、積載できる用品が決まっている『専用キャリア』と、アタッチメントを交換して積みたい物を変えられる『システムキャリア』の2タイプが存在します。

そのため、ルーフボックスしか積まないと決めているのであれば『専用キャリア』が、将来的にルーフボックス以外にサイクル用やサーフィン用などルーフボックスに収まらないものも搭載したと考えている人には『システムキャリア』がオススメです。

開き方

まず、ルーフボックスはクルマの屋根全体を覆うほどのものは少なく、屋根の右側に装着するなら右開き、左側なら左開きのほうが適当で、両開きタイプのものであれば、どちら側に装着しても問題はありません。

容量

ルーフボックスは大きいものから小さいものまでさまざまですが、容量は300リットルぐらいものが多く販売されており、最大で500リットル近いものまで存在します。

また、容量だけでなく最大積載量も選ぶうえで大きなポイントで、最大積載量50kgぐらいがメインですが、多いものであれば75kgのものもあり、スキー・スノボー、キャンプ、釣りなどで4人分の荷物であれば50kgぐらいあれば賄えるでしょう。

高さ

立体駐車場の一般的な高さは、自走式立体駐車場で2~2.5メートル、機械式立体駐車場で1.5メートルです。

よって、ルーフボックスを装着するのであれば機械式駐車場は避けたほうが無難です。

また、立体駐車場を使うことがあれば装着時の高さを2.1メートル以下にすれば概ね問題なしとされています。

デザイン

デザインは、多くのものが空気抵抗を抑えるために前方から後方に行くにつれ、背が高くなっています。

ステーションワゴンやセダン、クーペといったクルマなら違和感なく車体とルーフボックスが一体になりますが、高さ制限と空気抵抗などを気にしなければ、デザインは個人の好みで選んでも問題はありません。

メーカー純正など愛車と同じメーカーロゴが入ったものを選択し、クルマとルーフボックスの一体感に拘る方もいたりします。

価格

ルーフボックスの相場は安いもので1万円代から、高いもので20万円近くするものまでさまざまです。

一方、カーキャリアは専用キャリアで約1万円、システムキャリアで2~4万円ぐらいが相場で、カーキャリアの多くは対応車種により価格が前後しています。

ルーフボックスの価格は容量や最大積載量が大きくなればなるほど、高額になってきますが、メーカーによっても上下します。

ネットで安く購入するという手もありますが、クルマの外部に装着する大型のものなので、現物を見て購入するほうが無難です。

メーカー

ルーフボックスの価格を決定する要素でメーカーがあると紹介しましたが、主力は以下の3メーカーになります。

メーカー名 概要
THULE(スーリー) スウェーデンに本拠地を置く世界的なカーキャリアメーカー。海外メーカーだけに、輸入車でも取り付けできる車種が多いのが特徴で、価格は他のメーカーにくらべて高額になっています。
INNO(イノー) 国内のカー用品メーカー『カーメイト』が展開しているカーキャリアブランドで、多くの国産車に適合する商品を揃えています。容量やサイズ、価格帯まで豊富な商品ラインナップを展開しています。
TERZO(テルッツォ) カーパーツメーカーの『PIAA』が展開する国産メーカーで、軽自動車に適合する商品を多く揃えます。他の海外メーカーに比べ、コストパフォーマンスが高く、自動車メーカー純正のカーキャリアをOEMで提供するほど信頼あるブランドです。

実は簡単!?ルーフボックスの取り付け方

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ルーフボックスを取り付ける前に、まずはカーキャリアを装着しなければなりませんが、カーキャリアを取り付ければ8割ぐらい終わったも同然です。

カーキャリアはキャリアを車体に引っ掛ける『フック』、ルーフボックスの取り付け部分になる『バー』、フックとバーを連結させる『スクエアーベースステー』の三つで構成されるのですが、この3つはメーカーごとに名称が異なります。

各パーツ メーカー別名称
THULE(スーリー) INNO(イノー) TERZO(テルッツォ)
フック 取付フック 取付kit 取付ホルダー
バー バー バー バー
スクエアーベースステー ステー フット フット

次に、ステーの取り付け方ですが、こちらも3メーカーによりことなります。

カーキャリアやルーフボックスを専門で取り扱う有限会社谷川屋が3メーカーの取り付け方を動画で解説しているため、引用して紹介しましょう。

有限会社谷川屋のホームページはこちら

あとは、ルーフボックスの取り付けですが、ルーフボックスは重いため、天井まで持ち上げるために二人以上必要なこともあります。

バーまで持ち上げれば、左右、前後を調整し、この時ルーフボックスが屋根に対して斜めにならないように注意しましょう。

位置が決まれば固定金具でルーフボックスとバーを固定し、取付完了となります。

最後に、きちんと固定されているか十分確認をしてください。

まとめ

セダンやステーションワゴンなど背の低いクルマが好きだけど、アウトドアも好きで荷物を積むから大型SUVやワンボックスを購入しなければならないというジレンマを、ルーフボックスを取り付けることで解消できます!

ルーフボックスは、カーライフを充実させるための必須アイテムです。

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