今回ご紹介する商品は、自動車の故障診断ツールです。車両に接続するだけで、スマホアプリを介して車両の様々なデータを収集して分析、確認することができます。車のカスタマイズが好き、走りが好きな人にも大変おすすめな商品になります!!

Infocar本体紹介

今回ご紹介する自動車故障診断機「Infocar」の内容物は、本体と日本語対応の説明書の2つになります。

専用アプリはiOSとAndroid OSの両方をサポートしていて説明書に記載のQRコードからダウンロード、Infocarスマートスキャナーと接続します。

本体サイズは11.4cm×7.3cm×4.4cmで重量は90gとてもコンパクトなので、車両に接続した状態でも邪魔になるようなこともないでしょう。

本体には取っ手を装備していて車両から取り外す際に指を引っ掛けて引き抜きやすいです。

接続は車両のOBD2端子に繋ぎます

OBD2端子は、自動車に搭載されているコンピューターの自己故障診断機能に接続するための端子で、世界共通になります。

OBD2端子の場所は車両によって違いますが一般的には運転席の足元、もしくは助手席の足元にあります。

わからない場合はディーラーや整備工場で確認すると良いでしょう。

今回、取り付ける車両はルノーのルーテシアRS、輸入車になるのでセンターコンソールの小物入れにある蓋を開けるとあります。

端子の向きを合わせて差し込めば接続完了です。

差し込むとLEDのインジケーターが点灯します。

右側がPOWER(電源)、真ん中がOBD(通信確認)、左側がLINK(Bluetooth)のランプになります。

左側のランプでスマホのアプリとの連携状況が確認できます。

スマートスキャナーを車両に接続できたら、スマホにアプリをダウンロードして連携をしていきます。

機能紹介

アプリをインストールして、起動するとログイン画面が表示されます。

ログインは各種アカウントでログインすることが可能です。

ログインが完了すると次に車両登録の画面に遷移します。画面に従って操作します。

メーカーの選択、モデル、燃料タイプ、年式、排気量を登録します。

スマートスキャナーとの連携はBluetoothを使用します。

詳しい機能をご紹介します。

  • ダッシュボード

こちらには速度やPRM(エンジン回転数)、冷却水温度、吸気温度など様々な情報がユーザーに好みに合わせてカスタマイズが可能です。

左にスワイプすると更に情報が表示されます。スロットル開度やエンジンの負荷をグラフ化したもの、X,Y,Zそれぞれの加速度センサーがあります。

スマホを横向きにすると表示もそれに対応した表示に切り替わります。

車両の情報が様々見られるとご紹介しましたが、これは車両のセンサーの有無に左右されるのでルーテシアRSではエンジンオイルの温度は確認ができません。

  • モニタリング

こちらはOBD2で読み取れる情報を数値で表示します。タブを切り替えるとグラフでも確認も可能です。

  • 車両診断

車両はエラーコードを表示するとディーラーやショップにお願いしないと消すことができません。

スマートスキャナーでは現在の故障コード、保留中の故障コード、過去の故障コードが表示されます。

故障コードはディーラーやインターネットで意味を調べることができます。

ABSや速度に関する故障コードはすぐに対応する必要がありますが、軽微なもので走行に支障がないものであればスマートスキャナーを使用して消すことができます。

ディーラー等でお願いすると4,000~10,000円の手数料がかかることがあります。

ほとんどが通常運行に支障がありませんが、2024年10月から車検に車載式故障診断装置を用いて自動車を点検する検査が本格的に開始されます。

対象車は国産車が2021年10月1日以降の新型車、輸入車は2022年10月1日以降の新型車(フルモデルチェンジ車)になります。

  • ドライブレコーダー

本格的なドライブレコーダーと比べると見劣りしますが、スマホのカメラを使用して撮影が可能です。

レンタカーや取り付けているドライブレコーダー故障している間だけ使用するという使い方におすすめです。

  • メンテナンス記録

エンジンオイルや燃料フィルターなどの次回交換する周期の設定が可能です。

走行距離、時間周期それぞれを設定することができます。

交換時期が来ると通知などで知らせてくれるので大変便利です。

  • 運転日報

走行距離や走行時間、消費燃料などが記録され、仕事で車を使用される方には大変助かる機能になります。

走行データはグラフやテキスト、地図データと連動して表示が可能です。

その他にも色々機能があるので詳しくはHPをご確認ください。

走行インプレッション

それでは実際に走行しながら機能について見ていきたいと思います。

取付は走行中でも見やすいようにダッシュボード上に設置しました。スマホで表示ができるので専用の取り付け器具を用意することなく、日常で使用しているホルダーを流用できるのも特徴です。

速度や温度、瞬間燃費などの表示単位は日本の規格に合わせて変更することができます。

接続はBluetoothなので遅延がありますが、設定でよりリアルタイムに近い表示にも変更が可能です。

燃費に特化した画面もあり、燃料価格を設定しておけば消費した燃料から給油した際の燃料代を表示することも可能です。

燃費を気にして走行することで急加速や急ブレーキが抑制できて結果的に安全運転に繋がります。

まとめ

取付が簡単で走るのが好きな方は手軽に追加メーターが設置できて、サーキットを走る際にはラップタイムや車両の状態を確認ができます。

日常でも燃費を気にしながら走行して安全運転に貢献したり、車の調子が悪いときに手軽に診断して確認ができます。

これだけの機能が使用できて2024年9月現在Amazon価格は6,160円で購入可能です。

故障コードをディーラーで消してもらう手数料を考えるととてもお買い得だと思います。

Infocar:https://www.amazon.co.jp/Infocar