茨城県下妻市、筑波サーキットのすぐ隣にある『コシミズモータースポーツ』はAE86N2決戦を始めGr.A+やN1レースなどに参戦をするAE86のチューニングで有名なショップです。レースから得たノウハウとこだわりのパーツで製作されるマシンは細部までとても丁寧で美しい仕上がり!そんなコシミズモータースポーツに、お店と代表の輿水さんの歴史を聞いて来ました。

 

©Motorz

 

 

コシミズモータースポーツとは?

 

©motorz

 

コシミズモータースポーツは今から25年前に創業した、主にAE86のレストアやチューニングを行うお店で『AE86N2決戦』や『もてぎチャンピオンカップレース』、『アイドラーズ』などのレースにAE86で参戦し、数々の戦績を上げてきました。

また、筑波サーキットのEP82スターレットで行われるレース『TTC1400』にも出場を続けている事でも有名です。

 

代表 輿水好則さんの人生

 

©motorz

 

今回お話を伺った代表の輿水好則さんは、もともと『TNC-T』(トヨタノーマルカップターボレース)でドライバーとして活躍していましたが、24歳の頃にドライバーを引退し、レースメカニックに転向します。

そして、今までのレース経験とメカニックの活動を通して『速いクルマを作らないと勝てない』事を学び、余ったパーツをかき集めて自らマシンを製作。

そのマシンのハンドルを自ら握り、TNC-Tに再び出場すると毎戦練習無しのぶっつけ本番にもかかわらず、全戦入賞という結果に!

そこで「完成度の高いクルマを作る事で、ドライバーに良い思いをさせてあげられる!」と考え、今のコシミズモータースポーツを設立したそうです。

 

美しいマシンメイク

 

©motorz

 

今回取材に伺ったタイミングが、ちょうどお客様のハチロクを製作途中だったので拝見させて頂きました。

ハチロクは発売から30年以上経過しているクルマなので、ボディのリフレッシュは特に行いたいメニューの1つです。

エンジンルームやドア周りなどにスポット増しを行う定番メニューを施工中でしたが、コシミズモータースポーツでは仕上げにもこだわり、スポットを増した部分にスムージングを施して、より美しく仕上げる事を心がけているそう。

 

©motorz

 

またエンジンサウンドやエギゾーストノートにもこだわりがあり、自社で取り扱うAE86用のエグゾーストマニホールドは完全等長で製作する事で、気持ちの良いサウンドと排気効率UPを実現しています。

 

©motorz

 

このように速さだけでは無く、見た目の美しさや気持ちの良いサウンドにまでこだわり、ハチロクの魅力を存分に引き出す事ができるのもレース経験が豊富でAE86に長く携わってきたコシミズモータースポーツならではだと思います。

他にも、お客様の所有するN2仕様のハチロクがガレージに保管されていました!

 

©motorz

 

写真のハチロクはもともとAE86N2仕様で製作されたマシンで、お客様の要望でナンバー付きに作り直したそうです。

こちらは、レースで使用されていたマシンとは思えない美しさに驚きを隠せませんでした。

 

©motorz

 

ここまで仕上げるのには、レース仕様で製作されていた為、ナンバー取得に必要なスピードメーターやフロントガラスのウォッシャーなど、外されていた部品を再度取り付ける事に苦労したそうです。

このような要望にも応えてもらえるのはハチロク乗りだけで無く、これからハチロクに乗りたい人にも心強いのではないでしょうか。

 

ショップ情報

 

©motorz

 

住所:〒304-0823 茨城県下妻市五箇530-9
営業時間:10:00-18:00
TEL:0296-44-6755
FAX:0296-44-6756
E-mail:kms@tulip.ocn.ne.jp
URL:http://www.k-m-s.org

 

まとめ

 

©motorz

 

マシン製作やセッティングなどの話を伺う中で、輿水代表のAE86に対する愛情の深さが、ひしひしと伝わってきました。

ハチロクを手に入れたい方は勿論、ハチロクを所有している方やレースをしたい方も、ハチロクの魅力を最大限に引き出してくれるコシミズモータースポーツへ、一度相談に行ってみてはいかがでしょうか?

[amazonjs asin=”B074JDN6P4″ locale=”JP” title=”AUTOart 1/18 トヨタ スプリンター トレノ AE86 頭文字 D プロジェクトD ファイナルバージョン 完成品”]

Motorzではメールマガジンを配信しています。

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!